グリーンペイント スタッフのブログ

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グリーンペイント寺沢です


今回はグリーンペイントの屋根塗装、下地処理について説明させて頂きます。
それほど劣化していないように見える屋根
それほど劣化が進んでいないように見える屋根です。
所々塗膜が剥がれています
所々塗膜剥離が発生していて、サビは少ないですが多少出てきている状態です。
いつものように研磨していきます
まずはいつものようにガシガシ研磨していきます!
左が研磨前、右が研磨後
研磨後は既存塗膜のチョーキング層が削り落とされるので

色が変わります。
表層は削り落とします
既存表層粉化塗膜の除去と無数の研磨キズを付けることが出来ます。
サビ発生個所は念入りに研磨します
サビが発生していた箇所は下地金属が出るまで念入りに研磨します。
サビのザラつきは除去できました
しっかりサビが除去されています。

酸化した鉄は表面が凹凸状の脆い酸化鉄になり、その上に塗料を塗ると

凸部頂上部の塗膜が薄くなったり、脆いので形状が変形したりするので

そのようなところから浸水しやすく、せっかく塗装したのに

すぐサビてしまうことになります。
屋根全面研磨はとても時間がかかります
こんな感じで下地処理をしていきます。

一般的な屋根サイズを下地研磨処理する場合、作業員1人が1日から1・5日

かかって終わるかどうか?という仕事量があります。

一般的に行われている屋根トタンへの高圧水洗浄作業は作業員1人で

1~2時間程度で終わることが多いので

屋根研磨処理作業は高圧水洗浄作業と比較して4~6倍程度の

作業時間と作業労力を必要とする下地処理作業になります。
怪しい塗膜浮きがある
上の写真は下地処理をおろそかにした作業によって発生した塗膜浮きです。
皮すきで削ると
皮すきで削ると
中から土埃が出てきます
中から砂埃らしきものが出てきます。

前回塗装時にハゼ付近の砂埃すら除去しないで塗装したことにより

塗膜が密着せず、浮き塗膜となっています。

当然、塗膜が浮いているので放置するとサビが発生しやすくなります。
錆止めを塗ると浮いてくるものもある
ハゼ付近の塗膜浮きを全て見つけるのはとても難しく削り残しが発生しやすい。

その上にサビ止め塗料を塗ると、塗料の溶剤成分により浮き塗膜が縮みあがります。
密着していなかったということです
これも削り落とします
サビ止めを塗ると見つけやすくなるのでそこからさらに削っていきます。
大量のケレンカスが出ます
この浮き塗膜を削ると大量のケレンカスが発生します・・・
剥がしたところは再度錆止めを塗装します
てきとうな下地処理をしているとサビや塗膜剥離の再発を招き

代金をお支払いして下さるお客さまに多大な迷惑をおかけし

さらに次の業者にも迷惑をかけるという。。。とんでもない作業です。



グリーンペイントでは営業職管理職を置かず、全員が現場に出て作業することで

必要経費を最小限にとどめ質の高い塗装を低価格でお客様に

ご提供させて頂いております。


塗装工事をご用命の際には是非グリーンペイントにお電話ください!
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グリーンペイント寺沢です


お盆休暇明けは屋根塗装の予定工期が切迫してきていたので^^;

屋根塗装に入ることが多くなっています。
北区麻生アパート屋根塗装
今回は北区麻生アパートの屋根トタン下地処理研磨作業のご紹介をさせて頂きます。

グリーンペイントでは屋根塗替えの際に高圧水洗浄作業ではなく

トタン研磨を行う下地処理作業を採用しています。
屋根トタンにはこのような物が付いている
なぜ?一般的に多く採用されている高圧水洗浄作業ではなく

研磨処理作業を行っているのか?その理由は・・・
カラスの食事跡^^;
👆の写真をご覧ください、これは何か?

