グリーンペイント寺沢です


サビ落としまで完了しているダイナトラックですが

サビを落とすととんでもないものを発見してしまいました!

向かって左側、あおりの劣化が著しかったのですがそれには理由があり

道路に停車して材料の積み下ろしはほとんど右側のあおりを動かすので

左側のあおりは滅多に動かすことがないので

動かさないから劣化したのか?動かさないところに水が溜まっていたのか?
ブッツリと断裂してる
なんと!あおりの蝶番が2箇所も断裂しているではありませんか!

断裂するのかい!?と新鮮な驚きもありましたがガッカリ

結構分厚い鉄がブッツリと断裂しているんですよね。

1つのあおりに蝶番は4個ついていて半分が切れていた・・・

ロックこそかかっているものの、あおりを外した勢いで残りの蝶番も切れたら

あおりが落ちて大怪我をするところです。


さて、どうするか?整備工場に出しても正月が近いし

出来上がりがいつになるかわからないので

自前溶接で直すことにしました~^^

早速、溶接準備開始ですが断裂箇所をよく観察すると

断裂の幅が結構あるぞ?手持ちの溶接棒では細いかも?
※スクラム号の給油口を溶接したときの細部用溶接棒

ホームセンターで太い溶接棒を調達し作業開始。


まずは溶接個所の塗装膜の除去とサビを完全に取り除きます。

これは元旋盤、溶接工だった父からの教えで溶接作業も塗装作業同様に

下地処理?でいいのかな、がとても重要とのこと

しっかりワイヤーブラシで研磨してからパーツクリーナーで脱脂を行い
パーツクリーナで清掃して
溶接開始です、いや~溶接って楽しいですね~
バチバチッと溶接します
趣味で本業以外の作業をしているときは楽しい!DIY感覚とでも言いましょうか(^^♪
鉄が溶けるほどの高温か
一度溶接が完了してからスパッタ?を取り除くと、まだ強度的に不安が残る仕上り

再度溶接を重ねがっちりした溶接が出来上がりました!
がっちり溶接完了
溶接後はあおり内部の腐った木部などを交換して
ついでに荷台の木部も交換します
サビ止めを色違いで2回タッチアップ塗装、それから全塗装を行い
サビ止めタッチアップ1回目
サビ止めタッチアップ2回目
仕上り!?荷台がまだですね^^;
しっかり綺麗なダイナ号の完成でっす!
今回は下回りも全塗装