グリーンペイント寺沢です
いよいよ耐震補強工事を始めるのですが、本業が大工ではないので
強度計算等が出来るわけでもなく、あくまでも趣旨としては
【素人が多少強度不足と思われる木造倉庫の簡易補強を、低コストと決められた
作業人工内であらゆる地震災害に対応するのではなく、メイン柱がへし折れることを防ぐ
という局所的に対応することを目的で行われる自作簡易型の耐震補強工事】であります。
※施工内容批判を恐れた保険に保険を重ねた超保守的な趣旨説明であります。^^;
まずこんな感じで壁際に沿って配置されている自作棚(足場材)を
移動することから始めるのですが、壁1面分の移動・復旧だけでも
2~3日位かかります。
この倉庫の売主様からの説明では、倉庫は平成元年あたりで建築されたそうで
30年位経過していることから柱材の腐食も懸念されましたが
木材の変色はありますが腐食まではいたってないようです。
木材を突き合わせてある箇所、確認できませんがきっと
凹凸の加工がされて組み合わせてあると思うのですが
既存では突き合わせ箇所にかすがいが使用されている箇所が少なく
無いよりはまし程度だと思いますが、単価の安いかすがいで
補強効果(小)を得られるのであればどんどん設置していくべきと判断しました。
問題の柱補強方法、既存の縦柱は105㎜×105㎜の寸法で
その柱に合わせて横方向に垂木が等間隔で配置されています。
同じ105㎜柱を重ねて取付け、補強する方法は双方柱にドリルで穴をあけて
両側にボルトの付いた金具を取り付けボルトを締めることで重ね合わせて
1本の柱に見立てて強度を増す方法ですが
柱に向かって正面側に取り付ける場合、柱裏側のトタン板を外す必要があり
外壁を全て剥がすという大工事となり却下。
柱に向かって左右どちらかに新柱を入れる場合では、横方向に設置されている
無数の垂木を105㎜分カットしなくてはならず、かつ使い慣れていない
ボルト式の金具も使用しなければいけないことから時間がかかり却下。
柱となり、上からの荷重を受けてくれる木材の質量を純粋に増やすことで良いのでは?
外装をいじることなく内部からの作業だけ、かつ既存の木材を切断しない方法
既存の縦柱に対し柱手前、右左両サイドの3方向に2×4材を大量のビスで取り付ける
その取り付けた2×4材同士もビスを大量に打ち込み固定させる。
こうすることで既存柱と補強木材が一体化し1本の太い柱と同等の強度を
持ってくれるのではないかと。
決められた予算、工期、人工内で出来る補強としては理想形ではないかと考えました。
横方向の垂木も同様に、同じ垂木を重ね合わせ大量のビスで固定することで
倍の太さの垂木(強度)となってくれると。
木材補強で最も問題として考えた事は補強材の接合部を加工するか?
補強材と補強材が組み合わさるところを斜めにカットして
ピッタリ合わせていく加工、見た目も格好良く、強度的にも良い効果が
あるはずです・・・が、2×4材の長さを計り、接合部の角度調整と斜めカット?
までしていると、ただカットしていくのと比べて2倍以上の時間がかかり
ビス止めも通常より明らかに多い量を打ち込むため、そこに割く時間が無い。
そのような経緯から補強材接合部の加工はしない、そこで多少の
強度が失われたとしても地震の横方向への力で柱が途中から折れること
荷重による座屈折れ等に対して、それほど影響が出ないと推測しました。
まだまだ続く・・・
いよいよ耐震補強工事を始めるのですが、本業が大工ではないので
強度計算等が出来るわけでもなく、あくまでも趣旨としては
【素人が多少強度不足と思われる木造倉庫の簡易補強を、低コストと決められた
作業人工内であらゆる地震災害に対応するのではなく、メイン柱がへし折れることを防ぐ
という局所的に対応することを目的で行われる自作簡易型の耐震補強工事】であります。
※施工内容批判を恐れた保険に保険を重ねた超保守的な趣旨説明であります。^^;
まずこんな感じで壁際に沿って配置されている自作棚(足場材)を
移動することから始めるのですが、壁1面分の移動・復旧だけでも
2~3日位かかります。
この倉庫の売主様からの説明では、倉庫は平成元年あたりで建築されたそうで
30年位経過していることから柱材の腐食も懸念されましたが
木材の変色はありますが腐食まではいたってないようです。
木材を突き合わせてある箇所、確認できませんがきっと
凹凸の加工がされて組み合わせてあると思うのですが
既存では突き合わせ箇所にかすがいが使用されている箇所が少なく
無いよりはまし程度だと思いますが、単価の安いかすがいで
補強効果(小)を得られるのであればどんどん設置していくべきと判断しました。
問題の柱補強方法、既存の縦柱は105㎜×105㎜の寸法で
その柱に合わせて横方向に垂木が等間隔で配置されています。
同じ105㎜柱を重ねて取付け、補強する方法は双方柱にドリルで穴をあけて
両側にボルトの付いた金具を取り付けボルトを締めることで重ね合わせて
1本の柱に見立てて強度を増す方法ですが
柱に向かって正面側に取り付ける場合、柱裏側のトタン板を外す必要があり
外壁を全て剥がすという大工事となり却下。
柱に向かって左右どちらかに新柱を入れる場合では、横方向に設置されている
無数の垂木を105㎜分カットしなくてはならず、かつ使い慣れていない
ボルト式の金具も使用しなければいけないことから時間がかかり却下。
柱となり、上からの荷重を受けてくれる木材の質量を純粋に増やすことで良いのでは?
外装をいじることなく内部からの作業だけ、かつ既存の木材を切断しない方法
既存の縦柱に対し柱手前、右左両サイドの3方向に2×4材を大量のビスで取り付ける
その取り付けた2×4材同士もビスを大量に打ち込み固定させる。
こうすることで既存柱と補強木材が一体化し1本の太い柱と同等の強度を
持ってくれるのではないかと。
決められた予算、工期、人工内で出来る補強としては理想形ではないかと考えました。
横方向の垂木も同様に、同じ垂木を重ね合わせ大量のビスで固定することで
倍の太さの垂木(強度)となってくれると。
木材補強で最も問題として考えた事は補強材の接合部を加工するか?
補強材と補強材が組み合わさるところを斜めにカットして
ピッタリ合わせていく加工、見た目も格好良く、強度的にも良い効果が
あるはずです・・・が、2×4材の長さを計り、接合部の角度調整と斜めカット?
までしていると、ただカットしていくのと比べて2倍以上の時間がかかり
ビス止めも通常より明らかに多い量を打ち込むため、そこに割く時間が無い。
そのような経緯から補強材接合部の加工はしない、そこで多少の
強度が失われたとしても地震の横方向への力で柱が途中から折れること
荷重による座屈折れ等に対して、それほど影響が出ないと推測しました。
まだまだ続く・・・
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