これはカラスがゴミステーションから漁ってきた生ごみを屋根の上で広げて

食べ漁った際に出来る油染みです。
浸み込んだ油ごと削り落とす
油類なのでこの上に直接塗装すると確実に塗膜は剥がれます。

高圧水洗浄では油が水を弾くので落とすことが出来ません。

溶剤で拭き取ることで落とすことは出来ますが、油を落とす効果しかないので

油落とし+研磨塗料足がかりという2つの効果がある研磨処理の方が有効です。
塗膜浮きの下には・・・
これは屋根トタンのハゼ付近に多い塗膜浮き
砂や埃が溜まっている
皮すきなどで削ると、中には砂や埃が詰まっています、前回塗装時に

砂や埃があるところへ処理せずそのまま塗装した影響です。
こんなサビはしょっちゅうあります
このようなサビも所々に発生しています。

まるっきりサビの発生していない屋根は稀で、ほとんどの場合大なり小なり

サビが発生していることがほとんどです。
しっかり研磨してサビを落とす
サビの表面はザラザラしていて、不安定かつ脆い酸化物が付着しているので

サビ落としの処理が不十分だと、塗装後数年で問題が発生します。
マクロでみるとサビが落ちているのが良くわかります
サビがすべて削り落とされたのが確認できます。
地道に研磨していきます
屋根の研磨下地処理は高い労力が必要な作業で

屋根トタンに塗る上塗り塗装と同等の時間と労力が発生します。
※高圧水洗浄作業と比べて私見では3~4倍程度の労力が必要と感じます。
研磨は力がいるので踏ん張った靴の跡ですね
研磨処理は軽い力で行うと研磨力が弱く、力を込めて研磨する必要があるので

研磨処理後には踏ん張った際に出来る足袋靴の跡がくっきり残ります。


冒頭から説明させて頂いた塗装障害が屋根塗装作業には付きまといます。

屋根塗装作業前に行われる高圧水洗浄作業は労力と時間が少なく済む

簡易的下地処理作業と考えていますが、高圧水洗浄作業が良くないとは

思っていません。チョーキングしか発生していないような軽度の劣化屋根の場合に

高圧水洗浄でその少ない労力に見合った低いコストで提供されるのであれば

有効な下地処理と言えます。
こんな感じで屋根全面を研磨していきます
グリーンペイントでは高労力で下地処理効果の高い屋根研磨作業を

札幌市の屋根塗装平均価格帯に合わせた金額でご提供させて頂いております。


作業内容が濃いので金額が高いかも?というご心配もあると思いますが

営業職、管理職無しの実務職人だけで構成された小規模店でのみ実現可能な

低価格です!屋根塗装工事をご検討の際は是非当店の品質をご確認下さい!!^^

グリーンペイント寺沢です


今日は2008年10月に当店で屋根塗装を施工させて頂いた

お客様邸へリピート見積りに伺っております!
10.7年前に施工した屋根
10年6カ月経過したことになりますが、はっきり言って状態が良い!

とても嬉しい事です!
チョーキングは発生しています
前回塗装が初回塗替え工事でその時の状態が良かったのもありますが

当時当店で使用していた屋根用1液型のアルキッドシリコン樹脂塗料が

ここまでの耐久性を持っているとは^^
チョーキング下には塗膜が生きている!?
チョーキングは当然のように発生していますが、チョーキング層を指でこすると

その下にはまだ活膜が残されていて、全面へのサビ発生を防いでくれています。
笠木淵にはサビが出ていた
ほぼサビが発生していない状態でしたが、笠木の端は角部になり

塗膜がどうしても薄くなりがちなのが影響したか、サビが見られました。

破風板も艶が無くなっている
寒冷積雪地域の屋根塗装平均耐久年数は7~8年程度と言われているなか

十分な耐久性を示してくれたのではないかと思います。

当時から当店の塗装方針として重視していた下地処理研磨作業は

現在主流の2液混合型シリコン塗料と比較して密着性がそれほど優れていない

1液アルキッドシリコンでも塗膜剥離を防止する効果が高い!

