グリーンペイント スタッフのブログ

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カテゴリ: 2021年 住宅塗装

グリーンペイント寺沢です


4月下旬は北区拓北住宅を施工させていただきました。
北区拓北住宅
拓北住宅のお客様から「グリーンペイントを紹介してもらったのだが

その方の名前は言えない」と契約時に伝えられました。

いったい誰だったのか?最後まで教えてもらえませんでしたが

当店のお客様からの紹介ということになります(^^;
足場仮設完了
雨の日の足場仮設作業、いつものことですがお客様からのご理解が

あってこそ出来る作業、ご協力して頂き誠にありがとうございます。
シーリングが断裂しています
拓北住宅の既存シーリングは断裂が進んでいます。

前回のリフォーム工事で外壁サイディングを張り替えたそうなので

10年程度でこの断裂は品質の低いシーリング工事と考えられます。
既存の窓下水切りは窓枠に近すぎる
窓下伝い水防止水切りが付いていましたが窓枠に近く

シーリング作業で邪魔になるので仮撤去します。
いったん外します
既存の換気口
既存換気口も劣化が進んでいます。
手で簡単に崩せるくらいに劣化しています
このタイプの換気口の樹脂は紫外線にとても弱く

南西面などでは新しく取り付けてから5年位でボロボロになることもあります。

樹脂が劣化してからでは何回塗装しても強度は回復できません。

樹脂が劣化する前に密着プライマーを塗って塗装すると長期間

強度が保たれます。
耐候性が強化されているタイプの換気口に交換
今回は高耐候性の樹脂が使われている換気口に交換します。

このタイプの換気口がボロボロになっているのは見たことがないので

ある程度の対候性は持っているものとおもいますが

それでも劣化は進むので塗装コーティングしておくとさらに安心です。
既存シーリングをざっくり撤去した状態
上の写真は既存シーリングの撤去作業途中の写真になります。

縦目地シーリングの両側にざっくりカッターを入れてズバッと

引き抜いただけの状態です。
薄皮を残すと層間剥離の原因になります
両サイドに既存シーリングが薄く残っていて、そのシーリングが

サイディング目地にしっかり密着していないのでカッターの刃先で

めくると簡単に浮き上がります。

このような状態で新たにシーリングを打ち込んでも

既存シーリングの薄皮に密着することになるので色々な障害が発生します。
出来るだけ薄皮も撤去します
この処理に時間が掛かります。

なので見積書にシーリング撤去と書いてあっても

一様に同じ手間とは限らないわけで、撤去具合の強弱によっては

倍ぐらいの労力がかかることも少なくありません。
既存シーリングの状態は良くない
撤去した既存シーリングの状態ですが、穴が沢山開いています。

これは2液混合型のシーリングを攪拌するときに気泡を混入させた可能性と

シーリング打ち込み時にノズル先の動きが早く、トリガーの引きが追い付いて

いないときに起きやすい空気を巻き込んだシーリング打ち込み

双方の可能性が考えられます。

いずれにしても低品質なシーリング作業であったことは確実です。
シーリング厚確保に有効なボンドブレーカー
ボンドブレーカーをバッカー材に使用すると角バッカーと比較して

シーリングの使用量は増加しますが、その分シーリング厚を十分

確保できることから耐久性は大きく向上します。
窓廻もうちしろを確保してバッカー材を詰めていきます
窓廻りは底が抜けた状態になるので丸バッカーを充填します。

その際もシーリング厚が10mm以上になるように気を付けます。
シーリング用プライマー塗布
シーリング接着用のプライマーを塗ります。
シーリング施工完了です
均し作業はへらでえぐり取ってしまうことでシーリングがその分

