グリーンペイント寺沢です


11月初旬は北区拓北住宅を施工させて頂きました。
北区拓北住宅
外壁は窯業系サイディング、シーリング全撤去打替え仕様になります。

拓北住宅は軒天井張り出しが無く、四角い形状でさらに凹凸も無い

とても足場仮設が施工しやすかったです!^^
足場仮設完了です
シーリングは全撤去になっているのでサイディング目地から撤去していきます。
既存サイディング目地シーリング
まずはザックリ撤去
目地両サイドに薄皮が残ります
薄皮撤去作業
目地シーリング撤去完了
↑ こんな流れでザックリ撤去⇒目地両サイドに残った薄皮撤去

目地底にはボンドブレーカーらしきものが入っていたので順調に作業が進みます。
既存の窓下水切りが干渉するので
窓廻りには既存の窓下水切りが取り付けられており

窓廻りのシーリング撤去作業でカッターやペンチが干渉するので

事前に仮外ししておきます。
仮外ししておきます
窓廻りのシーリング撤去を始めて直ぐ、三面かッ!?

カッターを入れただけでわかってしまう、あの重い手応え。。。( ゚Д゚)
窓廻りシーリングは3面接着している!?
バッカー材を入れないでシーリングを打った為にサイディング下地の

木にべったりと貼り付いてしまっています。
べったり底に張り付いています
シーリングを引っ張りながら、底の木とシーリングの間にスクレーパーを

差し込んで徐々に剥がしていくという作業を繰返し・・・
窓廻りも撤去完了
何とかここまで撤去することが出来ました!

しかし何故、このようなことが起きるのか?

新築時にサイディング工がサイディングを張り、その後からシーリング工が

シーリングを施工するわけですが、ボンドブレーカーやバッカーの存在は

当然知っていて普段の作業でも使っているもののはずです・・・

拓北住宅の窓廻り目地深さから丸バッカーは使えないので

通常であれば糊付きの角バッカーで厚みが2~3㎜程度の物を使うのが

シーリング厚を確保するうえでもベストではないかと思いますが

丁度その時にバッカー材を切らしていたので使わなかったのか?

バッカー材を取り付ける工賃とバッカー材の部材費を出したくなかったか?


そのような手抜きを行うことで施主様の住宅に悪影響を及ぼしたり

次の工事業者に負担を押し付けることになる

自己中心的な行為以外の何物でもありません(*_*;
窓廻りには新規にバッカー材取付け
シーリング撤去後には適正な厚みの角バッカーを取付け

既存シーリングよりも幅広、厚みも倍以上で新規シーリングを施工します。
目地シーリング打設
目地シーリングも同様にボンドブレーカー(緑色)を取り付けてから

えぐり取らないよう、厚みを確保したシーリング均しを行います。
シーリング施工後に水切り復旧
窓廻りシーリング打ち込み施工後に仮外ししておいた

窓下水切りも復旧⇒上左右方向の3方シーリングで防水処理します。
倉庫前11月の朝日