※当時の屋根用シリコン塗料は1液型が主流で2液混合型シリコン塗料は
 まだ少なく、2液混合型の高い密着性能を追求すると耐候性に劣る
 2液混合型ウレタン塗料を選定するしかない商品ラインナップでした。


もうひとつの方針として塗料の厚付けを意識して作業してきました。

これも10年以上経過してもサビの発生を防ぐことが出来る実証となっています。
※25年の塗装工経験としてサビに最も有効な塗装とは・・・
  塗装膜厚が厚いこと!塗装膜が厚いとサビは止まります!
  もちろん高品位な下地処理サビ落としが前提となりますが・・・^^;

グリーンペイントでは経年劣化のデータを取り入れた確実性の高い

材料、工法を選定してお客様に塗装工事をご提案させて頂いています。


塗装工事をご検討の際は是非グリーンペイントに

お声掛け下さい、お電話お待ちしております!

グリーンペイント寺沢です


窯業系サイディング外壁、住宅一棟分の撤去シーリング量とは?

2018年9月下旬~10月上旬に施工させて頂いた

北区新琴似住宅で撤去した既存シーリングの量と質を紹介させて頂きます!
職長斉藤氏と比べてこの大きさ!?^^;
上の写真が撤去した既存シーリングの総量となります。

グリーンペイント職長斉藤氏と比較する目的で写真を撮ったのですが・・・

微妙に分かりづらい対比となってしまったかもしれません。。。(;^ω^)
通常の撤去サイズ
↑これがシーリングに対して両サイドにカッターを入れただけで簡単に撤去出来る

ざっくり撤去仮称)シーリングと呼ばせてもらいます。^^;
薄皮撤去のシーリングもある
↑これはザックリ撤去した後のサイディング目地両サイドに残っている

薄皮撤去(これも仮称)した際に出たシーリングです。

この、薄くスライスする作業はとても時間がかかり

ザックリ撤去と比較して 2倍 くらいの時間がかかるので
こんな穴あきシーリングもある
単純に計算すると、ザックリ撤去のみのシーリング撤去工事では

建物全体のシーリング撤去作業を1・5人工で終わらせるところを

薄皮まで完全撤去作業の場合は

ザックリ撤去1・5人工 + 薄皮撤去 3人工 =合計4.5人工

こんな感じで北区新琴似住宅でも、実際にシーリング撤去作業のみで

4・5人工の作業人員が発生しています。
カッターを入れて
薄皮の撤去のみでそこまで作業人員が発生するのならば

薄皮撤去までしなくていいんじゃないの??

というお声も聞こえてきそうなので薄皮撤去の必要性も

説明させて頂きますね。^^
引っ張って抜き取る
既存シーリングがサイディングに密着している箇所というのは、実は・・・

目地両サイドのみなのです!。。。当然と言えば当然ですが^^;
薄皮と壁面の間に!
その目地両サイドに密着しているはずのシーリングも、経年劣化により

密着力が弱くなり、剥がれかけている箇所も出てきます
薄皮を残すとこのような隙間が出来ることもある
そんな剥がれかけの薄皮を残してしまうことになりかねない

ザックリ撤去では、ぜっかく新しく打ち換えたシーリングが

目地両サイドに残る、劣化した既存シーリングに密着することになり

古い薄皮劣化シーリングごと、新しく打ち換えたシーリングも断裂する

リスクがあるので薄皮撤去が大切になってきます。
総量は?
住宅塗替え工事の中の一項目であるシーリング打替え作業ですが

シーリングメートル数=○○○m、シーリング打ち替え単価=○○○百円

このような表記により見積り金額として確認できますが

実際には、どこまで手間をかけてシーリング撤去するのか?

どれだけの厚みと太さでシーリングを打ってくれるのか?
20㎏弱!!
シーリング見積り単価は同等でも、作業内容内の肝心かなめ

作業人員やシーリング使用量に大きな差があることもあります!


グリーンペイントでは見積り単価を抑えた

高品質な施工をご提供させて頂いております。



上の文言は良くありふれた言葉になってしまっていますが

当店では見積書内の説明欄にどのような作業を行うかを

証明となるようしっかり記載しております!!
でかい!塊
塗替え工事をご検討の際には、見積書通りの作業を

忠実に実行しているグリーンペイントに是非とも!

