グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

2020年05月

グリーンペイント寺沢です



北区新川住宅の続きになります

前回シーリング施工まで完了していたので
竪樋はプライマー必須です
塗装の下準備を始めていきます。

北海道の住宅には珍しい雨樋、この建材は塗料との相性が悪く

適合するプライマーを塗装してから仕上げないと剥がれます。
シリコンクリヤー塗装1回目
2液型シリコン樹脂クリヤー塗装1回目
こちらの方が分かりやすいかも
影になっている方が分かりやすいかもなどと、同じ施工内容写真です^^;
傷補修用タッチアップ塗料を作ります
クリヤー塗装1回目が完了してから外壁サイディングの傷や剥がれを補修する

タッチアップ用の塗料を作っていきます。
傷
中央に傷があります👆
タッチアップ
細い筆先を使って
補修完了  
補修していきます
コーナー剥がれ
コーナー角も剥がれたので
タッチアップ
補修
クリヤー2回目です
シリコンクリヤー2回目です。

1回目クリヤー塗装希釈率5%、希釈率低く設定しています

2回目クリヤー塗装希釈率0%、無希釈!

クリヤー塗装は低い希釈率と多い塗布量がものを言う塗装だと考えています。
シリコンクリヤー2回塗り仕上げ
厚く塗装された乾燥塗膜の膜厚は当然厚くなるわけで

それは5年、10年経過したときに耐久性能としてはっきりと表れるものです。
屋根ハイソリッドシリコン仕上げ
屋根は全面研磨下地処理後に黒色サビ止め全面塗装

仕上げに2液ハイソリッドシリコン塗装仕上げです。
唐草補修箇所施工完了
唐草隙間箇所も仕上がりました。

この接着方法とシーリング厚みから絶対的自信を持って引き渡し出来ます!
塗装完了です
この度は当ホームページ、私の拙い施工ブログを見て当店に工事ご発注下さり

まことにありがとうございました!うれしかったです!!^^

寺沢です


久しぶりにアクアリウムの状況を説明させて頂きます。。。
緑色の箱
緑色の箱となっています!
生命力を感じます
水草が増えれば増えるほど水が澄んでくるという・・・
綺麗に見えなくもない!?
密林のような状態です
わしッとつかんでカット
各種生体には好条件になっているようですが

あまりにも鬱蒼としているのでバッサリカットしていきます
ゴミ袋にどっさり取れました^^;
15リットルに相当するくらいの草が取れました

これが食用であれば「大漁大量!」と喜んでしまう量です^^;
元に戻った
カット後がこれです。

除去した水草は成長がとても速く、あっという間にあのような状態になるので

こんかいは多めにカットしたのであの水草はほとんどいなくなりました。
貝類の卵が産みつけられています
巻貝が水槽ガラス面に卵を産むので
スクレイパーを使って除去
スクレイパーで除去!

本職のケレン作業を思わせる手応えで気分が良い^^
何度このルーティーンを繰り返しているか( ゚Д゚)
また、元の状態に戻る・・・

これの繰り返しならば水槽なんて要らなくない?などと思われますが

水槽の無い部屋もまた考えられないわけで

飛躍的な躍進か大きな転換点のような物を待ち望んでいる

現在の状態です(*_*;

グリーンペイント寺沢です


5月中旬は北区新川住宅を施工しました。
北区新川住宅
新川住宅は向かって右面だけ他社施行によるサイディング張替え施工済みなので

残りの三面を施工します。
足場仮設完了
足場仮設完了です。
バルコニースノコ下の落ち葉
バルコニー木製スノコを外すと・・・泥や落ち葉が溜まっています。
排水口が詰まる手前ですね
排水口周りに溜り詰まる寸前です。

高圧水洗浄作業で一気に排水口に流れ込むと大変なので

先にまとまったゴミは撤去しておきます。
高圧水洗浄作業
外壁は既存のサイディング模様を活かしたクリヤー塗装仕上げなので

高圧水洗浄作業は弱めの水圧で洗浄します。
※外壁表面がチョーキングしている場合はクリアー塗装を適用できません。
コーナー材角部だけ剥がれました
外壁全面に問題はありませんでしたが、コーナーサイディングの角部だけ

塗膜剥離が発生しました。

コーナー材製造時に角の突き合わせ部は平面と別の加工がされているようです。
シーリング増し打ち工法
新川住宅はシーリングの状態も良好だったので施主様と打ち合わせたうえで

シーリングは全箇所増し打ち工法で施工することになっています。

増し打ち工法は薄く施工すると、ほとんど無意味な施工になってしまいますが

厚みを確保出来るよう施工すると十分な耐久性を確保することが出来ます。
窓廻りは太く厚く施工します
窓廻り角部は劣化が進行していますが、ほかの部位の劣化は少ない。。。

難しい判断ですが、増し打ち工法の利点としては既存シーリングの

撤去コストが発生しないこと、これは大きいです。
既存シーリングの倍以上の厚み幅が確保できました
では、なぜ増し打ち工法を適用することが難しいのか?

