グリーンペイント スタッフのブログ

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2019年08月

グリーンペイント寺沢です


8月下旬は北区新川住宅の続きになります。

高圧水洗浄作業でバラバラと外壁表層が剥がれ落ちた

建物正面に向かって左面。
表面がボロボロになったサイディング
水性カチオン系エポキシシーラーを塗装して表層を浸透固着させます。
 劣化部に浸透して表層を固着させてくれます
シーラーは粘度が低いので浸透作用が期待できます。

弱溶剤系シーラーの方が浸透性は高いのですが新川住宅は

オール水系仕上げとなっているので水性シーラーの方が相性が良いです。
表層を平滑にするため微弾性フィラーを部分塗り
シーラーは浸透作用は強いですが造膜作用は低いく、このままでは

表層のざらつきが目立つので粘度の高いエポキシ微弾性フィラーを塗装。
建物向かって左面だけこんな感じになっていました
表層剥離が深かったこともあり、フィラー1回塗りだけでは膜厚がたりなかったので

フィラー2回塗りでざらつきも消えて補修部分が目立たなくなりました。
飾り木部も酷い劣化

木製のやぎりも高圧洗浄を当てると既存塗装膜がバラバラ剥がれる状態で

前回塗装の影響が大きく出ている状態です。
弱溶剤系の浸透性シーラーを3回くらい塗る
木部の塗装は、含浸タイプの塗料仕上げが剥離も無く確実なのですが

すでに造膜型塗料を塗装されている場合は含浸塗料を塗装出来ないので

造膜型塗料で対応することになります。

既存塗装膜が無い状態の木部には木部専用のキシラデコールコンゾランや

オリンピックステインマキシマム等の造膜塗料がベストだと思います。
木材深部まで浸透させて固着させます
既存塗装にどんな塗料を使っているかわからない場合は浸透固着型のシーラを

木部が吸い込まなくなるまで、何度も重ね塗りして強力に固着させてからの

耐候性の高い弱溶剤2液混合型シリコン仕上げが

当店では確実性の高い施工と考えています。
屋根にはサビが発生しています
屋根はこんな感じでサビが広がっている状態です。
研磨下地処理でサビをおとします

サビ落とし兼、表層に細かい傷を大量につけることで塗装する塗料の

密着性能を上げることも出来ます。
サビ止め塗装完了
サビ止め塗装完了・・・ここまではいつも通りの施工なのですが
これは既存塗膜の欠陥です
出てきてほしくないものが出てきてしまいました|д゚)

頻度は多くないのですが、たまにこのようなサビ止め塗装膜がチリチリに

なってしまうことがあります。
これが出ると厄介です
この現象の原因として考えられるのは

1 前回塗装時に塗料を希釈しすぎたせいで塗料に正規の厚みが無く

錆止め塗料の溶剤成分でうきあがってしまう。

2 ホームセンター等で市販されているような塗料で塗装した塗膜に

業務用の弱溶剤下塗り材を塗装するとこのようにチリチリと浮いてきてしまう。。。

2は正確な情報ではありませんが経験的にあるのではないかと考えています。

どちらの理由にしても前回の塗装方法に問題があり、このように弱溶剤で

浮きあがる塗膜に耐候性などあるはずもなく、雨や雪の水分を素通ししていた

事になり建物へのダメージが大きくなっている状態と言えます。

浮きあがった塗膜は乾燥後に撤去し、再度錆止め塗装を塗ることで収まります。
R0010563
この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き

まことにありがとうございました!!

グリーンペイント寺沢です


8月中旬は北区新川住宅を施工させて頂きました。
北区新川住宅
新川住宅は9年前に当店で屋根塗装を施工させて頂いたリピートの

お客様になるのですが、近年こちらの住宅へ引っ越しをされ

新たな住居となったこちらの住宅を全面塗替え工事でご依頼して頂きました。

誠に嬉しい限りです^^近年はリピートお客様とご紹介お客様の割合が増えて

これからも再度工事受注頂けるよう精進してまいりますm(__)m
足場仮設完了
こちらの新川住宅は既存の塗装状態に問題があり・・・
おかしなところが沢山ある!?
バルコニー内壁がベラベラ剥がれている
埃が溜まるバルコニー内の壁を高圧洗浄作業無しでそのまま塗ると

こんな感じの塗装膜剥離が起きるのではないか?という剥がれ。。。
各所にこんな塗膜剥離が発生している
前回の塗装工事で高圧洗浄をしていない可能性が高くなります(*_*;
塗膜に泡がたったようです
塗装膜には気泡も多数あり、この気泡は水性塗料では出ることが少なく

昔多かった強溶剤型の塗料なんかで塗装後すぐに強い直射日光や

強風に吹かれたりで表層だけが乾き中の溶剤が蒸発出来ずに気泡になるもの。
泡の中は空洞になっている
それよりも悪い例としては下塗りに溶剤系シーラーを塗り、その上に不適合になる