お声掛け下さい!お電話おまちしておりま~す!!^^



グリーンペイント寺沢です


住宅塗装は私がメインで担当することが多いのですが

今回は私が担当した、グリーンペイントの屋根塗装

作業紹介させて頂きます。
東区東苗穂住宅屋根
スノーダクト屋根で今回が初の屋根塗装工事となるお客様です。

屋根にはゴミや劣化塗膜、サビがこびりついているので

まずは屋根全面を研磨紙で削っていく作業を行います

屋根全面に研磨処理
屋根トタンは凹凸も多く、入り組んだ形状になっているので

平らなところは研磨紙で削り、入り組んだところはワイヤーブラシ等を使用します。
細かいところはワイヤーブラシも使用
研磨後には1日放置しただけで水分があるとサビはすぐ発生します!
研磨完了!
なので、研磨処理後は早急にサビ止め塗装を行います
黒色サビ止め施工完了
屋根トタン専用に開発されたサビ止め塗料は、乾燥がとても早く

暑い日などは2時間程度でサビ止め塗装の上に乗れるほどの速乾性があります。
下屋根サビ止め塗装完了
サビ止め塗装後は、トタン端部のシーリング防水作業

屋根端部シーリングは、トタンの金属熱収縮に伴う収縮運動負荷

強烈な紫外線、積雪湿潤など過酷な環境に耐えうる、高い耐候性を持った

屋根専用のシーリング
を使うことで、施工後の耐久性を維持できます。

端末シーリング完了
仕上げには2液混合型ハイソリッドシリコン塗装仕上げ

グリーンペイントでは、通常の屋根塗料での2回塗り仕上げも行っていますが

当然のことながら、上塗りを2回塗るということは、その分の塗装厚みが出来

2回塗るその作業に伴う作業工賃と、材料費が発生することで

正規に2回塗装すると、施工内容に応じた高めの塗装工事金額になります。
2液ハイソリッドシリコン塗装完了
合計工事金額の安めな屋根上塗り2回塗り仕上げを宣伝している広告で

「安心の2回塗り仕上げ」、「メーカー指定の2回塗り仕上げ」という

広告文が多いように見えますが

本来、正規の2回塗り仕様とは、メーカー指定の希釈率を守り

隅々まで確実に2回塗る
工法の事であり、単純に1回塗りに対して

倍の作業時間と材料が必要になる工法です。


なので、どのように計算しても上塗り回塗りで、かつ安い工事金額等

どこかに無理がある場合が多く、それには例として

・希釈率を大幅に上げて塗る塗料をかさ増しする工法
(少ない塗料で多く塗れる、希釈率が上がるほど早く楽に塗ることが出来る)

・屋根立上り、ハゼ内部や入り組んだ部位への刷毛入れを2回目は簡略化する工法

等々の作業コストを下げる、正規ではない簡易的2回塗り工法というものもあるので

単純に2回塗りなので安心ということにはならない場合もあります。

下屋上塗り完了
間違いの無い2回塗り工法には、相応の高めの工事金額が必要になり。。。

私的に、国内大手塗料メーカーが開発した1回塗り専用のハイソリッド厚膜塗装を

2回塗り仕上げの半額で2回塗りと同等の塗装膜厚を確保できるという

高性能な商品を、塗装工としてお勧めしたくなります!



屋根用ハイソリッドシリコン塗料は、蒸発する溶剤分が少なく

代わりに塗膜形成後に残る、高い耐候性となる固形物が多いので

1回塗りで厚膜仕上げが可能なのですが

塗料がドロドロしていて塗りにくく、厚膜を確保する為に

シンナー希釈することが出来ない仕様になっている。
(粘度の高い塗料は塗装作業に時間がかかります)

通常屋根塗料と比べて、あまり塗料が伸びません(多く塗装出来ない)

塗料価格も通常屋根塗料と比べて高く、さらには^^;

高固形成分の為、乾燥が遅く夜露による白化しやすいと。。。

上記のように、塗装工泣かせの性質を併せ持っている塗料ですが

【施主様へは、優秀で費用対効果の高い商品】
であることは間違いありません!

高い艶が出ています

屋根塗装工事をご検討の際には是非!

グリーンペイントのハイソリッドシリコン屋根塗装をご検討下さい!!

お電話お待ちしておりま~~す!!^^
(通常の屋根塗料2回塗り仕上げも行っておりますのでご相談ください。)
ゆうやけ


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