 1.既存シーリングの状態が良好であることが必須

 2.特に目地シーリングに増し打ちシーリングの厚みを持たせることが難しい

以上の条件を揃えることが実に難しい。



冬期間に関東で仕事していた時です。

横浜曽根塗装店、店主曽根さんと一緒に仕事させてもらいました。

私はその時、技術力の追求というものを見たきがします。

集中を研ぎ澄ましギリギリまでシーリングに厚みを持たせる

厚みギリギリを追求しすぎるとマスキングテープを剥がす際に

シーリングがめくれ上がり不格好になるリスク。

目から入る情報を指先の操作に変換したものに経験と勘を混ぜて

その境目を見極める技術力には感動しました。
バルコニー廻りのシーリングが大変でした
結果、増し打ち工法であっても平均メンテナンス周期である10年の耐久性を

確保できるような厚みで施工できるのであれば有効であると考えています。
屋根錆止め塗装完了
屋根はトタン研磨作業後に黒色サビ止め塗装まで完了。
この唐草取り合いは異常です!
唐草の形状が波打っている!?
噛み合わせが外れている
凄いことになっています・・・・

いままでかなりの数の屋根を施工してきましたが、ここまで酷い物は初めて見ます。

建物正面側2階の平屋根トタンと唐草トタンの噛み合わせが

合計で5m位トタンが浮き上がっている状態です。


考えられる要因としては、何らかの間違いで新築施工時の屋根板金工が

平屋根トタンの寸法を1~1.5cm長く計測したせいで噛み合わせ部が

合わなくなり、無理やり噛み合わせたが施工後数年で外れた。。。

その加工跡ともみられる不自然な箇所にある平屋根トタンの折り曲げ加工?は

なんとか噛み合わせるための工作だったのでは?と思ってしまいます。


解決方法として

1.屋根トタンの張替え(50万円~100万円位の予算が必要)

2.噛み合わせ部の改善補修(屋根張替えの10分の1位の予算で施工)


上の解決方法を説明させて頂き、施主様との打ち合わせで

「今後問題が発生しない施工で、かつ費用は最小限にとどめたい」

という方向性を示していただけたので問題解決を始めていきます。


噛み合わせ部をなんとか噛み合わせたいのですが平屋根トタンの折り曲げ部が

長すぎてどんなに頑張っても噛み合わせることは不可能です。


トタン隙間から内部に大量の充填接着剤を注入して重しを載せて圧着します。

トタン内部の空気量は少ないので少量の湿気でも確実に硬化反応する

充填剤を使用しました。
噛み合わせ部を接着して重しで圧着させる
それだけでは不十分なので噛み合わせ部には強力な2液硬化型のエポキシ

接着剤を使用し、重しと強力クリップで数日圧着固定します。
さらに噛み合わせ部をシールします
はみ出したエポキシボンドを除去してから仕上げになる

噛み合わせ部の極厚三角シーリングを施工します。
極厚のシーリングで封をします
このシーリングだけでも固定できるのではないだろうか?とさえ思えてくるぐらい

幅5cm以上ある極厚・極太シーリングで端部を固定して施工完了になります。
※ここだけでシーリングカートリッジ20本近くも使用するという( ゚Д゚)


今回の工事でこの問題が見つかって本当に良かったと思います。

建物正面側から吹き付ける風向の台風なんかが来ていたら

屋根がガバリとめくれ上がっていたのではないかと推測します。


今回の施工では風速30m~40mクラスの突風でも剥がれることのない

施行になっていると思います!^^






グリーンペイント寺沢です



グリーンペイント屋根塗装工事では標準工事内容として

屋根トタン全面への研磨下地処理作業があります。
屋根トタン研磨処理前
👆写真の屋根は築11年位経過した屋根になります。

新築から11年経過位だと、サビが出始めるか?ギリギリのラインですが

屋根塗装工事全体の状態として考えると、

これは非常にコンディションの良い状態と言えます。
近寄っていくと
そんな綺麗な屋根表面でも・・・
黒いブツブツがあります
近寄っていくと!?何でしょうか、黒いブツブツしたものがこびりついています。
こびりついています
さらに近寄ったものがこれ、強くこすると取れるが全て綺麗に取れるわけでもない

なにか長年の間に蓄積したものがこびりついているようです。

ぱっと見で綺麗に見えるとてもコンディションの良い屋根トタンであっても

このような付着物が大量にこびりついているんですね。


今までの施工経験からこの屋根はとても綺麗な屋根だと思います

ということは標準的な劣化が進んでいる屋根には・・・

メチャクチャ付着物やサビや変質塗膜なんかがこびりついているのです!
研磨処理後
屋根劣化が少ない場合は目の細かい研磨紙を使って研磨処理します。
ブツブツが無くなっています
付着物はほとんど研磨処理によってそぎ落とされています。
研磨キズによる塗料密着性も向上します
さらにマクロで撮影すると既存塗装膜表面に細かい傷が無数についているのが

