グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

グリーンペイント寺沢です。


10月中旬は北区新琴似住宅を施工させて頂きました。
北区新琴似住宅
新琴似住宅は、お隣様が当店で外壁施工させて頂いたご紹介のお客様になります。

この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただきありがとうございます!
変わった施工
シーリング打ち換え作業があるので、作業がやりにくい面格子を外していると

これは。。。見たことがありません。
シリコンシーリングで架台?
なんでだろ~~なんでだろ~~♪ というフレーズが頭からはなれない。。。|д゚)

これはきっと、押戸の開口幅を確保するために面格子を浮かせたかった

引き戸用の面格子なんですね、きっと

そんな面格子を押戸に取り付けたいので長いビスを使って無理やり

取付けたけど。。。「さすがに不格好すぎない?これ?」

「オオっ!いいこと思いついた!!丁度明日シール屋さん来るから大丈夫だ!」

シール屋「無理言うなよ~~この納めはないだろうよ~~知らんぞ」※心の声

こんな感じで空想してみました・・・
下屋と壁の収まりもおかしい?
ここにもありました、明らかにおかしい収まりです。
この隙間から水が入るはずです
壁と屋根金物の取り合いにシーリングされてません。

単純に考えると室内に雨漏りするだろうと思いますが、施主様からは

雨漏りの話は伺っていないので、はたしてどうなっているのか?

築年数から外壁金属サイディングは後で張ったものだと思います。

なので下地のモルタル壁内部に屋根端部は埋め込まれているはず!

だから大丈夫なのか!と思いもしたが。。。この屋根張替えたか?重ね張りか?

ややこしくなってくるので、この取り合いは念のためシーリングしておきます。
シーリングマスキングテープ
既存のシーリングは撤去して新たにシーリングを施工します。
シーリングプライマー
シーリングプライマー塗布。
サビ発生個所のケレン
外壁スチールサイディング、軒天井との取り合いにはサビが大量に

発生しています。

このサビ凸部を除去しないで塗装すると、2~3年でサビが再発します。


続く。。。




グリーンペイント寺沢です。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。


北29条付近住宅の続きです。
中塗り塗装
前回は下塗りまで終わっていたので中塗りを塗っていきます。
上塗り塗装
上塗り塗装で元の色に戻すような感じになりました。
軒天井の下塗り
軒天井の下塗りシーラー塗装です。

写真でもわかるようにシーラーがすごいスピードで吸い込まれていきます。

軒天井は劣化が進行しやすいので、シーラーを塗装して吸い込みを止めておきます。
屋根サビ止めタッチアップ塗装
10年前に当店で屋根を塗装させて頂いたのですが、小さな塗膜剥離が

各所に発生していました。

剥離箇所は全て下地のトタン素地が出るような剥がれ方をしています。

北29条付近住宅は築年数40年以上ということから考えて3回くらいは

屋根塗装を施工しているはず、そのうちの1回が当店で工場出荷時の塗膜を入れて

4回分の塗膜があるのに、そのすべてが剥がれ下地の金属まで露出するということは

1回目の屋根塗装まで期間を空けすぎたことが原因で、最初の工場塗装が風化し

トタンへの密着性が低くなったところへ塗替えをしてしまい、塗り替え回数を

増やすことで塗料の乾燥収縮作用の引っ張り力に耐えきれなくなり、

塗膜剥離が発生する仕組みです。

屋根塗装完了
このようなことから最初の塗装は10年位で塗装しておくこと。

これに尽きると思います。


しかし塗膜浮きが発生する状態ではあれ、10年間でそこまでひどい

サビに発展もしないようなので、かなり高額な工事になる屋根張替えや

塗装膜全面剥離まで行う必要があるか?

必ずこうしなければいけません等と言い切れる問題ではないので

当店としては事情説明をしたうえでの施主様の判断を尊重しています。
塩ビシート用のプライマーを塗装
下屋根排水ダクトが逆勾配になっていて、排水口の逆側に最大で8cmくらい

水が溜まっています。

施主様から「充填材のようなもので勾配調整できないだろうか?」との

ご要望があったのですが、スタイロフォームで形成してシーリングで防水

という方法で勾配取りをしていたパターンは、どこかから水でも入ろうものなら

内部でメチャクチャにサビが進行するのを見てきました。

直接シーリング等で勾配を取るというのも8cm分を勾配均しすると

とんでもない量のシーリングを使用するのと、厚すぎで硬化不良や断裂発生の

リスクも大きいでしょう、ウレタン防水の基材なんかも同様に問題が起きます。
ダクト内を防水しました
雨水が最大で8cm溜まる条件ならば、塗膜より防水膜のほうが良いはずです。

時期によっては自然乾燥もあり常時冠水しているわけでもないので、低コストで

メンテナンス性も良い防水仕上げで施工しました。

玄関扉の既存塗膜を剥離
玄関木製扉は施主様がホームセンターで購入したニス等を塗装してあったのですが

バラバラと剥がれた状態になっていました。

木部用ニスは外部で使用すると耐候性が弱いのですぐダメになります。

塗装膜全面剥離後に木部用防腐保護塗料の2回塗りで仕上げました。

こちらも低コストでメンテナンス性の高い塗料なので

次回メンテナンス時にはとても安い工事金額で施工できます。



いつも当店に工事ご依頼してくださり誠にありがとうございます!
最後まで読んでくれてありがとうございます!

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グリーンペイント寺沢です。


10月上旬は北区北29条付近住宅を施工させて頂きました。
北29条付近住宅
北29条付近住宅は2013年9月に当店で屋根塗装を施工させて頂いた

リピートのお客様になります。

再度、当店をご指名頂きありがとうございます!足場仮設完了
北29条住宅は変わった形の住宅で、片流れ屋根なのですが

屋根の勾配が急だからか?水下の屋根端部位置が高すぎるのか?

水上方向の屋根端部は3階建てと同等の高さがあります。

パット見た感じではそのように見えないので感覚ってあてになりませんね(^^;
10年1か月経過した屋根です
屋根は10年経過していますがサビは水下側の端部に発生しているくらいです。

勾配屋根の水下側端部は雪氷に削られるのでどうしてもサビが出やすくなります。
サビの発生はナシ
前回塗装時の10年前には当店は2液混合型シリコン塗料を使用していましたが

表面をこするとチョーキング層の下にはまだ活膜が残っているようで

10年位は問題ない耐久性が確認できます。
シーリングにブリードが発生しています
既存のシーリングには部分的ではありますがブリードが発生しています。

このブリードの発生理由は、サイディング施工時のシーリング工事で

2液硬化型シーリングの攪拌方法が悪く、硬化不良が発生したことに

よるものだと思います。
弱溶剤でブリードを除去します
弱溶剤でブリードを除去しておきます。

今回の工事では、既存シーリングは撤去して新たにシーリングを施工する

打ち換え工法なのですが、このブリードはカッターでは除去しきれないので

このように対応しています。
下塗りシーラー
下塗りシーラーは弱溶剤2液エポキシシーラーを使用しました。


続く。。。





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