グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

グリーンペイント寺沢です。


7月上旬は東苗穂住宅と並行して石狩市花川住宅を施工させて頂きました。
石狩市花川住宅
花川住宅の施主様は、当店のお客様とのご友人で

その方からご紹介で工事依頼を頂きました。

ご紹介して頂き誠にありがとうございます!
足場仮設完了
基礎高住宅なので、かなり高さのある足場になりました。

花川住宅は道路を挟んで向かいが中古車販売店なので

塗料飛散防止にはとても気を使います。
シリコンシーリング
花川住宅のシーリングは全てシリコンシーリングが施工されています。

木の城たいせつの住宅は、塗装可能シーリングとシリコンシーリング

の2種類があり初期のたいせつ住宅は前者で、後期はシリコンシーリングが

多くなっているように思います。
弱溶剤で脱脂処理
なぜ?シリコンシーリング施工に切り替えたのか?

シリコンシーリングは耐久性こそずば抜けて高いですが

伸縮性が低く、すぐ断裂するので動きの大きい箇所には不向き

シリコンオイルによる汚染もひどく、メンテナンス時の塗料密着不良等々

外装建築材としては問題の多いシーリングです。

変性シリコンシーリングと比較してシリコンシーリングは単価が安い=

コストカットというのが採用の最大理由だとしたら

その後の木の城たいせつがた辿った経緯に頷けます。
油分と汚れが取れました
弱溶剤でシリコンオイル+それに絡まったゴミ、埃をふき取ります。

通常塗料はシリコンシーリングには絶対密着しないので

比較的密着性が高いプライマーを塗装するしかシリコン処理の方法が

ありません。

上記の脱脂処理をせずにプライマーを塗った場合も油膜の上に

塗装したのと同じことになるので簡単に剥がれます。



花川住宅は職長斉藤氏が担当するので工事記録はここまでになりますm(__)m




グリーンペイント寺沢です。

7月上旬は東区東苗穂住宅を施工させて頂きました。
東区東苗穂住宅
東苗穂住宅は4年前に屋根塗装をご依頼いただいた

リピートのお客様になります。

再度、当店に工事ご依頼いただき誠にありがとうございます!
足場仮設完了
今回は屋根の塗装は行わず、外壁塗装のみになります。
シーリングを切ると
まずは既存のシーリングを撤去していくのですが

窓廻シーリングにカッターを入れると水が出てきました。
かなりの量の水が出てきた
ほとんどの窓からかなりの量の水が出てきます。

このタイプの水切りが付いているのは見かけますが

よく見ると窓枠コーナー材と水切りの隙間にシーリングしてあります。
ここはシーリングを打ってはいけません
いつもはこの隙間にはシーリング施工されてなく、隙間が空いています。

詳しい構造まではわかりませんが、窓枠サッシに溜まった水を逃がす

形になっているようで、サイディング施工の際のシーリング工の

知識不足により長年水がたまり続けていたようです。

塗装工である私も、建築役物の下場はシーリングで塞がないほうが良い

ということくらい知っています。

ましてやシーリング工ならば下場を塞ぐということは、もしもの際に水が抜けず

大きな問題になることくらいは知っていて当然と思います。
幅、厚みとも既存の倍
金属サイディングの既存シーリングはたいていの場合

細く、薄く施工されてあります。

美観上、綺麗に見せるため等々、理由はあるのでしょうが

材料費が少なく済むので利益率を向上させることが出来る

というのが最も大きな施工理由ではないかと思っています。

既存シーリングと比較して厚み、幅とも3倍くらい確保できるように

シーリング施工しています。
シーリングプライマー
シーリング専用プライマー塗布。
スチールサイディングに発生しているサビ
金属サイディングは軒天井の近くなどにはサビが発生しやすい。
雨のかからない所がさびます
雨がかかりにくく、蓄積物が洗い流されることがないのが

錆の発生理由です。
かなりサビています
既存塗膜下からモコモコとした白錆が発生しています。
サビ発生個所は錆止めタッチアップ
サビが発生している箇所には錆止め塗料を赤錆色でタッチアップ塗装します。

錆の発生理由が、雨が直接かからないせいなので塗替え後も

サビが発生しやすい条件は変わりません。
そのあとに全面さび止め塗装
サビ止めタッチアップ塗装後にグレー色で全面さび止め塗装を行います。

サビ止め塗装が2回塗りになることで防錆力が大きく向上し

塗替え後のサビ発生を確実に防いでくれます。

この錆止めタッチアップとサビケレンで1人工位必要になります。


塗装工事は材料費よりも人件費が大きなウエイトを占めており

同じ金属サイディングのシリコン仕上げ見積でも例えばこのような手間を

どれくらいかけているかで会社の利益率は変わってきます。


闇雲なコストカットは悪質な安い工事金額、オーバースペックになった手間は

自己満足的な高い工事金額、双方ともに主観性が強くなりすぎ

客観的に見て金額と手間のバランスはどうなっているかの確認判断が弱い。


必要なものは確実に行い必要ないものを見極める

難しい判断ですがそれを的確に行えるよう、必然的に増えていく経験と知識

それに伴いどんどん強くなってしまう主観に偏りすぎず、客観性を主体に

品質向上へとつなげていきたいと考えています。





グリーンペイント寺沢です


北広島市大曲住宅の続きです。
あいじゃくりすきま
あいじゃくりの隙間です。
隙間を埋めます
あいじゃくり隙間を埋めます。
上塗り
外壁上塗り。
鉄骨階段の研磨
鉄骨階段はかなりサビていたので電動工具でサビを除去します。
サビ止め塗装と端末シーリング
赤錆色錆止め塗装と階段端末のシーリング。
鉄骨階段はこの部位からサビが出やすい
鉄骨階段は溶接部からサビが出やすいのでシーリングで塞いでしまいます。
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仕上がり。

冬期間は雪に埋もれる場所でとてもサビやすい条件なので

階段踏み面は、サビ止め塗装2回塗り、上塗り3回塗りという

極厚塗膜で何とか持ってくれると思います。
Uカット
基礎のクラックはUカットシーリング工法で処理します。
シーラー塗装
シーラー塗装。
微弾性フィラーでぼかします
吹き付けパターン後の肌違いをぼかすために微弾性フィラーを塗装。
中塗り
中塗り。
上塗り
上塗り、濃いバイオレット色で仕上げます。

めったに塗る機会のない濃色具合です。
バルコニー土間の欠損
バルコニー床面の欠損。

鉄部と接している箇所は爆裂、欠損が発生しやすい。
ポリマーセメントで補修
吸水防止剤を塗ってからポリマーセメントで形成します。

しかし、ポリマーセメントでもその上に保護層がないと

数年で欠損につながる可能性が高くなります。
防水プライマー
ポリマーセメント系防水材のプライマー塗装。
防水基材1回目
防水基材1回目。
防水基材2回目
防水基材2回目。

だいぶ厚みが付いてきました。
トップコート仕上げ
トップコート仕上げ。

このポリマーセメント系防水材は施工後3年、5年、8年と

経年の状況を見てきましたが、積雪寒冷地で下地がセメント系の場合は

とても信頼性が高い防水材であることは確認しています。
ガラスクリーニング
塗装完了後は窓ガラスをクリーニングします。

高所の窓ガラスは施主様が窓ふきするのが難しいので

しっかり美装するように心がけています。
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この度は再、再度当店に工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!



















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