確認出来ます。


垂直面となる外壁に比べて水平面である屋根は倍以上の負荷が掛り続ける

とても過酷な環境となります。

その過酷さの一例として屋根塗装には塗膜剥離が多いというもの

積雪した雪の水分や、雪氷の擦り傷、強烈な紫外線などが影響して

弱い塗膜密着でははがれやすくなるので、それを防ぐ対策が必要になります。

グリーンペイントで行っている研磨下地処理作業は密着の妨げになる

粉化物や付着物を確実に除去し、密着性を向上させ塗料の足がかりとなる

細かい無数の傷をつけることで塗膜剥離というリスクを軽減します。



どうぞ屋根塗装をお考えの際はグリーンペイントへお問い合わせください。

お電話お待ちしております!^^

グリーンペイント寺沢です


ゴールデンウィーク明けは手稲区前田住宅の続きです。
下塗り 微弾性フィラー塗装
外壁下地処理まで完了していたので微弾性フィラー下塗り

微弾性フィラーは乾燥するとかなり痩せてしまうので
※痩せる=塗料中の水分が蒸発することで乾燥前と乾燥後を比較して塗膜が薄くなること

極力厚みを付けるよう意識して下塗りします。
中塗り ベージュ系色
中塗りはいつものように上塗りと色を変えて塗装します。
上塗りは指定色で仕上げます
そして上塗り・・・ちょっと中塗りの色を濃くしすぎた感^^;

しかし!これには良い効果があります ⇒ 中塗りの色を隠蔽できるように

無希釈(濃い塗料)をたっぷり塗らなければ仕上がらない ⇒ 痩せの少ない

高耐久塗装膜が出来上がる!(希釈の多い塗料は耐候性能が低下します)
基礎シーラー塗装後のひび割れ補修
基礎は水性カチオンエポキシシーラー塗装後にひび割れ補修。
基礎透湿撥水艶消し塗装仕上げ
透湿性と撥水性を併せ持った水性ラジカル制御型シリコン塗装仕上げ。

基礎は地面と接していることから湿気の影響を受けやすく

外壁と比較して塗装膜剥離の発生しやすい部位になるので

接着力の強い下塗りシーラーと湿気対策の透湿性能が高い中・上塗り

塗料の選定が大切です。
下屋はハゼ折り返し部全てにシーリング施工
前田住宅の下屋屋根シーリングを撤去すると水が出てきた件について

原因として考えられたのは、長尺トタンの防水性能を越える雨による影響

長尺トタンは構造上ハゼと呼ばれる突起部に次のトタンを噛み合わせる方法で

連結していく施工方法がとられるのですが、その噛み合わせ部には

伸縮性のあるゴムパッキンが入っている訳でもなく、ただトタン板を

噛み合わせているだけなのでハゼ突起部の高さを乗り越えるような大雨が降ると

ハゼ噛み合わせ内部に雨水は侵入する構造です。


昨今は札幌でも突然のゲリラ豪雨なども多くなり、雨水が筋状にハゼ横を

流れたりすると比較的簡単に屋根トタン裏側に入り込み

通常の長尺トタンであればトタンと防水シートの間を流れて下端部から流れ落ちて

くれるのですが前田住宅は長尺トタンとフラットトタンを組み合わせてあり

なおかつフラットトタンの下には電熱線が入っているとのことのなので

その接合部にどのような取り合い処理がされているか見当もつきません。


結果、トタン裏に絶対水が廻らない施工が最も効果的と判断し

ハゼ噛み合わせ部位全てを屋根専用シーリングで防水することに。

数百mのシーリング施行になりましたが今後の屋根裏漏水を完全に

予防することが出来ます。
縁側?で良いのか?塗膜防水基材1回目
その他に、縁側?の防水施工、モルタル劣化が激しかったので

樹脂モルタルで形成後に防水シーラー塗装、防水基材1回目を塗装しています。
基材2回目
ポリマーセメント塗膜防水は積雪寒冷地の床面施工という過酷な条件でも

剥離欠陥が発生しない信頼性の高い防水材料です!^^
※専用下塗りシーラーが必須です。
塗膜防水施工完了
防水施工完了です。
せっかく防水したのに床がでこぼこしています
せっかく防水施工したのですがその下、アスファルト床面が波打っています。

波打ち、防水取り合い部周辺は陥没して水溜りになる状態です。
アスファルトで水が溜まらないよう施工
アスファルトを使用して水が溜まらないように勾配調整をします。
しっかり転圧してあります
グリーンペイント倉庫で使用している転圧ダンパーが役に立ちました^^

「備えあれば憂いなし」大好きな言葉です(^^♪
足場解体
足場解体作業も無事完了。
施工完了!
施工完了です。
R0012179
コロナ騒ぎで自粛ムードが漂う中、お客様が当店へ工事依頼して頂き

おかげで社員一同無事働くことが出来ています。

ありがとうございました!!


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