グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

2018年07月

グリーンペイント寺沢です


7月中旬から下旬にかけては、東区北40条付近住宅の塗替え工事です。

札幌市北~南、~条という地名はあえて、付近という表記をさせて頂いております^^
東区北40条付近住宅
北区太平住宅と並行する形で作業していた、北40条付近住宅は

大型住宅 + 基礎高も合わさって、大量の足場資材を使っています。
足場仮設作業中
まだ40代半ばの私と職長斉藤氏ですが

足場仮設作業ほど、若手社員達が頼もしく見えるときは、ないッ!!^^;

【老いては子に従え】このような言葉が40代にして

見えてしまって良いのだろうか?・・・恐ろしい(*_*;
逞しい腕です!
外装材はスチールサイディングなので

窓廻りにはシリコンシーリングが施工してあるパターンです。
外壁目地廻りのシリコンシーリング
窓廻りにはシリコンシーリング
汚れ落としと、脱脂処理をしてからシルバー色のシリコン処理を塗っておきます。
シリコンシーリング処理
その後は、軒天井の近くに出ている白サビを入念に研磨してから

グレー色のサビ止め塗料で部分補修塗りを先行します
軒天井の近くに白サビ発生
グレー色サビ止めでタッチアップ塗装
白色サビ止め塗料を全面に塗装
白色サビ止めを全面に塗装
錆止め塗装後は、グレー系の色違い中塗り塗装→指定色上塗り
色違い中塗り後の指定色上塗り
外壁についている既存換気口は、前回外壁メンテナンス時に交換したもので

無塗装で取り付けられていたので10数年経過で

ボロボロ
に劣化していました。

既存換気口は全てボロボロ
踏むとグシャッと潰れる!
既存換気口は、全て耐候性の高い樹脂を使用した換気口に交換

端末シーリングで防水処理をした後、樹脂プライマーを塗装し

外壁と同色で塗装コーティングしてあるので

20年以上の耐久性を発揮してくれるでしょう!
耐候性の高い換気口に交換
北40条付近住宅の足場解体は、ローテーションの都合から珍しく

晴れた日の作業となり、真夏の晴天なので暑くはありましたが

北海道の夏らしいカラッとした、真夏の作業は気持ちがヨイ!!^^
足場解体作業中

この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き
誠にありがとうございました!!


今年もロールを作っていますね^^



グリーンペイント寺沢です


今回は、7年前にグリーンペイントに工事のご依頼を頂いたお客様から

再度、屋根塗装工事のご依頼を頂くことが出来まして

リピート屋根塗装施工を紹介させて頂きます!


この屋根は今でも記憶に残っているくらい、インパクトのある劣化をしていて

とにかくサビがひどかった!?

通常のサビかたではありませんでした・・・
劣化が激しい屋根
当時、お客様からお聞きした話では、中古で買ったのが5~6年前で

購入時には「屋根塗装のメンテナンスはしています」と不動産会社から聞いていたので

まさか、それほどの劣化をしているとは。。と、愕然とされていたのを覚えています。


屋根塗装後5~6年程度でこのような劣化が発生する原因とは?

