グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

グリーンペイント寺沢です


北海道の住宅には積雪による建物への荷重を軽減する目的で

勾配屋根が多く、その中でも三角屋根と呼ばれる急勾配屋根があります。
代表的な三角屋根ですね
積雪の重さというものは私達の想像を超えるようで、荷重計算されて建てられる

平屋根の家でも、屋根に積もった積雪(積雪1m程度)を雪下ろししない状態を

数年~数十年繰り返すと、家の各所に建具の歪みが出て窓がしっかり

閉まらなくなったりするなど、特に開口部廻りにはっきり表れてくるようで

そのような積雪荷重による建物へのダメージとは無縁といえるメリットが

勾配屋根にはあります。

しかし・・・【光ある所に影有り】←言ってみたかった^^;

勾配屋根はメンテナンス性の影響からか?はたまた他の影響か?平屋根に比べて

サビや塗装膜剥離が多く発生している屋根を見ることが多いことは事実です。
近づてい見ると
考えられる要因としては

1.メンテナンス性の悪さによる影響

  勾配屋根、特に急勾配屋根はメンテナンス時に不安定な姿勢になることが多く

  グリーンペイントでも三角屋根の塗装はロープを使っての作業で平屋根の

  倍近くの労力が必要になり、何事においても平らなところに普通に立って
 
  いられることの有難さをこのような作業をしているときに痛感するものでして^^;
  細かい傷にサビが発生している
  そのような条件からも平屋根では容易に行える研磨、錆落とし作業も
 
  キビシイ作業環境では簡易的なものになってしまう傾向があるのかもしれません。
  
  その結果、塗装膜剥離やサビの再発が塗装施工後早期に現れ
 
  急勾配屋根の劣化が進行していくことが考えられます。

  ※グリーンペイントでは三角屋根のような急勾配屋根でも平屋根と同様に
    しっかり研磨の下地処理を行っています!!
    詳細は同ブログ内2016年8月22日付けの【グリーンペイントの屋根塗装】
    をご覧ください!!^^

  三角屋根上部よりも下部にサビが多い
2.雪氷が滑落する速度と力による影響
 
  水分の少ない粉雪がサラサラと落ちていくぶんには何も影響ありませんが
 
  昼間の屋根トタン温度が上昇したとき、溶けた雪の水分などが

  夕暮れと共に凍結し、そこへ雪が付着して厚みが増した所へ

  再度昼間の気温上昇でトタン近くの雪が溶ける→凍るを繰返し

  重く厚みのある雪氷が形成されると、その雪氷にある条件が重なり

  摩擦抵抗を失った時、重い雪氷が滑り落ちる際のイメージは・・・恐ろしい|д゚)

  雪氷の状態によってはコンクリートブロックの塊が

  屋根塗装膜の上をガタガタガタッァーーー!?と落ちていくような

  シチュエーションが実際にあるようです。
  下部には補修した跡もあるが
  急勾配屋根の表面を観察すると明らかに屋根上部よりも下部に

  劣化が集中していることも、そのような現象が発生しているとうなずけます。

  特に屋根下部の最端部は錆の発生が著しく、多くの屋根で同じ部位の

  サビ発生が見られることから、あの恐ろしげな氷の塊が滑り落ちてきたときに

  屋根端部で重力に引かれ、真下へゴリゴリッっと屋根端部を削りながら

  落ちていくのですね。
  勾配屋根の端部には強い負荷が掛っているようです
  平屋根は積雪により冬期間は常時湿潤状態にさらされることで塗膜への

  悪影響があり(塗膜への長期間の湿潤環境とは塗料メーカーによる塗膜テストでも
  行われないような塗装膜にとって特殊環境と呼べるほどの劣悪な状態になります)


  勾配屋根は雪氷が滑落する際のエネルギーによるダメージが発生する。

  このように平屋根、勾配屋根双方に発生してしまう問題から思うことは

  寒冷積雪地域での平、勾配屋根に影響する屋根塗装膜への劣化要因は

  人間の力では防ぐことの難しい自然現象であること

  を受け入れたうえで、北海道の屋根塗装は工事1回当たりのコストを低く抑え
  
  7~8年程度のメンテナンス周期でコンスタントに屋根の塗装工事を行うことは

  オーナー様の経済的負担も軽減することが出来、なおかつ

  最も屋根材の寿命も延ばすことが出来るとおもいます


  

