グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

グリーンペイント寺沢です


手稲区新発寒住宅の続きになります。
サイディングの浮きが多い
新発寒住宅は、南西面でかなりの数のサイディングが浮いています。

どうしてサイディングの浮きが発生するのか?については

いまだにはっきり原因がわかりません。
釘では再度緩むのでビスを使用
新築時、サイディングには板とセットで同色に合わせた釘が同封されているので

釘の問題ではないと思う、職工の技術的な問題?だとした場合

釘の打ち込みが甘い?新築引き渡しの際に浮き釘があったら即クレームなので無し。

浮き釘が発生している建物に共通点がないことから、地盤の影響か

昼夜の寒暖差によるサイディング板材の伸縮率あたりが影響しているのでは

ないかという考えに毎度いきつきます。
ビス穴を埋めます
釘だと止める力が弱いのでビスで固定します。

ビスだと二度と浮いてくることはないでしょう。
あいじゃくり補修
あいじゃくりの隙間も大きかったので各所隙間埋め。

釘頭周辺も補修材を充填しておきます。
中塗り塗装
中塗り塗装です。

新発寒住宅のように、これくらいのメンテナンス周期を保つと

とても理想的な建物保護が出来るのではないかと思います。
上塗り
上塗り塗装です。

中塗りとは色を変えて、2回塗ったことがわかるようにしています。
中間帯の材質は窯業系です
新発寒住宅の中間帯は材質が窯業系で、この窯業系中間帯というのは

物凄い劣化をしてボロボロになり、樹脂製中間帯に交換するパターンが多い。

この中間帯も上場に水が溜まり、大きい欠損が出ていたので

メンテナンスが遅れると危なかったと思います。

塗替え後も劣化しやすい箇所なので、シーラー塗装後には上下色違いという

こともあり、そのまま外壁色で建物上側色で中・上、建物下側色で中・上と

4回塗装、そして上塗りは外壁と同じ水性シリコン塗料で仕上げ。

シーラーから数えて合計6回塗り、ここまで塗膜が厚いと今後の劣化も

心配ありません。
破風板塗装
破風板のサビ止め後の上塗りです。

新発寒住宅は上屋根ソーラーパネル設置の際に、特殊塗料を塗装してあるので

屋根塗装は施工しませんでした。
R0016247
R0016244
R0016245
R0016246
R0016248
施工完了です
この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!

















グリーンペイント寺沢です


足場解体前
10月中旬は北30条アパートの作業も完了しました。
施工完了です
R0016175
R0016176
職長斉藤氏が担当だったので写真はここまでになります。m(__)m

この度は再度グリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!

手稲区前田住宅
続けて、手稲区前田住宅も同時進行していたのですが

こちらも職長斉藤氏の担当だったので写真がありませんでしたm(__)m

前田住宅のお客様は12年前に屋根塗装を施工させて頂いた

リピートのお客様になります。
施工完了です
この度は再度グリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!


















グリーンペイント寺沢です


手稲区新発寒住宅
10月中旬は北区屯田住宅と並行する形で、手稲区新発寒住宅を

施工させて頂きました。
足場仮設完了
新発寒住宅は当店広告で工事依頼いただいた新規のお客様になります。

当店を選んでいただきありがとうございます。
高圧洗浄作業
高圧水洗浄作業です。
外壁は多くの欠損が発生
洗浄後には水圧により、外壁表層の脆弱箇所が吹き飛びました。

新発寒住宅は築年数が10年位なので、念のため確認すると

親水コートが施されたサイディングということがわかりました。
表面はこんな感じです
光触媒コーティングや無機コーティングと比較して親水コーティングは

塗料との密着性にそれほどの悪影響は少ないのかもしれませんが

念のため高密着型の弱溶剤系2液エポキシ樹脂シーラーに変更します。
R0016217
しかし、親水コートとは雨水を弾かず親水して洗い流すものですが

この脆弱部位の数の多さを見ると、サイディング基材の耐久性とは

ほとんど関係のないコーティングなのだなと思います。
シーリングが各所で断裂しています
新発寒住宅は当初、シーリングのみ打ち換えを見積り依頼されました。

窯業系サイディングなのにシーリング打ち換えだけとは?珍しいなと。。。
R0016209
築年数10年程度で、このシーリング断裂は欠陥工事と認定しても良い。

少量の断裂が発生することはよくありますが、ここまで大量に断裂箇所が

あるということは、新築工事でシーリング作業時にプライマーをきちんと

塗らなかったか?雨降りの中作業続行?、降雨後のサイディング基材含水率が

高い状態でシーリング打ち込みを行ったか?そんな所ではないかと思います。
断裂化箇所からの浸水も確認できます
シーリング断裂箇所は水が浸み込みやすく、そこからサイディング基材の

劣化が進行します。

なので、作業員の知識、経験、力量も大事ですが、最も工事品質を左右するのは

作業者の人間性ではないかと思います。

「自分の利益を上げることが出来るのであれば他人の損害は気にもならない・・・」
目地シーリング撤去
目地シーリングの撤去。

目地底はくっついてなく、3面接着になっていません。

また、2液シーリングでよくある硬化不良もありません。
窓廻りシーリングの断裂
ざっくり撤去しました
窓廻シーリングをざっくりカッターを入れて撤去した状態です。

この撤去だけだと簡単、短時間で作業できます。
この薄皮撤去に時間が掛かります
この薄皮を撤去するのに時間が掛かります。

見積書に【シーリング撤去】とあった場合、先の撤去と後の撤去では

作業効果、作業手間共に1.5倍近くの違いがあります。

どこまで、どれくらい?の作業を行うのかを細かく提示している施工店は

間違いなくその作業を行うでしょう。

作業を細かく提示していない施工店は、ほとんどの場合

作業効果、作業手間共に低い作業を行うでしょう。。。
プライマー塗布
シーリングプライマーです。

1液型シーリングの場合、シーリング自体の接着性もあるのでプライマー無しでも

ある程度の密着性能があるのですが、2液型シーリングにはシーリング自体の

密着性はほとんどないのでプライマー頼みになり、プライマー塗布が

しっかり行われない場合は確実に断裂します。
シリコンシーリングの脱脂処理
シリコンシーリングにこびりついた油分と汚れを脱脂します。
シリコンシーリングのプライマー
シリコンシーリングにもある程度密着するプライマーを塗装します。

シリコンシーリングは特性上、完全密着する塗料は存在しません。


上の写真でもわかるようにステンレス製の換気口は20年くらい経過すると

汚く変色したり、サビが細かく発生したりするので

金属プライマー塗布後に、外壁と同色で塗装するのが良いと思います。
下塗りシーラー塗装
親水コート対策として、塗り替え工事では最も強い密着性を持つ

2液エポキシ樹脂シーラーに変更して下塗り。


続く。。。
IMG_0773
































このページのトップヘ