薄くなり、それが耐久性を下げることになるので

ならし作業はギリギリで厚付け出来るよう注意します。
窓下水切りも少し下げて復旧します
シーリング作業終了後に伝い水防止水切りを取り付けます。

既存の取り付け位置は窓枠に近すぎたので、私の好みの間隔で

再度取り付けします。
高圧洗浄後に謎の光沢が出てきた?
シーリング作業が終わり、養生作業を進めていると

なんだか洗浄前の状態よりも外壁に艶が出ているような気がします。

あまり経験したことがない嫌な感じの艶です。

続く



















グリーンペイント寺沢です


4月中旬は篠路住宅完了後に東区東苗穂住宅の施工が始まりました。
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東苗穂住宅は去年屋根塗装を施工させて頂いたリピートの

お客様になります。

去年に引き続き、再度ご発注いただき誠にありがとうございます!
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東苗穂住宅は築年数が10数年と新しい住宅で

外壁はガルバリウム鋼板と窯業系サイディングを組み合わせた形状です。
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今回施工するのはガルバリウム鋼板に施工されてある端末シーリングの

打ち換えになります。

写真のようにとても細く、薄くシーリングが施工されてあるので

新築からものの数年で白っぽく風化して、断裂したのではないかと思います。
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既存シーリングは表層がボロボロになっているので残してしまうと

密着性に影響が出るので撤去します。
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ガルバリウム波板の形状も考慮してマスキングテープを張っていきます。

既存シーリングと比較して幅、厚み共に3倍程度大きくシーリングを

打ち込んでいきます。

シーリングは厚みと幅が多くなると耐久性が大幅に高くなります。
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過去にシーリング工の知り合いと話をしていた時に

「ガルバリウム波板のシーリング施工は恐ろしく大変だ」と聞いて

「そうなんだ~~」と何気なく返事していたのですが
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なるほど、この波板に合わせてテープを張っていくのですが

凹凸に合わせて張ったテープに隙間があるとそこにシーリングが入り込み

汚い仕上げになってしまいます。

この凹凸が1cm間隔位でちょうど私の人差し指先端がギリギリ入らない位の

幅で凹部の両角に隙間なくテープを張っていくのが

知り合いのシーリング工が言った通りに、恐ろしく大変でした(^^;
プライマー塗装
プライマーを塗ってからシーリング打ち込み、ならし作業
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縦方向シールは問題ありませんでした
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横方向のシーリングはならし作業も恐ろしく難しい

手首と指先を使って8の字を書くような動作を延々と繰り返す

マスキングテープ上にシーリングが厚く残ると剥がすときにひげが出るので

神経をすべて集中した作業となりました。
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難しい作業でしたが、シーリング機能としては既存シーリングと比較して

3倍以上の耐久性を確保できたと思います。R0013878_LI
この度は再度グリーンペイントに工事ご依頼いただき

まことにありがとうございました!!






















グリーンペイント寺沢です

密着していない既存塗膜は吹き飛びました
木の表面は荒れてしまいます
防水性の無くなった既存塗装膜と表層の腐食した木材に高圧水を当てると

写真のように、まだ強度が残っている木材以外はほとんど吹飛んでしまいます。

もちろん強度が無くなった既存塗膜と木材表層を残したままその上に

塗装すると多くの障害が発生するので除去は必須です。
白色でタッチアップ
まず、このボロボロになった個所に色違いでオリンピックステインマキシマムを

塗装していきます。
既存塗膜が無くなった所に塗ります
こんな感じになります。
乾燥すると毛羽が固まるので
塗料が乾燥すると毛羽が固まるので
研磨紙でフラットに削ります
毛羽が取れました
サンドペーパーで研磨すると毛羽は無くなります。
割れや凹み、欠損を木部用シーリングで補修
木材のひび割れや凹みビス穴等に木材補修用のシーリング材を充填します。
アボガド色で中塗り
中塗り、この色はアボガドという色でインパクトのある色ですが

私的に好きな色です。
再度目立つ隙間等を補修
中塗り後に再度劣化個所の補修を行います。
2F部分の足場を解体してから回転窓を塗装します
一通り塗装が進んだところで回天窓の塗装用に2F部分の足場を解体します。
足場を解体しないと塗り残しが出ます
足場に干渉することなく窓を最大限に開閉すると前回塗装の塗り残しが

