グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

2019年07月

グリーンペイント寺沢です


7月下旬は豊平区豊平アパートの続きです。

外壁の下塗りシーラー塗装まで終わっているので中塗り前に

サイディングの劣化箇所を補修していきます。
釘頭欠損(小)の補修
小欠損等は流動性のある塗料状の充填剤で補修できます⇩

サイディング板、押さえ釘頭周辺は小欠損が発生することが多いので

エポキシ樹脂の密着性が高い微弾性フィラーを刷り込みます。
微弾性フィラーを刷り込み
流動性があるので補修後に段差も出にくく使い勝手が良いですね。

大欠損の場合は固形に近い、パテタイプの補修材を使います。

こちらは流動性がないので補修跡が出ないよう気を使います。
コード留め具周りにシリコンシーリングがベタベタついている!
⇧ この写真は豊平APに張り巡らされている各種コード類

通常のアパートよりもコードの数が多い!^^;

そしてコードの留め具、そこに打ってあるビス・・・

電気工事士さんでしょうか?良い仕事をしている・・・

外壁にビス等で穴をあける際はシーリングなどを下穴に充填しておいて

そこにビスを打つと浸水を防ぐことが出来る!【 正解!+50点^^ 】

となるのですが惜しかった・・・

充填作業に塗装剥離を起こしシリコン油による汚染まで起こしてしまう

安価なシリコンシーリングをベタベタと周りにはみ出すほどに

塗りたくっていったので先程の評価から【 減点-80点 】

位の評価になってしまいました(*_*;
コード類はブリードするのでブリード止めを塗装
通常であればコードを仮外しして塗装後に復旧するのですが

シリコンがベタベタ付いているので復旧後にシリコン油が塗装膜を

汚すことも考えられ、コード類全部をシリコン止め+ブリード止め処理。

コード類は直接塗料を塗ると数年後にコードのビニールから滲み出してきた

可塑剤によって黒くマダラに変色してしまうので塗装には注意が必要です。
中塗り後に指定色で上塗り
ステンレス製換気口もクリヤー塗装膜が剥がれたり変色が進んでいるので

金属プライマー塗装後に外壁色で塗装。

上の写真は中塗り塗装後の、指定色上塗り塗装です。
真夏の屋根上は体感気温40℃を軽く超えます!
屋根の施工は初めに下地処理、研磨処理から始まります。

真夏の屋根上は高温になり、かつ、かがんでの作業はトタン表面の照り返しも

受けるので体感温度は40℃を軽く超えるような状態になります。
屋根下地処理研磨作業状況
大変な労力のかかる作業ですが、この下地処理作業は

施工後から10年~20年いやいや30年以上にわたって

屋根塗装の予後不良!になるか、ならないかを分かつとても重要な作業です。
※一番初めの屋根塗装は慎重に、その中でも下地処理が最も重要です!
トタン加工部のシーリングが切れている
漏水の可能性があるシール断裂です
トタン立ち上げ部の加工箇所はシーリングのみで防水処理されていることが

多い、シーリングの断裂➡トタン下への漏水へと直結する可能性が高い

トタン屋根の弱点とも呼べるような箇所です。
既存のシール箇所は全て新しくシール打設
このような大切な箇所は上塗り塗装前に屋根用の耐久性が高い

シーリングを厚く、幅広に施工しておきます。
2液シリコンハイソリッド塗料仕上げ
屋根の下地処理作業が完了後に2液ハイソリッドシリコン塗料で仕上げます。
排水ダクト周りのゴミ
屋根塗装時に清掃を行います
屋根塗装の際にはダクト排水口廻りに溜まっているゴミも清掃します。
行き帰りの創成川通りが激混み^^;


グリーンペイント寺沢です


オイルを買ってきた
ホームセンターに行ったらオイルが気になりいろいろな種類を見ているうちに

オイル交換をしたくなったのでオイルの衝動買い!?^^;

私が若かりし頃はスポーツカーブームでタイヤやマフラーを交換したり楽しかった!

