朝晩涼しくなってきました。夏、エアコンのない我が家では窓を開けますが、最近は寒くて目が覚めることもあるので閉めるようになりました。

スタッフNです

今日は薄曇りの中、これまた基礎高の大きな住宅の塗り替え現場を密着。

まず目に付いたのが撤去したシーリングのぶ厚いこと!思わず手に取ってまじまじと見ました!これを撤去したということは、同じだけ充填するということですか。いえ、当社のシーリングはもっと大量にシーリングを使いますよ!

撤去したシーリング


壁とサッシの間のシーリングを例にします。壁面とフラットになるようにシーリングを打つのは「普通」です。良く見かけますね。ところが、当社はサッシの一番高いところまでびっちり打ちます。滑り台のようです。
これは通常の1.5倍ほどのシーリングが必要ですが、とても厚くなるのでとてつもなく丈夫です。
「三角シール」という工法で、材料を多く使うためコストがかかります。


シーリングを撤去した後は、プライマーを塗布します。
プライマーを念入りに
作業員にインタビューしたところ、シーリングだけでは素地にくっつかないので、プライマーという接着剤の役割をする塗料を塗るのだと、理解して作業していました。
あまり多く付けすぎると垂れてしまうので、多すぎず少なすぎずを心がけているとのこと。


続いて、シーリングを打った後の養生テープ剥がしです。

養生テープはがし


とても丁寧に念入りに剥がしていたのでまたまた聞いてみました。この物件の壁は凹凸がくっきりしているため、急いで剥がすと「ヒゲ」がたくさん出やすいと。
「ヒゲ」?です
打ったシーリングが乾く前に養生テープを剥がすので、粘度のあるシーリングが剥がれるテープに引っ張られピョンピョンとたくさんツノが立つようになってしまうのです。

なるほど、生クリームを泡立てたときにできるツノですね!これが出ないように剥がすのは時間がかかりますね~。かといってあまりにゆっくり過ぎると表面が乾いてきて半乾きの状態ではがすと、表面だけめくれて、中にある未硬化のシーリングがグチャグチャに飛び出してきます。腕の磨きどころでしょうか。
きれいに剥がれてますね
きれいに剥がした跡&遠くに作業員です。プロっぽく撮ってみました!この壁もこれからきれいになりますよ~