グリーンペイント寺沢です
あいの里住宅の続きになります。

外壁下塗りシーラー塗装
あいの里住宅オーナー様より、見積り段階の時点で使用塗料は弱溶剤系を
選択するよう指示がありました。
インターネットで詳しく塗料適正等をお調べになっていて
寒冷地には水系塗料よりも弱溶剤系を選択されるあたり
かなりの知識量を持たれたお客様です。

昨今では臭いの問題から水系塗料を選択することが多くなっていますが
最新の技術を取り入れ続けている水系塗料であっても、どうしても乗り越えられない壁が
表面張力の問題ではないかと考えます。
例としてガラス板の上に水を落とした時、丸い輪郭の水滴になりますが
同じく灯油を落とした時はサラっとガラス表層に拡散します。
外壁表面のミクロの世界で、あの表面張力問題が発生していることを考えると
外壁凍結膨張欠損が多発する積雪寒冷地域においては
弱溶剤系塗料を指定することは間違い無い選択であると確信しています。

中塗り後にあいじゃくりと欠損箇所の補修を行います。
あいの里住宅の欠損は多く、あと数年メンテナンスが遅れていると
外壁全面サイディング張替工事に進展していた可能性があります。

弱溶剤2液混合型シリコン塗料の上塗り仕上げです。
中塗りの方が濃い色の場合は、上塗り塗料の希釈率を下げて
隠ぺい率を上げなければ仕上りません。
希釈率が低い ⇒ 塗膜として残る固形分が多くなるので耐久性が向上する。

屋根錆止め塗装後にトタン端部のシーリングを打ち換えます。

横張トタンの噛み合わせ部位はいろいろ問題の起きやすいところです。
写真のように刷毛を噛み合わせ奥まで入れて塗装すると

塗装後すぐには表れませんが・・・

数分経って忘れたころにダラリと流れ出てきます。。。
塗装技術が低いから流れてきたんじゃないの?などと思われそうなので解説します。^^;
横張りトタンの噛み合わせ部位を奥までしっかり塗装すると
ほとんど必ずと言って良いほど流れ出してきます。
逆に言えば、奥まで塗装せずに手前で止めて塗装すると流れないで塗装出来ます。

流れた跡を再度刷毛で均す作業となるのでとても手間が掛かりますが
横張トタンの噛み合わせ部位を奥までしっかり塗装しないと
新築から数えて20年以上経過してくるとメチャクチャにサビまくることがあり
簡易塗装を繰り返していると錆の進行が早くなり、噛み合わせ部位の
トタンに穴が空くほどのサビに進行してしまうのです・・・
横張トタンはいろいろな問題を抱えた建築部材です。

グリーンペイントではそのような問題が起きないように横張トタンを塗装しています。

バルコニースノコ下も清掃後に塗装します。

軒天井板の欠損が頻発する箇所には破風板を5cm下方向に延長して
対策を講じました。

2液混合型ハイソリッドシリコン塗装仕上げ、厚膜型ならではの鏡面性です。

アルミ水切りのコーナー材が外れてしまっています。

新規コーナー材を取付け、金属プライマーを塗装後に
仕上げを行います。


この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き
まことにありがとうございました!!
あいの里住宅の続きになります。

外壁下塗りシーラー塗装
あいの里住宅オーナー様より、見積り段階の時点で使用塗料は弱溶剤系を
選択するよう指示がありました。
インターネットで詳しく塗料適正等をお調べになっていて
寒冷地には水系塗料よりも弱溶剤系を選択されるあたり
かなりの知識量を持たれたお客様です。

昨今では臭いの問題から水系塗料を選択することが多くなっていますが
最新の技術を取り入れ続けている水系塗料であっても、どうしても乗り越えられない壁が
表面張力の問題ではないかと考えます。
例としてガラス板の上に水を落とした時、丸い輪郭の水滴になりますが
同じく灯油を落とした時はサラっとガラス表層に拡散します。
外壁表面のミクロの世界で、あの表面張力問題が発生していることを考えると
外壁凍結膨張欠損が多発する積雪寒冷地域においては
弱溶剤系塗料を指定することは間違い無い選択であると確信しています。

中塗り後にあいじゃくりと欠損箇所の補修を行います。
あいの里住宅の欠損は多く、あと数年メンテナンスが遅れていると
外壁全面サイディング張替工事に進展していた可能性があります。

弱溶剤2液混合型シリコン塗料の上塗り仕上げです。
中塗りの方が濃い色の場合は、上塗り塗料の希釈率を下げて
隠ぺい率を上げなければ仕上りません。
希釈率が低い ⇒ 塗膜として残る固形分が多くなるので耐久性が向上する。

屋根錆止め塗装後にトタン端部のシーリングを打ち換えます。

横張トタンの噛み合わせ部位はいろいろ問題の起きやすいところです。
写真のように刷毛を噛み合わせ奥まで入れて塗装すると

塗装後すぐには表れませんが・・・

数分経って忘れたころにダラリと流れ出てきます。。。
塗装技術が低いから流れてきたんじゃないの?などと思われそうなので解説します。^^;
横張りトタンの噛み合わせ部位を奥までしっかり塗装すると
ほとんど必ずと言って良いほど流れ出してきます。
逆に言えば、奥まで塗装せずに手前で止めて塗装すると流れないで塗装出来ます。

流れた跡を再度刷毛で均す作業となるのでとても手間が掛かりますが
横張トタンの噛み合わせ部位を奥までしっかり塗装しないと
新築から数えて20年以上経過してくるとメチャクチャにサビまくることがあり
簡易塗装を繰り返していると錆の進行が早くなり、噛み合わせ部位の
トタンに穴が空くほどのサビに進行してしまうのです・・・
横張トタンはいろいろな問題を抱えた建築部材です。

グリーンペイントではそのような問題が起きないように横張トタンを塗装しています。

バルコニースノコ下も清掃後に塗装します。

軒天井板の欠損が頻発する箇所には破風板を5cm下方向に延長して
対策を講じました。

2液混合型ハイソリッドシリコン塗装仕上げ、厚膜型ならではの鏡面性です。

アルミ水切りのコーナー材が外れてしまっています。

新規コーナー材を取付け、金属プライマーを塗装後に
仕上げを行います。


この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き
まことにありがとうございました!!
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