グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

グリーンペイント寺沢です


突然ですが・・・

塗替え作業をしているときに当然トイレに行きたくなるわけで

現在私は、公衆トイレを使用することが多い。

昔はコンビニのトイレを利用していましたが、トイレのたびに何か買わないと

気まずいのでガム、缶コーヒーと購入していました。

たいして必要でもないのに買わないわけにもいかない、マナーとして。。。

トイレを利用するだけで何も買わないという人もいますが、店員さんから当然

白い目で見られる、その気苦労を負うくらいであれば買い物をしたほうが楽。

でも、それほど必要でないものを購入し続けるのも気苦労の一種なので

最終的に公衆トイレを使うのが最も楽という結果に至る。。。
公衆トイレのウレタン防水
長い前置きでしたが、そんなわけで一服時に立ち寄った公衆トイレの入り口

内部の床にウレタン防水が施工されている!

とても珍しい、札幌市ではたいていタイル貼りがメインです。

石狩市の公衆トイレでしたが石狩市は全部こんな感じなのだろうか?
見事に剥がれています
見事な剥がれっぷりです、ウレタン防水はゴム状の防水層で

柔軟性があり強力な防水力があるように見えますが

冬期間、10年以上関東の大規模修繕工事に携わった私の経験上

しっかりした施工をしないと、ウレタン防水は剥がれる。

【しっかりした施工とは=作業者の知識、経験、作業感覚、人間性が優れていて
近々での湿潤状態からどれくらい経過しているか?を確実に把握し
下地の構造を熟知し、冬期間の施工箇所の状態予測などが、
上記のしっかりしたにあたります。】

剥がれ始めると、連鎖的にはがれてしまうイメージがある。
寒冷積雪地域には不向きか
特に積雪寒冷地域には向いていないのではないかと思います。

ウレタン防水の、ゴムシートのような連結した柔軟性が高い防水膜が

一度剥がれると、とめどなく剥がれるという性質は致命的だと。。。
※寒冷地ならではの水分凍結膨張による影響はとても大きい


そういう面からも、ポリマーセメント系の防水材は、あえて高くしていない

柔軟性が良い形で寒冷地域にマッチしていると考えさせられます。
IMG_0698

グリーンペイント寺沢です


9月中旬は石狩市花川住宅と並行して、手稲区新発寒住宅を

施工させて頂きました。
手稲区新発寒住宅
新発寒住宅のお客様は当店の広告をご覧になられて、工事ご依頼いただいた

お客様になります、ありがとうございます!
高圧水洗浄作業
高圧水洗浄作業、この作業は地味な作業の為、一般的にあまり重要視されて

いないのではないかと思いますが、私は30年近くの塗装工経験から

塗替え工事において最も重要な作業と感じています。
洗浄作業後
時間と手間をかけて洗浄作業を行うと、上の写真のような基材欠損が

発生する確率は高く、洗浄作業前は何も問題なく見えていた外壁ですが

実は既存塗装膜の防水機能はすでに喪失していて、雨水がしみていた!
釘頭周りの浸水跡
前回塗替えから10数年経過する間に何百回と浸水、乾燥を繰り返し

5mmはあろうかという欠損が発生します。

なぜ洗浄作業で吹き飛ぶのか?

それは劣化箇所は粉のように粉化し、基材強度が無くなっているので

洗浄の水圧で簡単に吹き飛んでしまいます。
あいじゃくり周りの欠損
このような劣化箇所は目視や打診で発見するは非常に難しく

粉化部位のみを除去(壁全面)などは実現不可能な難易度になります。

それが、高圧水洗浄作業の水圧を使うと手間さえ惜しまなければ

比較的簡単に劣化箇所の発見、除去が出来ます。

粉化基材の上に塗装を行うのは、小麦粉の上に水飴を垂らすのと同じこと。。。

粉と共に簡単に水飴は剥がれ落ちることでしょう。(そんな料理はありませんm(__)m)

高圧洗浄作業を2時間で終わらせるか?、6時間かけるか?

3倍の労力と3倍の水道料金ですが、その建物の外装寿命を考えると

3倍程度とはまるで比較にならないほどの作業価値があります。
目地シーリング撤去
目地シーリングの撤去。
窓廻りシーリング撤去
窓廻シーリングの撤去。
換気口廻りが劣化しています
浴室換気口の廻りがボロボロになっています。

これはよくある劣化です。
劣化サイディングを外します
下地の透湿シートがグラスウールですが、この年代の建物であれば一般的です。

通気工法がとってあるので、通気不良の恐れはありません。
内部結露ではないかと思われます
内側から浸水したように見えます。
換気ダクトからの排気漏れ
たいていの場合、浴室から続く排気ダクトと換気口の接続箇所に

隙間があり、結露した水分がその隙間から漏れて、サイディング裏側から

浸水、劣化へと繋がることがほとんどです。

排気ダクトと換気口接続部をシーリングで防水しておきます。
ボコボコしています
雨の直接かからない鉄部には白錆が発生しやすい。
研磨作業
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研磨すると目視より広範囲に白錆が広がっていたことがわかります。
ガスBOXも研磨しておきます



続く。。。




















グリーンペイント寺沢です


石狩市花川住宅の続きになります。
欠損部をシーラーで浸透固着させる
表層を強化します
欠損した基材は浸透作用のあるシーラーで固着させます。
外部用補修材で形成
外部対応可能の補修材で形成します。
中塗り
中塗り塗装です。
中塗り後の凹凸補修
花川住宅は前回塗装時に、あいじゃくり補修がしてあったので

中塗り塗装後に隙間が空いたあいじゃくりや、釘頭等の凹凸を補修します。
上塗り
上塗りで元の色に戻すような感じになりました。
サビ止めタッチアップ塗装
屋根は下地研磨処理作業後にサビ止めタッチアップ塗装です。

当店施工で10年経過していますが、経過状況は良好なので下塗りサビ止めは

タッチアップ塗装で次回メンテナンスまで十分な耐久性を確保できます。

確実な塗装を行うと、次回メンテナンスが低コストでおこなえるという

特典までついてくるという、その逆もあるわけで業者選定はとても大切です。
ダクト内部サビ止め
ダクト内部は塩ビ鋼板なので、それに対応した塗料選定が必要になります。
平屋根塗装の数倍の厚みがあります
屋根全ての水が集まる場所なので、劣化も早く高い耐久性が求められます。

平屋根トタンと比較して2倍以上の塗膜厚を持たせて10年以上の

基材保護が可能になります。
バルコニーすのこは外して塗装します
バルコニーすのこの下にはゴミやほこりが積もっています。

すのこ材は止めビスの頭がサビて潰れていたり、経年劣化でゆがみが生じ

取り外しが難しい時もありますが、当店ではすのこを取り外し

下地処理から確実な塗装を行っております。
2液ハイソリッドシリコン塗装
屋根専用ハイソリッドシリコン塗装仕上げです。

1回塗の料金で2回塗りと同等の塗膜厚が形成できる高いコスパを誇ります。

確実に10年以上の耐久性を確保してくれます。
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この度は再度グリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!















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