特にカストロールのエンジンオイルが好きで良く使っていましたが

その当時はSHグレードが最上級でSNなんて無かった・・・SHの2つ上がSNらしい

はたしてオイル性能がどれぐらい上がっているのかはまるでわかりませんが ゚Д゚)
ドレンボルトを外し
スクラム号のオイルドレンボルトはわかりやすく外しやすい。
オイルエレメントも外す
ついでなのでオイルエレメントも外してしまいます。
古いエレメント
古いエレメントどれくらい汚れているかは不明。。。
けっこう汚れていたようです
オイルがこれだけ汚れているのでエレメントも汚れているということで(;^ω^)
新しいエレメントSU12という品番
新しいエレメントSU-12という品番のエレメントが適合します。
ゴムパッキンにはオイルを塗っておく
エレメントのゴムパッキンにはエンジンオイルを塗っておくようにと

学生アルバイト時代に先輩から教わりました、若かりし日の思い出1^^
手締めでいっぱいまで締めておく
エレメント取付は工具を使わず、手締めで目いっぱい締めてやると

だいたい規定トルク値になる、とも先輩から教わりました、思い出2

エレメントから漏れたことが無いので大体当たっていると思います。。。
エレメントガードも付いている!
車体下側ギリギリにエレメントがあるせいか?

エレメント専用のガードが付いているのはめずらしい!
アルミパッキンは新品に交換
ドレンボルトは再利用しますがドレンパッキンはアルミ製で癖が付くので

新品に交換してしまいます。
オイル漏れを確認して作業完了
オイル、オイルエレメント交換作業で

使用オイル2.9リットル、作業時間約20分

かかった費用約2300円

ペール缶(20㍑)を購入すると2000円を切ることも出来そうです!

実に楽しい時間、趣味の車いじりは気が楽で良い^^

グリーンペイント寺沢です


7月中旬から豊平区豊平アパートの塗装工事が始まりました。
豊平区豊平AP
豊平APは➡5年前に当店で施工させて頂いた住宅塗替えのお客様の➡

奥様の➡ご両親が所有しているアパートになります^^
足場は外注に依頼
いつものグリーンペイント施工圏内より多少遠い地区になるのはそのためです。

豊平APは建物周囲の敷地が狭く、かつ建物面積も大きいことから

今回は自社施工の足場は見送り、外注の足場施工業者に仮設依頼しました。
シーリングの断裂
外壁サイディングの目地シーリングに断裂が発生しています。

この断裂の隙間から下にあるバッカー材が見えています!
サイディング目地部のシールが切れる理由
撤去してみると断裂の理由がはっきりわかります。
既存の角バッカーが厚い
サイディング板の横目地模様部位の板厚が薄くなっている所に

厚みのありすぎる角バッカー材を設置したせいで

シーリングの厚みが確保できず、薄いシーリングになりその部位が断裂した。
左が既存、右が新設バッカー
左が既存の厚いバッカー材(11㎜厚)右が新設するバッカー材(5㎜厚)

シーリング施行では、厚いバッカー材を使うとシーリングの使用量が減ります。。。
既存のバッカーでは目地部がとても浅くなる
上の写真は既存バッカー材を設置、横目地部位は 3~ 4㎜位しか

シーリングの厚みが確保できません。
新設バッカーは目地部の厚みを確保出来ます
こちらは5㎜厚の新設バッカー材を設置した状況、横目地部でも10㎜位

シーリング厚が確保できるので長期の耐久性が期待できます。
上が既存バッカー、下が新設バッカーの厚み
上が既存バッカー、下が新設バッカー、倍近く厚みの差がありますね。

シーリングは厚みと幅が大きいほど耐久性が上がります。

厚いバッカー材を使うとシーリング材料費を大きく減らして

儲かる工事が出来ますが、施工後すぐはわからなくても時間の経過とともに

ボロが出てくる時限爆弾のような施工になってしまいますΣ(゚Д゚)
至る所にシリコン汚染がある
豊平APは各所にシリコンシーリングが施工されていて
脱脂してから処理液を塗る
塗装前に脱脂処理➡シリコン処理塗装をしておきます。
水性カチオン系エポキシシーラー写真右側 塗装
続いて下塗り水性カチオン系エポキシシーラー塗装