出てきます。

外部に発注する足場仮設ではこのような解体を注文するのは難しく

かつ高額な足場仮設費用になりがちです。

自社足場仮設の強みはこのようなシチュエーションでも発揮します。
上塗り
上塗り塗装、塗膜の厚みが増して木目がさらに埋まります。
心配な木口もしっかり防水出来ました
一番心配している木材木口もしっかり木目が埋まっています。
端末からの浸水を防ぐことが出来ます
樹脂サイディングとの端末シーリングで防水性が大きく向上しています。
木目に塗料が入り込み防水できる塗膜が出来上がりました
接写すると浸水しやすい木目が埋まり防水機能が回復しています。
オリンピックステインマキシマム
垂直面は25年、水平面は10年の耐久性
今回使用したオリンピックステインマキシマム。

デッキ水平面で10年、フェンスサイディング垂直面は25年の耐久性とあります。

単純な耐候性能だけでいけば可能なのかもしれませんが日本のような高湿、

更に北海道札幌の積雪湿潤等の不利な環境が重なってくるとここまでは

いかないかもしれませんが、それでもこの塗料は木材塗りつぶしタイプの

塗料の中では一番信用している塗料です。

木部用ソリッドタイプ(塗りつぶし)の塗料は含浸型木部保護塗料と違って

剥離というリスクが付きまとい出来ることなら使用したくないと敬遠していましたが

オリンピックステインは油性タイプの頃から塗料の粘っこさには感心していました。


塗膜が薄いゴムシートのように少しでもはがれるとぺりぺりと

連なって剥がれるような特徴はいけない木部用ソリッド塗料です。

粘っこい塗料という表現は、木目に油性クレヨンをぐりぐりと

塗り込むイメージとでもいいましょうか、

木目に力を入れて塗り込んだクレヨンを剥がす術がないように

そのような密着の仕方をするのがオリンピックステインの特徴です。。。

結論として、下地処理⇒高圧水洗浄により脆弱化した表層の全てを除去した

木材に強力にこびり付くので非常に信用性が高いということになります。
施工完了です
木材の腐食対策に気を使いました
良い配色を選定されたと思います^^
緑と茶色の組み合わせ、外壁色ともバランスが良く配色センス

素晴らしいです!

この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!!



















グリーンペイント寺沢です


4月上旬は北区篠路住宅と並行して手稲区前田住宅を職長斉藤氏が

施工させていただきました。
手稲区前田住宅
前田住宅は9年前に屋根を施工させて頂いたリピートのお客様です。

いつも当店に工事ご発注いただき誠にありがとうございます!
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施工完了です
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足場解体完了
私は足場解体作業のみの参加となりましたが無事作業も終わりました。

再度グリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!


北区太平住宅
前田住宅の足場解体後にそのまま北区太平住宅の足場仮設を行います。

太平住宅は11年前に屋根塗装工事を施工させて頂いたリピートの

お客様になります。

最近は7割近くがリピートのお客様になり、1度工事の依頼をいただき

また声をかけていただけるということは

塗替え施工店にとって最もうれしいことです!

お客様に支えられて今があることに感謝します。
足場仮設完了
足場仮設完了です。

太平住宅は職長斉藤氏の担当なので施工記録はこれだけとなります。
雪が降ってきました
4月上旬は突然雪が降りだすこともあり北国ならではの風景です。
















グリーンペイント寺沢です

北区篠路住宅の続きになります。
既存コーナー材の腐食



















木材下場小口が水切りに密着しています
木材下場木口が水切りに接触しているので、この状態を見る限り

下場木口は一度も塗装されていないと思われ、その結果として

上の写真のような極端な腐食が発生しています。
下場に隙間を作ります
このような水切り金物は1cm以上隙間があるのが望ましく

隙間が狭いと、刷毛が奥まで入らず塗り残しが出やすいことと

表面張力が働き、水が切れず、水に晒られる時間が長くなり

腐敗を促進させるので1cm位カットして隙間を作ります。
雨水の表面張力が影響しない大きさの隙間が必要です
コーナー木材は全て水切りに接触していたので調整しました。
突合せて接着剤で固定しているだけなので隙間が出来ます
コーナー材は両側の木材を接着剤で組み立てた形なので