ここまでサビているのも珍しい
前回塗装時に屋根全面に対しての下地処理はおろか

サビが発生している箇所のサビ落としもせず

サビの上からそのまま上塗り塗料を塗るとこのような劣化が発生します



それは、サビの上に不完全な蓋をするようなもので

サビは顕微鏡で見ると、細かな凹凸が集まったような形をしていて

凹凸はなだらかではなく、鋭い形状で、なおかつ

もろくて崩れやすい不安定な酸化物質です。
サビの深度も深い
そのような性質を持つサビに直接塗料を塗っても

剣山にペンキを垂らしたようなもので、針先には塗料が付かず

下の方ばかり厚く付く、不均等な塗装膜になってしまいます。


その結果、
サビ上の塗膜に防水性は無く、雨水はたやすく侵入するので

酸化が進み、さらに悪いことにサビ上の塗膜が蓋の役割になり

浸水した雨水、雪解け水がサビの中で蒸発しづらい状態になり


塗膜下で酸化が急激に促進され、穴が空くほどの腐食に繋がります



正しい下地処理が出来ない場合は、塗装した方がもっと酷い劣化を招き

下手に塗装しないほうが良かったということにもなってしまいます。

トタンが腐食して穴まで開いている
このような劣化状況だったので、お客様へは屋根板金の張替工事をお勧めしましたが、

屋根塗装との工事金額差は3倍以上にもなり、それも既存板金に被せて

施工するかぶせ板金工法だったので、その工法は施工後の問題点も多く



また、完全な形で施工する既存屋根板金を撤去して

下地の防水シートも撤去してから新しい防水シート→新規屋根板金という

通常正規の屋根板金張替工事ともなると

屋根塗装と比較して5倍以上の工事金額にもなり

予算の都合上から屋根塗装工事で最善策を行うという方向性になりました。
前回施工から7年経過
そのような経緯から、7年前の施工ではサビの再発や穴あき箇所の防水対策を

入念に行った結果、今回のリピート受注を受けることが出来ました。

7年経過の状態としては、既存塗装膜に若干の艶も残っていて

目立つような大きなサビもない事から、良好な状態を保っています

艶も若干残っていますね
7年前の前回、グリーンペイント施工時にはサビ落としを入念に行いましたが

若干のサビ再発が見られ、凹部底のサビが生きていた箇所があったようです。
所々に塗膜剥離→サビが発生し始めている
微かに生きていたサビには動きがあるようで、塗膜下で数年をかけて活動し

塗装膜上に薄い線状のひび割れを作り、そこから浸水することで

サビの再発→周辺塗膜の剥離→サビの拡大と深度を増していきます。

線状のひび割れもすべてケレンして、サビ止めタッチアップでサビを止めます。
塗装前には全面研磨します!
サビが出ている所はしっかり研磨
凹部底などは、現在錆が出ていなくてもサビ再発の可能性が高いので

現在錆が発生している箇所と、サビの発生が今後予測できる箇所への

サビ止めタッチアップ塗装を多めに行うことで、今回の屋根塗装耐久性を

万全なものにしてくれます。

サビの予測発生個所も含めてサビ止めタッチアップ
今回の屋根塗装では、全面研磨下地処理とサビ止めタッチアップ塗装を行い

ハイソリッドシリコン仕上げ→厚膜仕上げが出来る屋根塗料を使っているので

合計の塗装膜厚も十分ついています。次回の屋根塗装時には

さらにサビの発生も減り、安定した屋根材の保護が期待できます。

ハイソリッドシリコン仕上げ!
このような施工事例からも、塗装工事の実用性の高さを考えるのですが

パッと見たときに、この屋根の劣化程度では屋根張替えが妥当ではないか?

と、思うような劣化であっても、入念な下地処理を行い塗装することで

経過年数7年間で軽度の劣化しか再発しないことから


知識・技術・経験が多く、それらを現場で有効に活用できる塗装工事であれば

屋根板金張替工事の3~5分の1という低予算で屋根メンテナンスを行える。

塗装工事の実用性は高いと判断できます!


しかし、7年前にあのような劣化状態にまでしてしまったのも

塗装工事が要因であり、施工者によるものが大きいのも

事実ではないでしょうか。。。



グリーンペイントでは、かなり傷んでしまった屋根・外壁であっても

塗装工事で出来うる限りの施工方法を、有効に判断して

コストパフォーマンスの高い、塗装工事をご提供させて頂きます!!

倉庫への帰り道




グリーンペイント寺沢です


北区太平住宅の続きです。

太平住宅はサイディングの張替え枚数が、当初の見積りよりも多くなり

7月中旬近くまで作業が続きました。

外壁はサイディング張替と、シーリング施工が完了しているので

下塗りシーラー塗装、多少臭いがしますが弱溶剤浸透性シーラーを使用しています。

寒冷積雪地域では特に、窯業系サイディングは基材の劣化が進みやすいので

浸透力に勝る、弱溶剤系のシーラーはとても有効です。

シーラー塗装完了
シーラー乾燥後→色違いで中塗り塗装→指定色上塗りと施工します。
色違い中塗り
太平住宅の屋根は、半面が普通に立つことが出来る緩やかな勾配で

もう片面は、ロープ無しでは滑り落ちてしまうような急勾配屋根になっていて

ロープ + 落下防止ロリップを併用して塗装していきます。

前回塗装から年数が経過していて、多少のサビも見られるので

屋根は全面に黒色サビ止め塗装を施工しました。
屋根黒色サビ止め完了
太平住宅の屋根には、北海道の住宅には珍しい

屋根裏の熱気を逃がす換気棟が付いています!