右側の濡れ色がシーラー塗装箇所で左側が未塗装箇所です。
高圧水洗浄で剥がれた所に浸透してくれる
いつものことですが10年以上経過した窯業系サイディングは写真のように

劣化が進みボロボロになっていることも多いので高圧水洗浄の水圧を利用して

剥がせる粉化物は全て剥がしてしまいます。

旧塗膜が剥がれた箇所は浸透型のシーラーが浸み込みやすいので

浸透固着作用が強く働いてくれます。
7月上~中にかけて牧草ロールを作るようです^^




         

グリーンペイント寺沢です


7月上旬は北区屯田住宅を施工しました。
北区屯田住宅
屯田住宅は平成20年に施工させて頂いたリピートのお客さまで

11年経過した状態を確認しながらの作業です^^
10年経過で艶が残っている!
前回は屋根以外の塗装を施工したのですが

外壁の施工仕様は、下塗り微弾性フィラー➡中・上塗り水性アクリルシリコン仕上げ

チョーキングはしていますが若干の艶は残っている状態です。
窓廻りに塗膜剥離がある
北面の窓廻りにだけ塗装膜の剥離が発生していました。

この窓廻りだけだったので外壁モルタル内部の断熱材の影響か

室内の結露などが影響しているのではないかと推測します。
密着性の高いシーラー下塗り
剥離箇所には密着性の高い浸透型のシーラーを塗装しておきます。
ヘアークラックは刷り込み工法で処理
11年の経過、モルタル壁には必ずと言っていいほど発生する

ひび割れも出ているので、微弾性フィラーの刷り込み工法でひび割れ処理。
既存シーリングがブリード現象を起こしている
前回塗装時はまだノンブリードタイプのシーリングが主流にはなっていなかったので

通常タイプの変性シリコンシーリングを使用していたのですが

しっかり※ブリード現象が発生しています。
※シーリングなどの柔らかさが必要な物には可塑剤という成分が含まれていて
  そのベトベトした可塑剤が塗膜上に滲み出し埃やゴミを絡み黒い跡になる。
ブリード防止処理をしておきます
可塑剤の移行を防止することの出来る塗料を塗っておくことで

ブリードの再発を抑えることが出来ます。
中塗り後の上塗り
下塗り、水性エポキシ微弾性フィラー ➡ 中・上塗り、水性ラジカル制御シリコン塗装
屋根がとんでもないくらいに剥がれている!?
屋根は2~3年前にグリーンペイントと別の業者が塗装したのですが

物凄いことになっていますΣ(゚Д゚)
剥がれた下地には研磨跡が無い!
滅多に見れないくらいの剥がれっぷりです・・・

剥がれている所を観察すると、工場から出荷された時の塗装膜があり

その一番下の塗装膜に下地処理を施工した跡がありません。

下地処理無しの施工、ここまで酷い塗膜剥離が発生したようです。。。
剥離部はディスクグラインダーで研磨する
残っている塗装膜の剥離可能性は否めませんが、全ての塗装膜を剥離する

作業を塗装工が行うと、そのコストは屋根板金張替工事と同等になります( ゚Д゚)
しっかり研磨しました
塗装店は塗装工事最大のメリットであるコストの安さをお客様へ

提供したいところです・・・屋根トタン張替を上回るコストが発生するのであれば

屋根張替工事をお勧めするべきで、そちらの方が耐久性も優れています。
※お客様との事前打ち合わせで屋根塗装工事の方向で決定した上です。
剥がせる部分は剥がしました
なのでコスト面でも優れていて、かつ問題の塗装膜剥離の再発を可能な限り

