こんにちはグリーンペイント 寺沢です
今日は日曜日なので仕事は休みです。
5月に横浜から戻ってきて、すぐにでも行きたかった場所
私の住む北区屯田地区を守っていただいている江南神社へお参りに。
神社の雰囲気、好きですね~~
手水舎の柄杓ですくった水で手をお清めして
なんだかとても有難い気持ちになります!
厳かな気持ちで鳥居をくぐり
お賽銭箱に小銭をチャリ~ンと ^^
鈴緒を鳴らし
「屯田で平穏無事に生活させていただきありがとうございます」
いや~~ありがたいですね~~。
この江南神社がある屯田地区は明治初期に屯田兵により開拓された土地です
そこまでは屯田という地名からも当然のように知っていたのですが
最初の屯田兵入植者は、な・なんと・・・
全て九州、四国、北陸の方々だったそうです。
士族が屯田兵となったのですが、その背景にはロシアに対しての北方警備
原生林に生息するヒグマなど危険生物への対策などから
刀剣、銃火器の扱いにもたけていて、さらに武士という身分がなくなる時代
日本政府にとっては北海道の開拓・警備→屯田兵として送り込む、もってこいのアイデアでしょうが
新天地に夢を見た先人たちは当時の北海道の説明をどれくらい受けることが出来たのか?
北陸は雪が降りますが、九州、四国の人が北海道に移住して一年目の冬
どんな思いをしたのだろうか・・・札幌も今よりもさらに寒かったと思います
真冬にはマイナス-15度以下、場所が変われば-25度とかもあったでしょう。
10代のころ治山工事の現場監督で釧路の山中で仕事をした経験があります。
AM7:00、気温がマイナス-25度、車から出た瞬間に鼻の穴がピキピキと音を立て凍ったようになり
軍手を履いていても指先がちぎれてしまうのではないかと思うくらい痛くて
マイナス-15度くらいを超えるといきなり世界が変わるのを経験しました。
江南神社の境内には【望郷のアカマツ】と呼ばれている松の木があります。
当時に思いをはせると、望郷・・・深い意味があるのでしょうね。
壮絶な環境で不毛の地を開墾し続けた先人たち。
先人の方の苦労の上に、今は便利な生活をさせてもらっている。
今度、お参りの時には「開拓者の皆様ありがとうございます」という
気持ちで鈴緒を鳴らさせていただきます!