グリーンペイントは関東での塗装経験も多く、この換気棟は関東の住宅に

よく使用されている物で、札幌では初めて見ました。

この換気棟はトタン製で、折り曲げたり加工してあり

それにより、大量の繋ぎ合わせ箇所があり、沢山のシーリング防水が必要でした^^;
トタン端部のシーリング施工
防水箇所は全て新しくシーリングを打ち替えます
このような急勾配屋根を塗装するときは2種類の施工方法があり


1つは足場を仮設する方法

急勾配屋根に1足足場を取付け、吸盤状の壁あてパーツを屋根に当てて

足場自体を屋根から浮かすことで、屋根上に足場があるので塗装作業者の

体にかかる負担は少ないが、屋根塗装後に

屋根足場解体後 → 壁あて未塗装部位は別途サビ止め→

上塗りを塗らなければならず

足場費用 + 別途壁あて部位の塗装と、そのかかった費用は

工賃に反映され、結果として工事金額が高くなる傾向があります。



もう一つの方法

ロープにぶら下がる形で塗装する工法は、落下事故につながる可能性がある

危険が伴う作業
になるので、グリーンペイントでは落下防止ロリップを取り付け

手を離しても落ちることのない、安全対策を施してから施工しています


このような形で安全上はクリヤーできても、ロープへ分散できる荷重分は軽くなりますが

作業中の足と、足裏にはとても大きな荷重がかかり続けるハードな労働になります。
急勾配屋根施工状況
足袋がずれてくるほどに!?
↑当社、社員石森君の足袋の状態!→ここまでなるのか?いえ、決してやらせではありません^^;

マリンスポーツのジェットスキーをやっているような状態に近く

足に力を入れてバランスを取らないと、足を後ろ方向に持っていかれる。。。

丁度、ジェットスキーでバランスを崩し、転んだ状態になってもそのまま

ロープを離せずに、体ごと引っ張られてしまう状態のようなイメージ。←我ながらくどい^^;
↑ジェットスキーやったことないんですけどあくまでもイメージということで(;^ω^)


ロープ屋根塗装は屋根足場費用も無く、塗装ロスも出ないので

工事金額を大きく抑えることが出来ます!!



グリーンペイントでは工事金額を極力抑えた

高品質な屋根塗装を施工しています!

屋根塗装をご検討中のお客様、是非グリーンペイントへ

お電話お待ちしておりま~す!!^^

こんにちは

スタッフNです


突然ですが、ハチに刺されました

天気の良い休日に、外に干していた洗濯物を取り込もうとしたその時。

あつっっっっっ!!
ヤケドをしたかと思いました。

物干しざおが熱で熱くなって、それを触ってしまったのかな~
だけど今までどんなに暑い日でも、物干しざおでヤケドしたことなんてないし、、、
バーナーで真っ赤になるほど炙らないとヤケドするほど熱くなんてなりませんよね~

なんてしばらくその場で考えていると、プ~~ンと目の前を飛んでいる一匹の虫。。
ホバリングをしているような独特の飛び方。シマ模様。。。いや、何匹も飛んでる!

ハチですよ~~~!

スズメバチではなさそうです。細くて小さかったので。でもすぐにネットで調べたところ
人家の軒先や比較的低い場所に巣を作るアシナガバチだったようです。
 
DSC_1725








何匹か飛んでコチラを威嚇しています!!!
幸い、腫れは少しで収まったのですが、2回目に刺されることがあれば
アナフィラキシーショックが心配です

アシナガバチの巣は一年で捨てられると書いてありましたが、怖いのでハチが留守の隙に
処分しました

皆様も、気が付かないうちに巣を作られていることもありますから、洗濯物の取り込み時は
気を付けてくださいね!

