グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

グリーンペイント寺沢です


東区北30条付近アパート
10月上旬は北区屯田住宅と並行する形で、東区北30条付近アパートを

施工させて頂きました。

北30条APは去年、住宅塗替えを施工させて頂いた

オーナー様所有のアパートになります。

再度、当店に工事ご依頼いただき誠にありがとうございます!
足場仮設完了
足場仮設完了です。

基礎高の4軒入居アパートなので、通常住宅2軒位の足場を使用しました。

朝から作業して終わったのは17:00位になりましたが

当日中に完了してよかったです。
移動型洗浄システム!
アパートの塗替えでは、そこにオーナー様が入居されているときを除き

ほとんどの場合、水を輸送して高圧洗浄しなければなりません。

たまに、アパート塗替えでは高圧洗浄を省いて施工するパターンも

あるようですが、金属サイディングの場合であれば出来なくもないですが

窯業系サイディングは高圧洗浄抜きで塗替えした場合、高確率で

施工後トラブルが発生すると断言できます。


そんなわけで高圧洗浄が必須なのですが、水の輸送が大変です。
300ℓ位を運びます
トラックとは別の作業車の荷台です。

大量のポリタンク、これで約300㍑になります。

これを給水ポイント(自宅)から現場まで運ぶのですが

距離は片道約10㎞、往復20㎞、往復で1時間位、このポリタンクに

水を詰めるのが20分位で、トラックのタンクに給水するのが10分位

1ルーティーンが1時間30分、300㍑の水を順調に高圧洗浄で使うと

1時間くらいで使ってしまいます。。。どう頑張っても間に合いません |д゚)

物凄く切迫感のある運搬業務でしたが、雨の日に作業が出来たので

精神的な切迫感は半減されるのです(^^


職長斉藤氏が受け持つことの多い、屋根塗装は夜露の影響で白化しやすく

10月に入ると夜露も多くなることから、9月以内に全工事を収めると丁度よく

予定通り10月初旬から住宅塗替えに合流出来ました。

北30条アパートは斉藤氏が担当なので工事記録はここまでになりますm(__)m



続く。。。
日暮れが早い









グリーンペイント寺沢です


北区屯田住宅
10月上旬は北区屯田住宅を施工させて頂きました。

屯田住宅の施主様は当店の広告を見て工事ご依頼頂いたお客様になります。

グリーンペイントを選んでいただきありがとうございます!
高圧水洗浄作業
高圧水洗浄作業。

屯田住宅は外壁の塗膜剥離、欠損等はほとんど発生しませんでした。
既存シーリングを撤去します」
既存シーリングを撤去していくと、前回工事は増し打ち工法で

施工したことがわかります。
増し打ちシーリング
これが最初のシーリングです。

竣工から30年位経過しているので、増し打ちの連続は避けたほうが良い。
薄く施工してあります
既存シーリングが古くて柔軟性が低下していると、増し打ちシーリングも

追従して断裂することがあるので、経過年数に応じて撤去作業が必要です。
窓廻りシーリング撤去
前回のシーリングはALC壁材から窓枠の角にめがけて均すという

物凄く太いシーリング施工をしてありました。

広い所だと幅が40mmもあり、そこまで太くなるとシーリング耐久性に

貢献することも少なく、太すぎる違和感という美観上の問題が大きい。

今回の施工では、一般的なシーリング幅に戻して施工します。
既存バッカー材
バッカー材が大きすぎます
ここまで太いバッカー材はあまり見たことがありません。

これだけ太いとシーリングのうちしろが確保できなくなるので

うちしろ深さが10mm程度確保できる太さのバッカー材と交換します。
シーリングプライマー
シーリングプライマー塗布。

ALC材は表面がボロボロとした建材なので、プライマーをしっかり

塗っておく必要があります。
換気口の塗装が剥がれている
換気口の塗装が高圧洗浄で剥がれました。

適合したプライマーを塗らないで外壁用のシーラーで、樹脂、

プラスチック製品などを塗装すると簡単に剥がれてしまいます。

適合プライマーを塗ってから塗装します。
見返しトタンにサビ
見返しトタンにひどいサビが発生しています。
研磨するとほとんどサビでした
研磨していくと広範囲にサビが広がっています。

