グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

グリーンペイント 寺沢です


札幌市北区リピーターのお客様邸塗替え工事が無事完了し

次の工事は札幌市手稲区の当社新規のお客様邸塗替え工事です。

JR駅前という立地から基礎高3F建て、裏の敷地は外壁面より1mを

切っているので600㎜幅の枠組み足場は使用できず

250㎜幅のビケ足場を使用することになりました。



偶然が重なっているのですが北区住宅とほぼ同じ形状で

枠組み、ビケ混合足場、3F建て。。。珍しいこともあるものですね~^^
手際良く足場を組み立てます
足場5段目は9m位の高さです!


またしても雨の日にピッタリ合わせて足場をかけていきます

午前中に北区住宅の足場解体を行い午後から手稲区住宅の足場仮設

足場材の数量もほぼピッタリで途中倉庫での補充も必要なく

スムーズに足場がかけ終わりました。
無事、完了です


ここは手稲山がとても近く、北区から見える手稲山とは

また違った景観で、しばし見とれてしまいました^^; ※手稲山が好きなんですよね~

手稲山が近いですね~

朝晩涼しくなってきました。夏、エアコンのない我が家では窓を開けますが、最近は寒くて目が覚めることもあるので閉めるようになりました。

スタッフNです

今日は薄曇りの中、これまた基礎高の大きな住宅の塗り替え現場を密着。

まず目に付いたのが撤去したシーリングのぶ厚いこと!思わず手に取ってまじまじと見ました!これを撤去したということは、同じだけ充填するということですか。いえ、当社のシーリングはもっと大量にシーリングを使いますよ!

撤去したシーリング


壁とサッシの間のシーリングを例にします。壁面とフラットになるようにシーリングを打つのは「普通」です。良く見かけますね。ところが、当社はサッシの一番高いところまでびっちり打ちます。滑り台のようです。
これは通常の1.5倍ほどのシーリングが必要ですが、とても厚くなるのでとてつもなく丈夫です。
「三角シール」という工法で、材料を多く使うためコストがかかります。


シーリングを撤去した後は、プライマーを塗布します。
プライマーを念入りに
作業員にインタビューしたところ、シーリングだけでは素地にくっつかないので、プライマーという接着剤の役割をする塗料を塗るのだと、理解して作業していました。
あまり多く付けすぎると垂れてしまうので、多すぎず少なすぎずを心がけているとのこと。


続いて、シーリングを打った後の養生テープ剥がしです。

養生テープはがし


とても丁寧に念入りに剥がしていたのでまたまた聞いてみました。この物件の壁は凹凸がくっきりしているため、急いで剥がすと「ヒゲ」がたくさん出やすいと。
「ヒゲ」?です
打ったシーリングが乾く前に養生テープを剥がすので、粘度のあるシーリングが剥がれるテープに引っ張られピョンピョンとたくさんツノが立つようになってしまうのです。

なるほど、生クリームを泡立てたときにできるツノですね!これが出ないように剥がすのは時間がかかりますね~。かといってあまりにゆっくり過ぎると表面が乾いてきて半乾きの状態ではがすと、表面だけめくれて、中にある未硬化のシーリングがグチャグチャに飛び出してきます。腕の磨きどころでしょうか。
きれいに剥がれてますね
きれいに剥がした跡&遠くに作業員です。プロっぽく撮ってみました!この壁もこれからきれいになりますよ~

グリーンペイント寺沢です


北区住宅塗替え工事もその後、順調に工事は進み

9月の第一週目で工事完了いたしました。


外壁補修後の目立った経過のみ報告させていただきます。



外壁塗装に至ってはいつも通り中塗りと上塗りの色変え塗装

上塗りでは中塗色の塗り残しがないよう、注意して塗装しました。

外壁中塗り
中塗りと上塗りの色を変えています

基礎コンクリート部の塗装に至っては外壁と同様に水分計で含水率を計測し

塗装可能含水率を確認してから塗装したのですが

ここで問題がありました。


新築後17年経過、ノーメンテナンスだったので

基礎コンクリートの表層、仕上げモルタルの表面風化?

表層のモルタル成分中性化による粉化が思っていたより進んでいたようで

高圧水洗浄でしっかり落としたのですが

エポキシ浸透性シーラーを塗装すると、見る見るうちに吸い込まれます!

これはまずいな~~、シーラーもう一回塗るか?

吸い込みが激しすぎるので急遽シーラー塗装2回塗りとなりました・・・が

しっかりと固着してくれました、粉っぽさも収まりテカテカです!

基礎、シーラー2回塗りテカテカで吸い込みなし

その後艶消しトップコートを2回塗り、合計4回塗りの厚膜仕上げ完了です。



足場解体前の塗り残しチェック、窓をガラスクリーナーで清掃

正面2F部分の屋根は3年前に塗装していますが

作業中に何度も歩き回っているので、サービス工事で

錆止め、2液混合型シリコン塗装を行い、しっかり膜厚ついてますね!


この度はグリーンペイントへ再度の工事ご依頼、誠に有難う御座いました!

塗装完了、各所耐久性抜群です!

最後におまけ報告^^;

3年前に塗装させていただいた屋根塗装でしたが、工事中に屋根塗装の

膜厚なるものを測定いたしました。

まずは結果報告

元々のトタン上の既存塗装膜+3年前の屋根塗装を合わせて

206ミクロン、217ミクロン、おおかた200ミクロン台でありました!

屋根塗装217ミクロン!

いや~ミクロン言われても、どれだけなのか検討つかないよ~?どんだけ~?

そんなお声が聞こえてきそうです^^;

膜厚測定は本来、塗装前の膜厚を測定し塗装後に再度測ることで何ミクロン厚みが

付いたのかわかるものですので、200ミクロン出ました!!などといわれても・・・

そんなわけで当社のスクラム号の膜厚をベースに比較させて頂きたいと。。。

スクラム号膜厚は約100ミクロンでしたので、車の塗装膜厚の2倍ということで

十分な膜厚がついているものと考えさせていただきま~す。(;^_^A

スクラム号は100ミクロン!

ちなみにグリーンペイントのもう一台の社用車トラック「ダイナ号」

な、なんとッ!驚愕の1011ミクロンをたたき出しました!?

ダイナ号 1㎜、いや0.1㎝の膜厚です!!

塗装膜で1㎜達成です!薄い鉄板位の厚さがありますね~

錆だらけだったダイナ号を購入してかれこれ何十回塗替えしたかわからないので

船舶なみの極厚な塗装膜を保有しているのです!!・・・余談でしたm(__)m


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