グリーンペイント寺沢です
南区澄川住宅の続きです。
まずは外壁塗装、いつものように弱溶剤系の浸透性エポキシ樹脂シーラー塗装
弱溶剤系は臭いが強いのが欠点ですが浸透性能においては水性系より優れています。
水性系塗料には水性特有の表面張力が働く影響で、どうしても弱溶剤系には敵わない
ガラスの上に水を落とした時と、同じくガラスの上に灯油等を落とした時の比較に例え
水は表面張力により丸い水滴になるが灯油はサーッとガラスになじんでしまうのと同じで
塗装面に細かい凹凸があったりすると水性系は表面張力の影響で浸透が阻害される
特に冬期間は凍結してしまうような寒冷地では、外壁基材の表層にどれだけ深く
浸透固着しているかが長い年月での劣化度合に影響を及ぼすと考えています。
そういう訳で弱溶剤のシーラーをなるべく使いたいのですが臭いの問題などから
使うことが難しいときもありますが性能は間違いないシーラーです。
シーラーの説明が長くなりましたが、その後の作業はいつもと同じように
色違いの中塗りを塗ってからのお客様指定の上塗り色で仕上げです。
屋根は黒色サビ止め塗装後にハイソリッドシリコン塗料による仕上げ
ハイソリッドシリコン塗料は一般的な屋根塗装用シリコン塗料よりも単価が高く
ハイソリッド1回の塗装で一般的シリコン2回塗りと同等の塗装膜厚を
確保できるという塗料で、高性能な分取り扱いも難しく
塗料中の固形分が多く蒸発する溶剤成分が少ないという配合から
硬化乾燥まで時間がかかり、夜露による白化や艶引きが発生しやすく
希釈をしてはいけない塗料設定の為、塗料粘度が高く塗装作業には
高い技術力が必要になります。
「一般的シリコン塗料を2回塗ればよいのでは?」という意見も聞こえてきますが
当社でも屋根用塗料の2回塗り仕上げを行っていますが
北海道のような積雪が多く気温が低い地域では、通常の屋根劣化だけではなく
屋根に積もった雪や氷が滑り落ちる際に出来る、傷からのサビなども考えると
判断が難しく、私の経験論からは屋根塗膜へのアクシデントが発生しない地域は
間違いなく2回塗りが良く、突発的アクシデントの可能性がある地域においては
トップコート1回塗りは有効です。
トップコートを2回塗るということは、2回分の材料費と人件費が発生するわけで
屋根塗装金額は単純に1回塗りの2倍の金額になりますが
滑雪剥離や雪下ろしによる剥離→サビ発生はトップコートを2回塗っても
防ぐことは難しいことから、トップコート1回塗りの
価格を抑えた屋根塗装の説明をさせて頂いております。
1回塗りで2回塗りと同等の性能を発揮するハイソリッドシリコン塗料は
優れたランニングコストとお客様へのサービス性が高い商品なので
屋根塗装をご検討中のお客様!是非グリーンペイントの
2液混合型ハイソリッドシリコン塗装
低価格でもハイスペックな屋根塗装あります!!是非!!←2回目^^;
澄川住宅の玄関廻りには木材が使用されていて既存の木部塗料は劣化が
進んでいる状態で、雨水や紫外線の影響によるシミが出ていたので
研磨作業でシミを落としてから木材用の防腐防虫保護塗料(含浸タイプ)を
当初予定していた2回塗りで仕上げたのですが、木材劣化から塗料の吸い込みが
大きく仕上がり感が悪かったので合計4回塗り仕上げを行いました。
さすがに4回塗ると含浸タイプでも、なんだか塗装膜が出来ているのじゃないか?
と思えるくらいの仕上がり感になり今後の耐久性に期待できますね。
この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き、誠にありがとうございました!
南区澄川住宅の続きです。
まずは外壁塗装、いつものように弱溶剤系の浸透性エポキシ樹脂シーラー塗装
弱溶剤系は臭いが強いのが欠点ですが浸透性能においては水性系より優れています。
水性系塗料には水性特有の表面張力が働く影響で、どうしても弱溶剤系には敵わない
ガラスの上に水を落とした時と、同じくガラスの上に灯油等を落とした時の比較に例え
水は表面張力により丸い水滴になるが灯油はサーッとガラスになじんでしまうのと同じで
塗装面に細かい凹凸があったりすると水性系は表面張力の影響で浸透が阻害される
特に冬期間は凍結してしまうような寒冷地では、外壁基材の表層にどれだけ深く
浸透固着しているかが長い年月での劣化度合に影響を及ぼすと考えています。
そういう訳で弱溶剤のシーラーをなるべく使いたいのですが臭いの問題などから
使うことが難しいときもありますが性能は間違いないシーラーです。
シーラーの説明が長くなりましたが、その後の作業はいつもと同じように
色違いの中塗りを塗ってからのお客様指定の上塗り色で仕上げです。
屋根は黒色サビ止め塗装後にハイソリッドシリコン塗料による仕上げ
ハイソリッドシリコン塗料は一般的な屋根塗装用シリコン塗料よりも単価が高く
ハイソリッド1回の塗装で一般的シリコン2回塗りと同等の塗装膜厚を
確保できるという塗料で、高性能な分取り扱いも難しく
塗料中の固形分が多く蒸発する溶剤成分が少ないという配合から
硬化乾燥まで時間がかかり、夜露による白化や艶引きが発生しやすく
希釈をしてはいけない塗料設定の為、塗料粘度が高く塗装作業には
高い技術力が必要になります。
「一般的シリコン塗料を2回塗ればよいのでは?」という意見も聞こえてきますが
当社でも屋根用塗料の2回塗り仕上げを行っていますが
北海道のような積雪が多く気温が低い地域では、通常の屋根劣化だけではなく
屋根に積もった雪や氷が滑り落ちる際に出来る、傷からのサビなども考えると
判断が難しく、私の経験論からは屋根塗膜へのアクシデントが発生しない地域は
間違いなく2回塗りが良く、突発的アクシデントの可能性がある地域においては
トップコート1回塗りは有効です。
トップコートを2回塗るということは、2回分の材料費と人件費が発生するわけで
屋根塗装金額は単純に1回塗りの2倍の金額になりますが
滑雪剥離や雪下ろしによる剥離→サビ発生はトップコートを2回塗っても
防ぐことは難しいことから、トップコート1回塗りの
価格を抑えた屋根塗装の説明をさせて頂いております。
1回塗りで2回塗りと同等の性能を発揮するハイソリッドシリコン塗料は
優れたランニングコストとお客様へのサービス性が高い商品なので
屋根塗装をご検討中のお客様!是非グリーンペイントの
2液混合型ハイソリッドシリコン塗装
低価格でもハイスペックな屋根塗装あります!!是非!!←2回目^^;
澄川住宅の玄関廻りには木材が使用されていて既存の木部塗料は劣化が
進んでいる状態で、雨水や紫外線の影響によるシミが出ていたので
研磨作業でシミを落としてから木材用の防腐防虫保護塗料(含浸タイプ)を
当初予定していた2回塗りで仕上げたのですが、木材劣化から塗料の吸い込みが
大きく仕上がり感が悪かったので合計4回塗り仕上げを行いました。
さすがに4回塗ると含浸タイプでも、なんだか塗装膜が出来ているのじゃないか?
と思えるくらいの仕上がり感になり今後の耐久性に期待できますね。
この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き、誠にありがとうございました!