グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

グリーンペイント寺沢です。


6月中旬は新発寒住宅と並行して同じ地域の新発寒住宅を

施工させて頂きました。
手稲区新発寒住宅
新発寒住宅は真裏になる建物が去年外壁塗装を施工させて頂いた

リピートのお客様からご紹介して頂いたお客様になります。
足場仮設完了
当店に工事ご依頼いただき誠にありがとうございます!

また、ご紹介くださり誠にありがとうございます!
既存の外壁補修跡
建物の築年数は40年以上を経過していると思われ、経過年数に応じた

外壁劣化があり、その補修跡が目立つ状態です。
分厚く固いシーリング均し跡
外壁と色違いのシーリングをべったり厚付けで補修してあります。

この上に塗装してもシーリング跡がくっきり出てしまうので

ディスクグラインダーを使用して除去します。
ディスクグラインダーで除去しました
リシンパターンも取れました
かなり綺麗に除去できたのではないかと思います。

除去方法からどうしても既存のリシン吹き付けパターンも一緒に

取れてしまします。
高圧洗浄作業
高圧洗浄で大量に発生したシーリング粉も洗い流します。
大きなひび割れはUカットシーリング処理
大きな亀裂はUカットシーリング処理しておきます。
下塗りシーラータッチアップ
シーリング除去跡から大きめに下塗りシーラーをタッチアップ塗装

しておきます。
リシンパターンを復旧
リシンパターンを周辺と似せて修復します。
屋根下地研磨処理後のサビ止め塗装
屋根は下地研磨処理後に黒色サビ止め塗装。
雪下ろしの際に出来た穴
屋根の雪下ろしでつるはし等を使用するとこのような穴が開くことが多い。

屋根トタンは簡単に穴が開くので氷を砕きたい場合は、ハンマー系を

使用したほうが穴あきを防ぐことが出来ます。
シーリングで補修
屋根用の高耐久、高密着性のシーリング材を穴の内部に充填してから

均すと完全な防水効果を得られます。



続く。。。




















グリーンペイント寺沢です。


手稲区新発寒住宅の続きです。
外壁上塗り塗装
中塗り後の上塗りです。

いきなり上塗り・・・外壁の下地処理等々沢山の作業工程があったのですが

スマホを交換したことによるPC写真取り込みで、思わぬトラブルが起き

取り込んだ写真に謎のグレー横線が広範囲に入ってしまうトラブルを解決しよう

と試行錯誤を繰り返しているうちに大量の写真を消失させてしまいました。。。
 言い訳はいいわけない(^^;
基礎下塗りシーラー塗装
基礎下塗りシーラー塗装です。

新発寒住宅は高圧洗浄作業により、粉化した基材はほぼ全て除去出来ました。

粉化した基材の上に塗装をかぶせると、下地が粉ということもあり不安定で

その様な箇所は施工後数年で再度浸水しやすくなります。

更に、下地は粉化していてその上に塗装膜が蓋をしている形になるので

浸水した水分は蒸発しずらくなり、結果として局所的に劣化が急激に進行します。
ガレージシャッター上塗り
その様なことが繰り返されていたのですが、今回の工事で劣化要因を取り除く

ことが出来たので、今後は通常の塗装膜表面からの経年劣化に限定されるので

施主様は余計な工事をすることなく建物メンテナンスを行うことが出来ます。
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この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!









グリーンペイント寺沢です。


6月上旬は手稲区新発寒住宅を施工させて頂きました。
手稲区新発寒住宅
新発寒住宅は右となりが3年前にグリーンペイントで塗装させて頂いた

お客様のご親戚ということでご紹介いただいたお客様になります。

当店に工事ご依頼頂き誠にありがとうございます!
高圧洗浄でここまでボロボロに
欠損の深さが異常です
高圧洗浄作業後の外壁劣化箇所です。

建物各所にこのような深い欠損が多発しました。
サイディング下場からの浸水が考えられます
換気口廻りに
あまりにも広範囲に欠損があるのでサイディング裏側の通気不良を疑いましたが
通気不良ではないようです
通気層はしっかりあるので通気不良が原因で欠損が発生しているわけでは

ないようです。
樹脂製換気口も塗膜剥離
新発寒住宅は新築から数えて2回住宅塗替えをしていて、今回が3回目に

なるようです。

劣化が尋常ではないので施主様になにか思い当たることはないか相談したところ

「毎回新築したハウスメーカーさんにお願いしていたので間違いないと思っていた」
 ※ハウスメーカーのリフォームはその地域の塗装店に依頼しているものなので
  その塗装店の施工スタイルによりいかようにもなってしまうものです。

「前回の塗替えでは高圧洗浄はやったのかわからないぐらいすぐ終わった。」

「今回こんなに長い時間(7時間)洗浄作業をやっているので驚いた」

とのお話を伺うことが出来、深刻な劣化状況の原因がわかりました。

新発寒住宅の窯業系サイディングは比較的柔らかい部類に入る板材です。

そのような板材は釘頭、あいじゃくりなどの隙間から浸水した水分により

凍結膨張⇒板材の基材粉化⇒欠損が深くなるというサイクルを繰り返します

なのに1回目、2回目とまともな洗浄作業もせず粉化した板材の上に

塗料だけを重ね続けた結果ここまで深度のある欠損が発生したということです。
裏側には黒カビが生えてます
換気口廻りはいつもの排気漏れで間違いないでしょう。

外したサイディングの裏には黒カビがはっせいしています。
この隙間が原因です
排気管は長く飛び出しているので、いつものパターンとは少し違うようです。

↑写真の構造板の隙間から壁内側の熱気が漏れ出したのでしょうか?

冬期間であれば考えられます。
排気管の隙間を埋めます
すき間を埋めて現状復旧するのですが、ここまで欠損が広範囲だと

塗装補修では追い付かなくなるので広範囲欠損箇所は

近似サイディングの張替えを行います。
シーリングは全て3面接着しています
今回の施工は既存シーリング撤去後に新設シーリング打ち換え工法です。

サイディング目地シーリング撤去の状況ですが、全ての目地シーリングは

目地底面に3面接着しています・・・
未硬化シーリングらしきものまで
なかには硬化不良を起こしているシーリングまであります。

ここまでの観察で、この住宅の過去塗替えは通称イタペンの仕業で

間違いありません!⇐断言できます(^^;
※イタペンとはイタ飯等のイタリアとは関係なく、痛いペンキ屋という意味です。
 そのほか地域によりガチャペン、ガチャピンみたいですがそれとも関係なく
 ガチャガチャしたペンキ屋という意味で、良い表現には使うことはありません。。。(^^;
 イタペンについては熱く語ってしまいますが、それもそのはずイタペンの仕業で
 メチャクチャになった家をもとに近づけるには通常作業の3倍以上の労力が必要になり
 その費用をすべて施主様に出していただくのも気が引けるので当店で負担することも
 少なくないことからイタペンは大嫌いです・・・
窓廻り隙間バッカー材詰め
窓廻りも3面接着しないようバッカー材を詰めていきます。
目地底にボンドブレーカーを取付けます
目地底面には3面接着防止用のボンドブレーカーを取付けます。

これにより異常な方向への引っ張り負荷をなくし、正規のシーリング

耐久性能を引き出すことが出来るのです。



続く。。。




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