グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

こんにちは スタッフNです

日が短くなりましたね。暗くなるのも早くて、こころなしかお腹がすくのも早くなったような。。。?

今日はアパートの駐輪場の鉄部塗装です。
錆をしっかり落とします

入り組んだ形をしている箇所のサビ落としや塗装は、重労働ですね。しかも、ずっと上を見上げながらは、結構ハードです。

ハードだからと言って休み休み作業するわけにいきませんから、みんな頑張ってます。




塗料を撹拌しています


塗料を撹拌していますね、工具を使っています。
塗料は混ぜて使う2液型のもので、使用する直前に混合してから使います。

この現場でも2液型を使用するため、ミキサーで撹拌です。
2液型塗料は1液型(混合せずにそのまま使用できる塗料)よりも、格段に耐久性に優れています。ホームセンターなどで市販している塗料はほとんどが1液型で混合の必要はなく、初心者でも塗りやすくなっていますが、耐久性を比べるとやはりイマイチ、ということになります。その分こまめにメンテナンスをしなくてはなりません。
ただ、DIYがお好きな方は市販の塗料で短いスパンで塗替えというのも楽しいと思います。色を変えて気分転換にも!

DSC01076
でもそろそろ自分で塗るのも面倒くさくなってきたなぁ。。と思い始めた方は!お電話ください

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グリーンペイント 寺沢です


シーリング打替え作業が完了し、次は高圧水洗浄作業です。


窯業系サイディングは高圧水洗浄でチョーキング塗膜や粉化したサイディング基材などを

しっかり落としておかないと後年、塗装膜剥離などが発生するリスクが高くなるので

洗浄作業は念入りに行います。

北区住宅塗替えと同様に手稲区住宅も1Fは基礎高モルタル仕上げの為

表面の粉化物の除去もあわせてしっかり洗浄します。
高圧水洗浄作業

洗浄作業が終わり乾き始めたサイディング表面を見て

「やっぱり弾け飛んでいたんだな~」と独り言^^;

築10年だったのでそこまで傷んではいないと踏んでいたんですが・・・
サイディングの模様

サイディング表層には板材形成時に発生する穴なのか?

それともデザイン性を考えて意図的に作られた穴なのかわからないのですが

とても細かい穴が無数にあいていました。
見えるでしょうか?

その小さな穴に雨水が入りサイディング基材に浸透、浸水を

繰り返すうちに板基材がボロボロになっていくようで

さらに冬期間の浸水は凍結、膨張も同時進行するわけで

小さな穴の中で少しずつ年々粉化が大きくなっていくようです。
こんな感じで弾け飛びました
マクロの世界ってすごいですね~^^

もしもデザイン性優先でこの小さな穴を形成しているのならば

穴はないほうがいい~~ッ!!心の叫び^^;

板を形成するときに発生する穴だとしても同じであります。。。


しかし、この穴は~~・・・

数が多すぎる。。。たぶん何億個くらいありそうですね~(笑)

北区住宅塗替えのような大きさであればパテで埋めていくこともできますが

そうもいかないのでこの場合は違う方法で対処していきます。


すべての穴を埋めることは難しいので、穴の中に塗料を充填して

穴の中で水を吸水しないように塗装膜でコーティング+

塗料を充填することで穴の深さを浅くする作戦!!
水分計で1.6%、OKです!
浸透固着作用のあるエポキシシーラーです

塗料には揮発成分が含まれているので液体状態より乾燥状態のほうが

体積は小さくなりますが下塗りから中、上塗りと3回も充填すると

さすがに穴が小さくなってくれるはずです。
穴の中にしっかり充填されております
穴がシーラーで満たされていますね

通常の塗装方法では、ある程度は穴の中に塗料が入るのですが

塗料がうまく入らない穴も多いのです。

そこで、穴の中に少しでも多く塗料を入れる方法!!

シンプルだが最も効果がある

果たして!その方法とはッ!!



