グリーンペイント寺沢です
8月下旬は北区新川住宅の続きになります。
高圧水洗浄作業でバラバラと外壁表層が剥がれ落ちた
建物正面に向かって左面。
水性カチオン系エポキシシーラーを塗装して表層を浸透固着させます。
シーラーは粘度が低いので浸透作用が期待できます。
弱溶剤系シーラーの方が浸透性は高いのですが新川住宅は
オール水系仕上げとなっているので水性シーラーの方が相性が良いです。
シーラーは浸透作用は強いですが造膜作用は低いく、このままでは
表層のざらつきが目立つので粘度の高いエポキシ微弾性フィラーを塗装。
表層剥離が深かったこともあり、フィラー1回塗りだけでは膜厚がたりなかったので
フィラー2回塗りでざらつきも消えて補修部分が目立たなくなりました。
木製のやぎりも高圧洗浄を当てると既存塗装膜がバラバラ剥がれる状態で
前回塗装の影響が大きく出ている状態です。
木部の塗装は、含浸タイプの塗料仕上げが剥離も無く確実なのですが
すでに造膜型塗料を塗装されている場合は含浸塗料を塗装出来ないので
造膜型塗料で対応することになります。
既存塗装膜が無い状態の木部には木部専用のキシラデコールコンゾランや
オリンピックステインマキシマム等の造膜塗料がベストだと思います。
既存塗装にどんな塗料を使っているかわからない場合は浸透固着型のシーラを
木部が吸い込まなくなるまで、何度も重ね塗りして強力に固着させてからの
耐候性の高い弱溶剤2液混合型シリコン仕上げが
当店では確実性の高い施工と考えています。
屋根はこんな感じでサビが広がっている状態です。
サビ落とし兼、表層に細かい傷を大量につけることで塗装する塗料の
密着性能を上げることも出来ます。
サビ止め塗装完了・・・ここまではいつも通りの施工なのですが
出てきてほしくないものが出てきてしまいました|д゚)
頻度は多くないのですが、たまにこのようなサビ止め塗装膜がチリチリに
なってしまうことがあります。
この現象の原因として考えられるのは
1 前回塗装時に塗料を希釈しすぎたせいで塗料に正規の厚みが無く
錆止め塗料の溶剤成分でうきあがってしまう。
2 ホームセンター等で市販されているような塗料で塗装した塗膜に
業務用の弱溶剤下塗り材を塗装するとこのようにチリチリと浮いてきてしまう。。。
2は正確な情報ではありませんが経験的にあるのではないかと考えています。
どちらの理由にしても前回の塗装方法に問題があり、このように弱溶剤で
浮きあがる塗膜に耐候性などあるはずもなく、雨や雪の水分を素通ししていた
事になり建物へのダメージが大きくなっている状態と言えます。
浮きあがった塗膜は乾燥後に撤去し、再度錆止め塗装を塗ることで収まります。
この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き
まことにありがとうございました!!
8月下旬は北区新川住宅の続きになります。
高圧水洗浄作業でバラバラと外壁表層が剥がれ落ちた
建物正面に向かって左面。
水性カチオン系エポキシシーラーを塗装して表層を浸透固着させます。
シーラーは粘度が低いので浸透作用が期待できます。
弱溶剤系シーラーの方が浸透性は高いのですが新川住宅は
オール水系仕上げとなっているので水性シーラーの方が相性が良いです。
シーラーは浸透作用は強いですが造膜作用は低いく、このままでは
表層のざらつきが目立つので粘度の高いエポキシ微弾性フィラーを塗装。
表層剥離が深かったこともあり、フィラー1回塗りだけでは膜厚がたりなかったので
フィラー2回塗りでざらつきも消えて補修部分が目立たなくなりました。
木製のやぎりも高圧洗浄を当てると既存塗装膜がバラバラ剥がれる状態で
前回塗装の影響が大きく出ている状態です。
木部の塗装は、含浸タイプの塗料仕上げが剥離も無く確実なのですが
すでに造膜型塗料を塗装されている場合は含浸塗料を塗装出来ないので
造膜型塗料で対応することになります。
既存塗装膜が無い状態の木部には木部専用のキシラデコールコンゾランや
オリンピックステインマキシマム等の造膜塗料がベストだと思います。
既存塗装にどんな塗料を使っているかわからない場合は浸透固着型のシーラを
木部が吸い込まなくなるまで、何度も重ね塗りして強力に固着させてからの
耐候性の高い弱溶剤2液混合型シリコン仕上げが
当店では確実性の高い施工と考えています。
屋根はこんな感じでサビが広がっている状態です。
サビ落とし兼、表層に細かい傷を大量につけることで塗装する塗料の
密着性能を上げることも出来ます。
サビ止め塗装完了・・・ここまではいつも通りの施工なのですが
出てきてほしくないものが出てきてしまいました|д゚)
頻度は多くないのですが、たまにこのようなサビ止め塗装膜がチリチリに
なってしまうことがあります。
この現象の原因として考えられるのは
1 前回塗装時に塗料を希釈しすぎたせいで塗料に正規の厚みが無く
錆止め塗料の溶剤成分でうきあがってしまう。
2 ホームセンター等で市販されているような塗料で塗装した塗膜に
業務用の弱溶剤下塗り材を塗装するとこのようにチリチリと浮いてきてしまう。。。
2は正確な情報ではありませんが経験的にあるのではないかと考えています。
どちらの理由にしても前回の塗装方法に問題があり、このように弱溶剤で
浮きあがる塗膜に耐候性などあるはずもなく、雨や雪の水分を素通ししていた
事になり建物へのダメージが大きくなっている状態と言えます。
浮きあがった塗膜は乾燥後に撤去し、再度錆止め塗装を塗ることで収まります。
この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き
まことにありがとうございました!!