東区東苗穂住宅は職長斉藤氏の担当工事だったので私は足場解体のみ参加
枠組み足場は人数が集まるとビケ足場(一側足場)よりも早く作業が進みます。
東苗穂住宅のお客様は去年屋根塗装工事をご依頼下さったお客様で引き続き
今年、外壁塗装工事をご依頼いただき、誠にありがとうございました!
お盆休みに入る前、最後の工事となる北区新琴似住宅に足場を仮設します。
新琴似住宅は基礎高+パラペット屋根付きの住宅なので足場高さが4段+手摺
結構の高さがあり、地面も各所高さが違うので多少足場仮設に時間がかかりましたが
無事足場仮設も完了しました。
外壁はALC材で既存塗装膜の厚みは新築時から3~4回は塗替えをされて
いるのではないかな?と思える厚みで、ALC目地は半分くらいが塗料に埋まっている
ような感じでその効果もあってか目地シーリングの劣化は問題ない状態でした。
しかし建物窓廻りにはなぜかシリコンシーリングが打ってある?
2Fの窓も同様に打ってあることから居住者様が補修的に施工したと考えると
新琴似住宅は高さもあり床面も斜めに傾斜が強いので梯子をかけて2F窓の
シーリングを補修するのは考えにくい、ことから前回か前々回塗装した業者が
窓の隙間にシリコンシーリングを施工したと考えると・・・
私「1 どうして塗料が塗れなくなるようなものを外壁に使うんですか?2 それも
塗装工が?3 次もあなたに受注が来たら塗れなくなって困りませんかあなた?」
男A「よろしい・・・それではひとつづつお答えしよう」
男A「ひと~つ シリコンシーリングは他の外壁用シーリングに比べて半分以下の
値段で買える、コストダウンは大切だろう!」
男A「ふた~つ 私は塗装工なのでシーリングなど本職ではない、シリコンシーリングは
透明色クリヤーだから少しはみ出しても見えない、均しがガタガタでも目立たない
優れものだろう!」
男A「みっ~つ 次の受注が来たとき?心配しすぎだ^^シリコンシーリングは塗料を
付けた刷毛でグリグリこすったり、しつこ~くしつこく塗ると塗料が乗るの
知らないのか?まあ、その時だけで後で剥がれるけど次の受注で剥がれた所を
同じように塗るから問題は無しだろう!」
私のシリコンシーリングに対する憎しみ具合を表現してみました。( ゚Д゚)
シリコンシーリングは本当に厄介者で処理が良くないと塗替えしてから2~3年で
その部分だけペリペリと捲れてきてせっかくの塗替え工事だったのに、ガッカリ感が
大きくなってしまう本当に油断のならない建材です!!
シリコンシーリングばかりを熱く語ってしまいましたが、そのほかの作業も
外壁周り養生、シリコンシーリング処理、平屋根、パラペット屋根下地処理
サビ止め塗装まで工事を進めていきます。