時間の経過と共に水分の影響で口が開いてきます。
浸水予想箇所は対策します
このような構造のコーナー材はコーナー角から劣化が進行しやすく

有効な対策を打ち出せないでいたのですが

当店が冬期間に関東で曽根塗装店店主曽根さんと仕事をしていた時です

曽根塗装店の技術力の高さと塗装知識の豊富さに感動しました。

このコーナーを片側のみ5mm程度削り込み、そこにシーリングを詰めることで

確実にコーナー開きと浸水を阻止することが出来るのです。
角部にシーリング用うちしろを作ります
曽根さんには沢山のことを勉強させて頂きました。

活用させてもらっています、ありがとうございます。
腐食箇所は撤去
樹脂サイディングはノーメンテナンスで経済的という売り込みでしたが

篠路住宅は築年数18~20年位で主だった欠損もなく

日当たりの良い面はチョーキングは発生していますが樹脂の基材が

脆くなったりはしていないようで、この調子でいけば

30年位の耐久性がありそうなので、その面では優秀ですが

木部との組み合わせで使用してはいけない建材ではないかと思いました。

後ほどその理由を説明させていただきます。
新しい木材と交換
腐食により木材としての強度が無くなった個所のみ交換します。
比較的腐食に強い木材を選定してあります
大工ではないので木材に対して豊富な知識を持ってはいませんが

私の知る限りで、既存木材の腐敗程度からSPF材を使用しているのでは

ないかと思う節が各所であります。

スウェーデンハウスの木材を塗装する機会がありますが

篠路住宅のような腐敗はしていないことが多く、耐腐食性の高い木材を

使用しているものと思います。


今回補修材には外部使用に適して、かつ加工性も良好、油脂が多すぎると

木材塗装塗料との密着性に影響が出ると困るのでそこも考慮に入れて

木材を選定してあります。
コーナー材の加工
コーナー材は突合せ箇所に角度をつけてあるので、それに合わせて

カットしていきます。
突合せ部の角度を合わせます
腐食箇所のみ交換していきます
交換箇所の取り合いはシーリング処理します
新しく取り付ける木材は含水率や伸縮率が既存木部と違うので

取り付け後の動きに対応できるように取り合い部位はシーリングで納めます。
このビスは期待できます
ステンレスビスよりも耐食性が高いとは
これは最近のお気に入りビスなのですが、ステンレスビスよりも若干ですが

安くて、かつステンレスビスよりもサビにくい特殊メッキ処理が施されている

ビスです。
コーススレッドはここまでサビてしまいます
本来の強度は残っていません
既存ビスの腐食具合から通常のコーススレッドは絶対に使用できないので

こちらのビスを使用していきます。
補修木材取り付け箇所はあらかじめ塗装しておきます

メイン柱取り付け箇所も同様に広い塗しておきます
腐食木部は取り外し新しい木材を取り付ける部位はあらかじめ塗装しておくことで

耐久性を上げることが出来、簡単な木部加工であれば大工が作業を行うより

塗装工が組み立てを行うほうが、このような処理が沢山出来るので

作業完成度を高めることが出来ると思います。
水平を確認して固定していきます
既存ビス穴等も防水処理しておきます
凹部は浸水しやすいので木部用シーリングで補修しておきます。
隙間は全て塞いでおきます
構造的な問題も多く含まれています
シーリング密着性向上プライマーを塗布
樹脂サイディングと木部の取り合いは危険です
樹脂サイディングと木部の組み合わせには構造的な無理があり

この隙間の裏側って木部だけど、塗装入っているのか?

新築時、組み立て前に塗装済みにするほど段取りが良い施工には見えず

怪しいところが満載で、その結果このような木材腐食が多発しているのかなと

樹脂サイディングのコーナーパーツの収まりを確認しつつ作業を進めます。


続く











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