グリーンペイント寺沢です


今年のお盆休暇は13~15日までの3日間で16日から仕事スタートです。
お盆休暇が明けて心機一転スタートです!
スタート最初の住宅は厚別区厚別東住宅、この辺りは傾斜地で区画整地に

よって盛土をしていることが多く建物正面側道路面と裏側の庭面では2m位の

高低差があり正面側以外の3面は通常の建物高さなのですが正面側だけ

グ~ンと高さがあります。
足場仮設完了
足場仮設も無事終了しシーリング断裂等がそれほど見られなかったので

厚別東住宅は先に高圧水洗浄を行います。
高圧水洗浄作業
この外壁はチョーキング層があります
グリーンペイントではシーリングの断裂具合でサイディング内部に水が入ると

判断したときはシーリング施工後に高圧水洗浄、シーリングの状態が良いときは

先に高圧水洗浄を行っています。

高圧水洗浄が終わるとシーリング打替え作業に取り掛かるのですが

既存シーリングの表面には細かな亀の甲羅のようなクラックが発生している?
このシーリング割れは変です?
撤去してみると、驚くほどに薄い!これは本当に薄かった!!( ゚Д゚)
撤去すると凄く薄い増し打ち工法
シーリング全箇所が増し打ちされていたのです!・・・

増し打ちされていたのです!だけではわかりづらいので状態を説明させて頂きますね^^;

前回の塗替え工事、シーリング作業時に既存シーリング撤去作業を行わないで

接着用のプライマーも塗らずにそのままシーリングを増し打ちした!?

それも限りなく薄く・・・

増し打ちシーリングを引っ張ると、まるでスライスチーズのビニールを剥がすかのように

ピリピリピリと剥けていく。。。
※たとえ話はその人間のボキャブラリーを表す、神よ!ボキャブラリーの引き出しを増やしたまえ!w
ペラペラです、良く持ってたなあと逆に関心する^^;
このようなシーリング施工では通常の10分の1の材料と5分の1くらいの作業手間で

作業が出来る、きっと施工業者は多くの利益をあげることが出来たでしょう。。。

増し打ち下のシーリングがそれほど劣化していなかったようなので現在まで

なんとか維持できていたと思いますが、このような工法ならばシーリング

増し打ち施工は必要なかったのではないかと考えさせられます。

今回のグリーンペイント見積りでは窓廻り、外壁目地、建物すべてのシーリングを

撤去してから新しく打替える工法を提案させてもらっています。

シーリングの撤去、シーリング薄皮を残すと層間剝離するリスクがあるので

サイディング素地が出るまで既存シーリングを撤去します。
既存シーリング撤去完了
その後にはサイディングを汚さないためのマスキングテープ張りとシーリング厚を

十分確保できるように薄いボンドブレーカーテープを目地底面に張り付けます。
ボンドブレーカー貼り付け完了
シーリング専用プライマーを塗布してからシーリングの打ち込み

表面をえぐらないように均してシーリング作業完了となります。
シーリングプライマー塗布
均し作業では力を入れてえぐるように均すとシーリング厚が薄くなるので

力を抜いて滑らかに目地シーリング表面をえぐり取らないように気を付けます。
シーリング均し完了です
8月中旬はお盆休暇があったので作業はここまでになります。