グリーンペイント寺沢です

上野幌住宅の作業と並行して、東区北35条近郊アパートの工事が始まりました。
東区北35条近郊AP
北35条近郊とは・・・大通りから西は北40条まで、東はな・なんと!北51条まで

北51条とは・・・きっと他県の方が聞いたら、札幌はどんだけ~大きいんだよッ!

と思うかどうかはわかりませんが(;^ω^)

当ブログでお客様邸住所が特定されると、ご迷惑をおかけするので

地名をひとくくりで、屯田住宅などと表記しているのですが

北~条シリーズは指定範囲が狭くなってしまうので表記に悩みます。。。

なので北35条近郊アパートと曖昧に表記させて頂きました。
※ちなみに南は37条まである、北海道でっかいど~札幌もでっかいど~^^
一足足場(ビケ)に積み替え
北35APは建物向かって右面の、敷地幅が狭いのとアパートという性質上

駐車場が正面側に隣接していることから、足場幅は狭いほうが良いので

建物全面を一側足場(ビケ足場)で足場仮設することになりました。
足場材搬入
グリーンペイントではビケ足場のみで足場仮設することはまれで

実際に作業を始めると、ビケ足場は自由度が高くほとんどの障害物を難なく

かわしながら作業を進めることが出来る【足場経験のない人でも短期間で

仮設技術を習得できる】との売り込み文句の意味が理解できます。

敷地が狭く、障害物の多い建物ではビケ足場が最適で

建物高さがあり建物一辺が長くなる大型住宅になると枠組み足場の方が

足場強度があり、全ての枠が2足ということから安定感が高いと感じます。
一足足場(ビケ)で仮設
北35条APは、外装のジョイント部にゴム状のパッキンが入っており

シーリングの代わりを担う役目で、劣化もなく交換等の必要は無い状態でしたが

このゴム状パッキンには、ゴム系製品特有の可塑剤が滲み出すブリード現象が

発生していて、その油状のブリードにゴミや汚れが絡んでいる状態なので
ゴムパッキンのブリードに汚れが付着している
溶剤でゴミ落としと共に脱脂処理も行ったうえでブリード防止用のプライマーを
ゴム状パッキンの汚れ落とし
汚れ落としと脱脂処理後
塗り、塗装完成後にブリードが再発しないように予防します。
ブリード防止用プライマー塗布
また、北35APでは外壁目地は全てゴム状パッキン、窓枠も両サイドはパッキン

なのですが、窓上と下のみがシーリング施工されてあり、シーリングは劣化が

進行していたので、撤去後に打替えを行いました。
窓の上場と下場のみシーリング打替え
目地部位にゴム状パッキンを使用している例は大手ハウスメーカー施工の

住宅などで目にすることがありますが、ゴム状パッキンが劣化して交換が

必要になったときなどには塗装店やリフォーム店などでは入手しずらく

必然的に施工したハウスメーカーにリフォーム依頼するしか方法が無い

ケースも見られます。

窓上、下のみシーリング施工ということは、より浸水の可能性が高い個所には

シーリングを使用したほうが安全性が高いということなのか?

それとも横方向にはゴム状パッキンを適用できない構造なのか?

統一出来ない性質があるというのは考えさせられます。

【シンプルなものほど安定性が高い】ということだけは間違いなさそうです。
RIMG4379