ここまでの劣化になる原因は、前回塗装時に下地処理はおろか

サビ止め塗装無しで上塗りのみを塗装した場合、これくらいの劣化に

進行してしまいます。
白色サビ止め塗装
白色サビ止め塗装。

白色破風は、白色というとても隠ぺい率の低い色で、下地の色が透けないよう

仕上げていかなければならないので、手間、労力が多く必要になります。

少しでも利益を増やし、手間を削ろうとするならば、隠ぺい力の弱い

サビ止め塗装を省いて上塗り2回塗りで仕上げる・・・まさか上塗り1回塗りだけ?

などという作業でもしたのかな~と推測。
白色破風はほとんどこんな感じです
建物の各所に使われている白色トタンは、至る所でに深度のあるサビが広がっています。

白色は紫外線でチョーキングしやすい顔料なので劣化しやすいことから

どれくらい手間をかけた塗装を行ったかを確認しやすい箇所です。



続く。。。













グリーンペイント寺沢です


手稲区新発寒住宅の続きになります。
前回の補修なし上塗り跡
前回塗替え時に補修しないで塗装した跡です。

美観上よくないのと、こういう箇所は劣化しやすいのでそのまま塗るのは

手抜きといいます。
下塗りシーラー塗装
下塗りシーラー塗装。
欠損箇所には特に多めに
欠損箇所は特に多めに塗っておきます。

欠損箇所にシーラーが埋まるほど入っていますが、数時間すると

ほとんど欠損箇所に吸い込まれてしまいます。

なので浸透固着作用を強めるためにも多めに塗っておきます。
下塗り後の下地補修
あいじゃくり、凹凸欠損箇所の補修です。

この作業も1時間で終わらせるか?6時間かけるか?が施工業者に問われ

業者の利益率は減少するが、施主様所有建物の耐久性は向上します。
中塗り作業
中塗り作業。
中塗り後の補修
中塗り後に再度、目立つ凹凸を補修します。
上塗り塗装
上塗りで元の色に近く戻す感じです。
横張トタンに発生するサビ
横張トタンに出やすいサビです。
黒色サビ止め塗装
黒色サビ止め塗装完了。
トタンかみ合わせ奥まで塗装



















横張トタンに発生するサビは、トタンとトタンの重ね合わせ部位を

さび落としせず、奥まで塗りこまないことによって発生します。

横張トタンはデザイン性重視で、構造的な欠陥があり、重ね合わせ部位に

表面張力の影響で水が溜まりやすい構造になっています。
必ず流れてきます
そのように水が溜まりやすい箇所なのに、どうして重ね合わせ奥まで

研磨も塗装もしないのか?

答えは、上の写真のように奥まで塗装すると、塗装後数分経ってから

ダラダラと塗料が流れ出してくるからです。

流れてきた塗料を刷毛で均す作業を、何度も何度も行わなければならず

とても手間と時間のかかる作業になるので、奥まで塗りこまないように

サラッと綺麗に塗ると横張トタン特有のサビが発生します。


なぜ問題が起きるのに横張トタンのサビが出る塗装があとを絶たないのか?

知識がない、あるいは知識があっても手間を掛けたくない

仕上がりが綺麗に見えることのみに強い執着がある等々、理由は様々ですが

作業者としての思考パターンに重大な問題を抱えているということは

全てに共通して言えることだと思っています。

手間をかけたのか?どうなのか?ということは作業時にはわかりにくいですが

数年経過すると結果ははっきりと表れるのです。
手抜き見返し塗装
見返しトタンを軒天井塗料で仕上げるのは手抜き仕上げと呼びます。

なぜなら、軒天井塗料は鉄部に塗るとサビやすいからです。
軒天井の下塗りシーラー塗装
軒天井の下塗りシーラー塗装も、塗ったか?塗ってないか?

分かりずらい作業ですが、軒天井は塗膜がはがれやすいので

とても大切な作業です。
水切りコーナー欠損
アルミ水切りはコーナーだけが樹脂製です。

なので冬の積雪や物をぶつけて壊れてしまうことが多い。
カバー取付け
トタン製カバーを取り付けてから塗装します。
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