  

   

グリーンペイント寺沢です


6月上旬は手稲区稲穂住宅を施工させて頂きました。
手稲区稲穂住宅の足場仮設
稲穂住宅はタイル模様風のスチールサイディングで

そのデザイン性を活かす方向でクリヤー塗装を行うことになったのですが

北海道のスチールサイディング施工に多用されている悲しい現実・・・

窓廻り、外壁目地廻りすべてにシリコンシーリングが施工されている状態で

通常の施工であれば、シリコンシーリングの影響による塗装膜剥離が

懸念されるのでシリコンシーリング処理をしてからの塗りつぶし塗料で

1色か2色仕上げがセオリーなので、その旨を説明をさせて頂いたうえで

施主様の強いご要望により既存サイディングのデザインを生かした

クリヤー塗装を施工するはこびとなりました。
塗料飛散防止ネット張り作業
外壁洗浄作業では若干のチョーキングがあるので、ある程度は洗浄で落としながら

しかし、あまり強く洗浄を当てすぎると色抜けや洗浄跡が出てしまうと素地を表す

クリヤー塗装が台無しになってしまうので実に微妙な洗浄加減が必要となります。
高圧水洗浄作業
洗浄後はシリコンシーリングへの塗料付着性向上の為に脱脂処理を行います。

通常であればシリコンシーリングへの付着性が高い塗料を塗ってからの作業ですが
※↑通常のシリコン処理塗料はシリコンシーリングへの密着性が通常塗料と比べると高いほうなのですが
  それでも完全密着することは出来ず、シリコンシーリングから滲み出すシリコン油の影響等から
  シリコンシーリングへ完全密着する塗料は現時点ではこの世に存在しないのです!! 
  高性能シリコン処理塗料→密着性75%、低性能シリコン処理塗料→密着性50%というイメージです。

窓廻りにはシリコンシーリングが
シリコン油と汚れを除去
綺麗になりました
シリコンシーリング処理塗料はメーカーにより銀色だったり乳白色だったりと

色がついてしまう為、クリヤー仕上げには適さないので

シリコン処理液は施工しない方向でシリコンシーリングもクリヤー色での

クリヤー塗装仕上げという施工内容なのでシリコンシーリング上のクリヤー塗装が

仮に剥離しても美観上の影響は少なく、シリコンシーリングの最大のメリットである

とんでもない耐久性!?20年以上?いや30年以上の耐久性があるであろうことから

シーリング上の塗料が剥がれてもシーリング耐久性には影響はほぼ無いだろう

という見解で影響は最小限で済むと思います。
※稲穂住宅での工法は通常のシリコンシーリング施工住宅では行わない施工方法であり
  施主様との入念な打合せと確認を何度も行い施工しております。
 

サイディング板材の塗装は良好な状態だったのですが
コーナー材だけチョーキングしている
コーナー部材の塗装はチョーキングが進行していて触ると

粉が付くような状態からクリヤー仕上げで色ムラになる可能性が高いので

溶剤拭き取りを行いチョーキング粉化物を除去しておきます。
溶剤拭きすると
粉化物がとれます
屋根は数年前に塗装したようで軽度の劣化しか発生していない状態だったので