水性塗料を上塗りした場合なんかも、こんな気泡ができたりします(*_*;
シーリングにも気泡が発生
さらにシーリングはというと・・・ここにも気泡!
開けてみると同じく空洞
割いてみると中は空洞になっていて、このような箇所はシーリング断裂が起きやすい。
シーリングが気泡入りまくり+極薄増し打ち工法
いつのシーリングが何色の物かわかりませんが、増し打ちグレー色の下に入っている

シーリングは2液型シーリングの攪拌ミスによる気泡が大量に入っていて低品質(*_*;
増し打ちのシーリングは層間剝離しやすい
上に極薄でかぶせてあるグレーのシーリングは薄すぎる増し打ち工法と

既存シーリングへの密着不良で、これもまた低品質と言わざるを得ない。
シーリングはブリードしています
ラインもぼやけている
これほど大胆にマスキングテープを無視して均すとは、何か他の目的が

あったのでは?などと疑ってみても何の目的も見い出すことは出来ない( ゚Д゚)
ブリードのマクロ、ベタベタしています
そして単価の安いブリードタイプのシーリングを使っているので

ブリードが滲み出しベトベトしています。マクロでもベトベト感が出ていますね!
既存シーリングは完全に撤去します
得体のしれないシーリングは完全に撤去しておきます。
目地両サイドのシールもしっかり除去します
目地両サイドにベットリ張り付いていたので、いつもより多めに両サイドも

綺麗にカットしておきます。
窓廻りもしっかり撤去します
窓廻りも同じような感じだったのでガッチリ撤去して、これで安心です。
高圧水洗浄でかなり剥がれた
外壁はいろいろ問題が多そうなのでいつものように念入りに

高圧水洗浄で剥がせるものは剥がしていくと建物向かって左面のみ

サイディング板1枚ずつのサイズで、かつ離れたところに点々と

表層がボロボロと剥がれ落ちる現象が発生しました。
基材表層も剥がれたようです
サイディング内部の通気不良による影響に似ていますが、ランダムに

ボロボロになっていることと、水分計で含水率を計測しても通常値なので

それ以外の原因?前回か前々回あたりでサイディングの部分張替えが

行われていたり?詳細は不明ですが通気不良でない限り

高圧水洗浄で落とせるものを落としておけば塗装工事でメンテナンス可能です。

寺沢です


阿寒湖商店街
阿寒湖温泉のホテルで夕食を済ませた後は
阿寒の新しいアトラクション?
今年の7月に開始したばかりのアトラクション【カムイルミナ】を体験します。

光って振動する杖?を各自配られライトアップされた森の中に入っていきます。
このフクロウが喋ります
夜景モードで撮影していたのですが・・・こんな感じでぼけてしまう^^;
光るマリモ
照明の無い夜道にイルミネーション的なオブジェが配置されている系かな?

ぐらいに構えていると
レーザーが飛び交ったりします
強烈なレーザー光線と振動するくらいの爆音!?

阿寒湖畔の静かな森の中、それも夜の8時過ぎなので色々気になってしまう(;゚Д゚)
Xファイル!
演出は派手なシチュエーションが多めで、上写真箇所では

アイヌの神が人間の身勝手さに怒りを表している所です。

そして終始フクロウが「大変だ!」「急ぐのだ!!」「どうにかしてくれ!!!」と

急かしてくること。。。
動物たちが立ち去ってしまいました
森の中に人工的に発生させた霧状の気体に映像を投影するようで

その霧を吸い込むと咳が出た!?霧成分は何だったのだろうか?

加湿器のミストは吸い込んでも咳が出ないので水蒸気だけではないように感じる。
人口霧に投影している
このような阿寒らしい?綺麗な映像もあるのですが、何でしょうか?

期待していたものと違う・・・フクロウ、エゾシカ、マリモ?、アイヌ

このワードと阿寒の夜の森に私が期待していたものは

北欧風?の曲が流れていて静か、穏やか、神々しい幻想感

そのような物を求めていたのかもしれません(;^ω^)
厚岸町の市街地に堂々と鹿が歩いている
阿寒からの移動中に牡蠣で有名な厚岸町に寄りました。

市街地に堂々とエゾシカが歩いている!?