抑える施工を目指します。

剥がせる塗膜は電動工具の強い力で剥がしてから研磨キズを付けて

密着性を向上させます。
黒色サビ止め塗装完了
比較的、既存塗装膜への溶解力が強いエポキシプライマーを塗装することで

ギリギリくっついていた塗膜を溶かして浮かせ、硬化後にその浮き塗膜を

除去して、再度プライマーを塗るという地道な虱潰し的作業^^;
トタン端部は新しくシーリングを打替え
塗装工事の強みであるコストの安さを活かした、最大限問題再発防止効果の高い

塗装を行えました^^
屋根はハイソリッドシリコン仕上げ
屋根用ハイソリッドシリコン塗装を上塗り。
木製破風板の隙間
木製破風板も経年劣化で隙間が出てきています。
隙間を充填
屋根用の高耐久シーリング材を充填して隙間を埋めます。
木製破風板は4回塗りで仕上げます
木製破風はとても劣化が早いので、下塗りシーラー

シリコン塗料の3回塗り、合計4回塗りで塗装膜を厚くしておきます。
シャッター下場がボロボロにサビていました
最後にシャッター、前回塗装時にも劣化が進んでいたのですが

お客様が最下部に木材をガムテープで張付け、水が抜けないような形になっていて

その木材を撤去すると、ここまでボロボロになっていました。
軽量鉄骨材を流用して取り付けてみた
研磨をかけてサビ止め塗装処理を行ってから、ホームセンターで売っている

軽量鉄骨材を加工して取り付けてみました!
持ちやすくなって良い感じです^^
何とか良い形で収まってくれました、部材費1500円位で出来るとは(^o^)/

軽量鉄骨の下方向以外をシーリングで塞ぎ、金属プライマーを塗ってから

シャッター全面を塗装して仕上げました・・・仕上げ写真撮り忘れm(__)m

この度は再度グリーンペイントに工事ご依頼頂き

誠にありがとうございました!








グリーンペイント寺沢です


数週間前にカートリッジタイプの吹付けガンを知り合いに貸したところ。。。

エアー調整ネジが・・・ねじ切られて!?帰ってきたGPガン^^;

恐ろしい馬鹿力でプラスチック製のネジを破壊するとは、想定外でした。
シャープ化学工業㈱がサンプル施工に来てくれました
購入元のシャープ化学工業㈱札幌営業所様(以下シャープ)に問い合わせると

「物凄い馬鹿力で締め上げるとねじ切れることがある」とのことで納得( ゚Д゚)

修理を依頼して10日くらい。
吹付けガンの修理も兼ねて
部品交換という形で無事直ってきました・・・恥ずかしながら
コンプレッサーを持参までしてくれてm(__)m
その際、前々から感じていた、この吹付けガン特有の微調整の難しさを

相談すると、快くサンプル施工も一緒にして頂ける運びとなりました。^^
吹付けが上手い!
自前のコンプレッサーまでご用意して下さり恐縮至極です。

グリーンペイントで使用しているシーリング材は今回お越し頂いている

シャープ様の商品なのですが

施工後の耐久性やねじれ等の不具合の少なさという商品性能が一番の

採用基準になるのですが、それにもましてシャープ様の顧客対応力が

とても高いことが素晴らしい!
こんな感じで吹付ける
サンプル吹付け用の板にパターンを吹きつけてみる
エアーの絞り加減でパターンを変える
このガンは外壁に少量の塗膜剥離や欠損などが発生して

その部分だけパターンが無くなってしまった時などのタッチアップ的な

補修吹付けが主な用途なので、ガン手元のエアー調整と同時に

コンプレッサーの方でもエアー調整ができたほうが

よりパターンに変化を出すことが出来るとの説明を受けて
エアーを弱くすると丸みのあるパターン
ある程度機能調整ができる電動エアーコンプレッサーの購入を検討してみようと。
このガンは清掃がとても楽です
そして何より、このガンはノズルのみを洗浄すればよいという

後片付けの容易さが嬉しい^^

いつもお世話になっております、ありがとうございます!

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