黒色サビ止め塗装でタッチアップ塗装を行います。
屋根は錆止めタッチアップ塗装
稲穂住宅には平屋根と別に急勾配屋根があり

急勾配屋根に取り付けてある天窓からの漏水が発生していると

お客様からの相談を受けていたのでガラス周りの防水シーリングを確認すると

浸水しそうな箇所があったので既存シーリング撤去後に

厚みのあるバッカー材を利用してオーバーブリッジ工法で

太く、厚く念入りに施工しておきました。
天窓周りのシーリング防水
防水シーリングは厚みが肝心

グリーンペイント寺沢です


東区東苗穂住宅の続きです。

前回は木部塗装の作業記録を載せさせていただきましたが

今回はそのほかの塗装部位の説明をさせて頂きます。

東苗穂住宅は基礎高の平屋造りで、基礎高施工は基礎コンクリートの上に

仕上げモルタル(薄付けモルタル)が施工されてあり、この仕上げモルタルが

薄く施工されていることからか、経年劣化により亀の子状にひび割れている状態を

見ることも多く、そこまで劣化していない場合でも多数のひび割れが発生します。

また、仕上げモルタルをそのまま暴露していた期間が長くなると

表層モルタルの中性化が進み大量の粉化物がモルタル表面に蓄積しているので

塗装仕上げでは高圧水洗浄で完全に粉化物を落とすことが必須となります。

基礎は地面と接しているので土の湿気による影響も受けやすく

密着作用の強いシーラーを選定しないと塗装後の塗装膜剥離が

発生しやすくなるので施工には注意が必要です。
基礎モルタルにシーラー塗装
シーラー塗装後にひび割れに補修材を刷り込み埋めていきます。
ひび割れは補修材を刷り込み充填
外壁はALC材で既存塗膜も数回の塗替え施工から厚くついているので

劣化箇所のみシーリング打替えを行い、下塗りにはひび割れ埋め戻しと

施工後のひび割れを予防する効果のある微弾性フィラーを塗装。
外壁微弾性フィラー下塗りです
水性微弾性フィラーは厚く塗るほどひび割れ予防の効果が上がるので

※通常ローラーで出来うる限りの厚付けで塗装しました。
 
  突然ですが厚付けへの私のこだわり 
  パターンローラーではなく通常のウーローラー、又はマイクロファイバーローラーで
  塗料を厚くつける作業というものは千差万別とでも言いましょうか?
  職人による感覚の違いが大きく表れる作業でして
  「厚くつけた~よ~~👋」などと手を振っているからといって
  本当に厚くついているか? それはわからないのです!!
  それは、本人の感覚によるものであって厚かったか?薄かったか?は
  外壁面積に対して塗料缶を何缶使用したか?←これのみが正しい答えとなります!!
  私は微弾性フィラー塗装作業時はいつもイメージします←アブナイ人ではありません^^;
  このたっぷりと塗ったフィラーが数日後に完全乾燥した姿
  きっと今塗っているみずみずしい厚みのある塗膜も乾燥後にはやせ細っている・・・
  それを見越して「これでもかッ」というぐらいに厚付けして塗装しています
  微弾性フィラーにはいつもそれぐらいの心持で作業にあたっていますm(__)m


その後に水性シリコン塗料での色違いでの中塗り→お客様から指定された色で上塗り。
中塗り後の上塗り仕上げ
中塗りに白色を使い上塗りは薄いクリーム色なので非常にわかりにくい

写真となってしまいすみません。


屋根には最近珍しい木製の雪止めが設置されています。

固定アングルは鉄製なので塗装、屋根トタンは黒色サビ止めを全面に塗装し
屋根黒色サビ止め塗装完了
上塗りは2液ハイソリッドシリコン塗装で仕上げました。
2液混合型ハイソリッドシリコン仕上げ
毎回思うのですがハイソリッドシリコンは厚みが違いますね。

屋根塗料にも系統と呼べるものがあり、木部塗料ほどはっきりはしていませんが

含浸作用の強いタイプと造膜作用の強いタイプに分かれ

ハイソリッドシリコンは造膜作用の強い塗料だと思います。
強い光沢です

造膜作用が強いということはしっかりした塗装膜を形成するので

塗膜に厚みが出て高い耐久性と艶がメリットとして現れますが


デメリットとして高粘度や高固形分から含浸作用が減ってしまい

作業性の悪さや塗装膜剥離のリスクが高くなることがあげられます

思わず手をかざしたくなる^^;
このハイソリッドのリスクを防ぐのに最も有効なのが

グリーンペイントの屋根塗装で標準作業となっている

屋根全面への研磨作業!

屋根トタン表面のチョーキング塗膜、その他汚れなどを削り落とし

その研磨で出来た細かい傷が塗料の足がかりとなり

塗装膜剥離を防いでくれます!

それにより弱点の塗膜剥離を防ぎながら1回塗りで2回塗りと同等の

膜厚を確保し高い耐久性と艶を確保し

1回塗りの価格で2回塗りの性能を引き出すことが出来るのです!!

非常にコストパフォーマンスの高い塗装であると自負しています

是非ともグリーンペイントの2液ハイソリッドシリコン塗装に

お問い合わせください、お電話お待ちしております!!

足場解体風景
足場解体後の清掃
この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただき誠に有難うございました!
雨の下しる五月哉


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