塗装ローラーの運行回数を増やすッ!!そのまんまですね(笑)

外壁1か所で、通常行って~戻って~~と2回くらいのローラー回数を

3倍!そうなんです、通常の3倍、往復で2回×3倍で6回

同じ個所で6回ローラーを転がすと・・・しっかり穴の中に入ります!

シンプルですね~^^;、シンプルだが最も効果があります。

そして時間もかかる!時間も3倍かかります!

時間がかかるけど、塗替え後、後年に必ず差が現れると思います。


冬期間の外気温が氷点下になる札幌では水は凍結し

水から氷へ変化するときに約9%も体積が膨張するそうです!
消費税よりも多い!?(笑)いえいえ(笑)えない数値です^^;

気温の高い昼間に窯業系サイディングに浸み込んだ水分が

夜間に凍結すると内部で膨張し、その圧力が板材を内側から破砕する。

外装材表層の防水性が失われると水分が浸み込むようになる。
いや~怖いですね~恐ろしいですね~~(淀)

しかし、そんなことにはならないようにグリーンペイントでは建物の状況に合わせて

的確な作業内容を、手間を惜しまず行っております。



それでは次の更新をお楽しみください

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ~~・・・
サヨナラおじさんこと淀川長治さんの解説好きだったんですよね~^^;

珍しく太陽光の青が強く出ていたのですが写真ではイマイチ^^;


グリーンペイント寺沢です


足場仮設作業が完了したので

次はサイディングの目地や窓廻りのシーリングを打替えします。


窯業系、金属系サイディングに多く使われているシーリングです

最初は柔らかく柔軟性があるのですが

10年くらい経過すると当初と比べて硬くなり

ひび割れや、サイディング側面からの断裂が多くなってきます。


サイディング内部への防水の役割があるシーリングが断裂すると

外装の塗装膜がピカピカでも雨水が浸水し深刻な劣化に繋がってしまいます。

なのでサイディング系外装のメンテナンスではシーリングの施工が

最も重要な施工になります。


新築時から約10年、今回が初めての塗替え工事となり

既存のシーリングは新築時に施工されたものです。

それほどひどい断裂が発生していないことからも新築時に

丁寧な施工がされたのではないかと思いますが

シーリングを撤去して気がかりな点が出てきました。


サイディング板には多かれ少なかれ模様があり

それが板の厚みにも影響し

板同士の重ね合わせ部位などにも板厚が厚い場所と薄い場所が発生します。
既存バッカー材が厚すぎます

シーリングの底に三面接着を防止する目的でバッカー材が

取り付けられているのですが、その既存バッカー材の厚さが8㎜ほどあります。

サイディング板の厚い箇所ではそれほど影響ありませんが

板の薄い箇所には致命傷になりかねないバッカー材の厚さです。
目地深さが10㎜以下が多い

私自身の塗装工経験からシーリングは厚みが最も重要で

経年劣化で断裂しているシーリングは薄く施工されている物が多いのを断言できます。

8㎜以下の薄さは断裂が早い、10㎜以上はかな~り長持ちしまよ。
※プライマーの塗り残し等の初歩的な施工ミスによる断裂は除きます。


十分なシーリング厚が確保できないときは既存バッカー材を撤去して

紙程度の薄さのボンドブレーカーというバッカー材に交換します。

そうすることで目地底が深くなりシーリング厚が確保できるようになります。
既存の厚いバッカー材を撤去、厚さ8㎜位ありますね
テープ状のボンドブレーカーを新たに取り付けます

手稲区お客様邸は10㎜以下が多かったので

すべてのバッカー材の交換を行いました。

こればかりはシーリングを撤去してみないとわからないので

サービス工事としての対応になりますが・・・
ボンドブレーカーに交換して十分な目地深さになりました

耐久性重視!次の塗替えまでシーリング断裂ゼロを目指して!

ポイントをしっかり押さえたグリーンペイントのシーリング工事!

見積りではと~っても詳しく説明させていただきます!


塗替え工事の際には是非お声かけください!

窓廻りシーリングの撤去も綺麗に取り除きます





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