札幌でもたまに見かけることがありますが
まるで人を怖がりません
ここまで慣れている鹿は見た事がありません。

近所の人も驚く様子が無く「奴がまた来ているな」程度の反応。。。
釧路市博物館のアイヌ展示物
釧路市に立ち寄り、釧路歴史博物館も見学します。

アイヌ文化の資料が並べられています。
鮭の皮で作った靴だそうです
鮭の皮で作った靴だそうで、使用の際は滑りやすいので

気を付けていた、という説明書きが面白い。
ゴールデンカムイがいたるところに!
北海道旅行をしていると、あちらこちらでゴールデンカムイを見かけます。

ゴールデンカムイには北海道愛を感じ、好きな漫画です。
写真と見間違うような絵

寺沢です


18年位前から始まった、我が家の恒例行事となっている

お盆休みを利用したお墓参り。

私の父方➡厚田、私の母方➡美幌、妻の父方➡旭川、妻の母方➡石狩花川

4箇所へ欠かすことなく行っているのですが・・・

恐ろしく遠いのです美幌が。。。このコースは往復で900㎞くらいになるロングドライブです^^;
かなり大きなフクロウでした
そんなわけで日帰りは難しく、やりたくもない(*_*;

中継地点として最有力候補は阿寒湖温泉になることが多く

ここ最近では毎年のように阿寒湖ですね^^
アイヌシアターとでも名付ける
阿寒はアイヌ感?が強いとでもいいましょうか

北海道に住んでいながら改めて北海道を感じさせてくれる大好きな街です。
思っていたより迫力がある
アイヌ舞踊のシアターが新しく刷新されたそうで

アイヌの踊り手と近代化された設備による映像音響には驚きました。
激しい踊りもありました
きれいで幻想的な背景と独特の舞踊音楽

けっこう激しい踊りもあったりと
念のため撮影OKということで^^;
一応撮影OKですよ。。。と
阿寒湖遊覧船
阿寒三昧第二弾!^^;

阿寒湖遊覧船、これは通算で3回目の乗船になります。
温泉街が遠ざかっていく
何故か!?大型船に乗ると船の最後尾に行き遠ざかっていく景色が見たくなる

冬期間本州行のフェリーに乗るときもそうです、深夜の苫小牧港

オレンジ色の明かりが小さくなっていくのをずーっと眺め続けるのです、哀愁感が良い|д゚)
原生林?でいいのかな
阿寒湖周辺の森林はきっと原生林と呼べるものでしょう。
島に立ち寄るようですね
遊覧船は途中小島に立ち寄り停泊します。
島の名前はチュウルイ島
整備された歩道を歩いていくと
チュウルイ島という島だそうです、アイヌ語でチュウルイは急流という

意味を指すそうですが、きっとこの島名とは無関係ではないかと推測します・・・^^;
マリモが展示されています
マリモが沢山あったのですが
沢山ありました
あまりにも多くのマリモを見すぎたせいか無反応になってしまいました。。。
イモシリ!
マリモには感動を示せなくなってしまいましたが、阿寒湖商店街の中のショップ

イ・モシリ!グリーンペイントで頑張ってくれている若手社員のいしもり君

いもしり、いしもり。。。このショップの名前に最も反応を示しました(笑)


※カムイモシリというアイヌ語は神の住む場所という意味だそうですが
カムイを省略して➡イ・としたのか?それともイ・と呼ばれる者及び神?が
住んでいる場所?ということか、空想を掻き立ててくれる素晴らしい店名ですね^^

グリーンペイント寺沢です


本日は4年前に当店で屋根塗装を施工させて頂いたお客様から

「訪問業者から屋根が傷んでいるので塗替えor張替?が必要な状態なので

私どもでの施工を検討したほうが良いですよと言われたので心配になった」

とのご連絡を受けて訪問しています。
太平住宅は4年前に屋根塗装を施工
お話を詳しく聞くと、どうやらその訪問業者は地上から建物を見て

「屋根が傷んでいますね」と言ったようで屋根上には上がっていないとのこと・・・

その業者の悪質性を感じつつ屋根上に上がります。
艶は十分残っています!
太平住宅の屋根塗装から4年経過、下地研磨処理後にサビ止めタッチアップ塗装

屋根用2液混合型シリコン塗装仕上げの仕様です。
こんな感じでピカピカの状態です
その仕様ならば普通に8年位は耐久性を維持できるはずです。

実際に上がって確認してみても、ほとんどチョーキングすら発生していない状態です。
全般的にとても良い状態です
シーリングも断裂無し
屋根端部シーリングもひび割れ、断裂も無く、屋根専用高耐久シーリングの

性能を実証してくれ、改めてシャープ化学㈱のシーリング性能の秀逸さに感心します^^
パラペット屋根もチョーキングはしていません
今回の件で最も肝心の、地上から確認できる唯一の屋根部位

パラペット屋根の状態は・・・塗装後と変わらないくらいの艶があるじゃないですか!

塗装膜は水平よりも垂直の方が負荷が少なく耐久性も大きく伸びます

なので水平よりも垂直に近いパラペット屋根が4年で劣化するなどありえない。。。

お客様へはその訪問業者の問題性と屋根状況を説明しご理解いただけました^^

世の中には色々な営業手法という物はありますが、不安を煽ったり

無いものを有るというようなインチキを織り交ぜたような営業手法が

減っていくことを切に願います。
KIMG1224










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