グリーンペイントのホームページは こちら

グリーンペイント寺沢です。


本日は、住宅塗替えの合間をぬって屋根塗装工事にうかがっています。

グリーンペイントでは、私、寺沢が住宅塗替えを担当することが多く

職長斉藤氏が、屋根塗装を担当することが多くなっていますが

工程がずれたりしたときは、滞りなくローテーションが出来るように

双方、住宅、屋根どちらの工事にも対応できるようにしています。


工事場所は札幌市西区八軒、当社に何度も工事依頼を頂いている

お客様が所有しているアパート屋根の塗装です。
平屋根施工前
築年数は12~14年前後と思われ、今回が初の屋根塗装になります。

何度も塗装している屋根の方が塗装膜が厚くなり施工しやすいのでは?

と思われるのではないかと思いますが、塗装済みの屋根は

既存塗装膜の剥離が発生している屋根が多く、浮き塗膜を剥がす手間が

思いのほかかかるので
、1回目の屋根塗装というものは実はやりやすい!・・・

のですが、1回目の塗装を失敗すると、後々まで尾を引く後遺症を残しかねないので

1回目の屋根塗装こそ、しっかりした下地処理後に塗装しなければなりません!!

ダクト付近にはゴミが多い
土埃もたまっています
グリーンペイントでは、特に屋根塗装施工での下地処理にこだわっていて

屋根全面に研磨紙を使い、手作業で隅々まで研磨する

手間を惜しまない下地処理を行っています!
屋根全面に研磨紙掛け
ゴミを除去して
屋根表面には沢山の土埃、付着物、サビがこびりついていて

長年の屋根塗装経験から、簡易的な高圧水洗浄ではこれらの物は

完全に取り除くことは不可能だと考えています。
こんなものまで!
この破片は?
屋根トタンの切れ端が刺さっていた!
車の洗車と同様に、強烈な水圧であっても、やはり擦る作業を伴わなければ

こびりついた汚れは落ちないことはご存知ではないかと思います。

まして、車についている汚れよりも強力にこびりついている屋根の付着物は

時間のかかる手作業でのみ除去できるものです。
隅々まで除去します
研磨処理の他にも、塗装前の下地処理として

トタン屋根の端部、防水目的のシーリングの新規打替え作業があります。

屋根板金を施工した際に、打設されているシーリングはボロボロになっていることが多く
屋根トタン端部の既存防水
屋根のような太陽光や雨、雪を水平に受け止めなければいけない部位は

想像を超えるような大きな負荷が掛り続けていて

その端部の防水を担う屋根シーリングにも

垂直面の外壁とは、比べ物にならないような負荷がかかっているので

屋根専用に開発されたシーリング以外の、一般建築用シーリング材を使用すると

たったの数年で断裂してしまったりします。

既存シールがボロボロになっています
八軒アパートの屋根既存シーリングには、ひと昔前建築資材として使用されていた

油性コーキングらしきものが打設されていて
かなり昔に使われていた油性コーキングのような?
この油性コーキングという建材は、いつまでも硬化することがなく

ずーっとベトベトした状態で、表面に埃やゴミが付着することでようやく

べたつかなくなるというような代物で、工作に使う油粘度のようなシール材です。
ベトベトしているがボロボロになっている!
この油性コーキングの油分は数年で飛んでしまい、早期にボロボロになることが多く

現在主流の建築用シーリングとの付着性も悪いので、完全に除去しなければなりません。

グリーンペイントでは屋根専用の高耐久シーリングを使用し

厚く、太く、シーリングの耐久性能を最大限に生かせるように打設しています。

屋根トタン端部は全て防水します
屋根塗装は上塗りの塗料性能も大事ですが、それにもまして

下地処理をどのように施工したかで、塗装後の耐久性が

大きく変わってしまう工事です。



下地処理には特に力を入れている

グリーンペイントの屋根塗装!

屋根塗装工事をご検討の際には是非!

グリーンペイントにお電話ください!!




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