グリーンペイント寺沢です
6月下旬は北区篠路住宅を施工させて頂きました。
篠路住宅のお客様は2008年に当店で外壁・屋根塗装を施工させて頂いた
リピートのお客様になります。
偶然にも篠路住宅お客様の2軒隣が私の高校時代の友人宅で
学校帰りに友人宅に私が遊びに来ていたことを12年前の施工時に
お客さまと談笑していたことを懐かしく思い出しました。^^
高圧水洗浄作業、前回使用塗料は2液混合型弱溶剤ウレタン塗料でした。
12年経過でも大きな劣化も無く、平均的なチョーキングレベルで安心します。
シーリングの打替えも12年前に施工しましたが
それほど大きな劣化も無く、やはりシーリング上に塗装膜があると
大きく耐久性が上がりますね。
窓廻りの角部は縦、横方向の動きからか、ねじれによる塗膜割れが
数か所発生、シーリング自体は1ミリ程度の浅い割れのようです。
このような状態から増し打ちシーリング工法で十分耐久性を確保できると判断。
前回塗装時もそうだったのですが、サイディングコーナー材の劣化が進んでいて
高圧水洗浄で浮き塗膜を剥離し、浸透固着のシーラーを2回塗装して
仕上げたのですが、予後はあまり良い状態とはいえませんでした。
このタイプのコーナー材は基材自体が平材と比べて弱いようで
さらにサイディングの施工方法的にも、コーナーは通気工法をとることが出来ず
通気不良によるサイディング裏面の結露という問題も回避できないことから
窯業系コーナー材を新品の物に取り換えても同様になる可能性が高いので
実質的な解決案として金属製コーナー材を取り付ける工法を提案しました。
通気工法の抜本的解決にはなりませんが、コストと耐久性のバランスが
現時点では最も優れていると考えました。
非常に分かりずらい写真となってしまいましたが^^;
クリヤーの下塗りシーラー塗装です。
あいじゃくり部位の劣化が進んでいた箇所がありました。
補修材で劣化箇所を補修します。
ラジカル制御型水性シリコン塗料の中塗り。
お客様指定色での上塗りです。
中塗りの色がちょっと濃かったのは否めません。。。(;^ω^)
スズカファイン㈱のウォールバリヤ水性シリコン
ラジカル制御型のチョーキングしにくい特性を持ち、優秀なレベリング性能から
弱溶剤系塗料に匹敵する艶を水性塗料ながら持つ塗料です。
屋根の状態はすこぶる良い!
前回塗装では1液アルキドシリコン塗料を使用しましたが
このような実例からも、屋根塗装は下地処理方法(研磨下地処理必須!)と
メーカー規定上限値いっぱいまでの塗布量で塗装することで
現在の塗料性能比較では2液アクリルシリコンに劣るはずの
1液シリコン塗料で大きな劣化も無く屋根を保護するという事実が実証されます!
劣化が少ないことから、錆止め塗装はタッチアップ補修程度で十分対応できます。
結果として適切な施工を行うと ⇒ 次回施工時に軽度の施工で済む⇒
⇒ 軽度の施工とは工事コストの低下 ⇒ コスト低下分をお客様へ還元できる(^o^)/
屋根はハイソリッドシリコン塗料仕上げ、前回使用塗料より大幅に性能が
グレードアップしているので更なる高耐久が期待できます。
木製バルコニーはやはり木部ということで前回塗料がかなり無くなっている状態です。
木部に関しては、いたしかたなし、と言わざるをえない実状であります。
含浸型の木部保護塗料は含浸して作用する特性上、塗料粘度が低く塗膜による
保護効果が薄くなります。
造膜型の木部保護塗料は造膜出来ることから塗料粘度は高くなることで浸透性が低下
保護性能は高いのですが、水分を含みやすい木部の性質上塗膜剥離という
大きなリスクを抱えます。
どちらも一長一短ですが、造膜タイプの塗膜剥離リスクは甚大なダメージとなるので
保護効果の耐久性としてはあとう一歩というところです
現状では溶剤系含浸型木材保護塗料を使用するのがベストではないかと思います。
含浸型塗料の塗装において特に注意している点は
サッと塗っても色は付く?ということです
含浸型塗料1回目塗装後の2回目塗装。
含浸型塗料は木材への浸透と溶剤成分の蒸発により塗膜としては
ほとんど残らないので、これでもかというくらい浸み込ませるのを目的に
たっぷりと塗料をのせていきます。
同じ着色された状態であっても木材に浸透した塗料量が保護性能を左右します。
木材保護塗料塗装完了です。
外壁の一番下にはアルミ製の水切りが取り付けられています。
アルミも経年劣化が進むと白っぽくすすけてきますのでそろそろ塗装しておいた方が
良い状態、特にコーナーには樹脂製のコーナー材が取り付けられていることが多く
この樹脂パーツは欠損しやすい。
なので金属製のコーナー材をかぶせ工法で取付け
金属密着プライマーを塗装します。
アルミは塗料が剥がれやすいので専用プライマーを塗装後に
屋根と同色で塗装仕上げ。
淡い黄色の外壁と赤系のマルーン色の相性は良いと思います(^^♪
前回塗装が水色で寒色系から今回は暖色系で統一
とても良いイメチェンになったのではないでしょうか!
※全体完了写真を撮り忘れてしまいましたm(__)m
今回もグリーンペイントに工事ご発注下さり
誠にありがとうございました!!
6月下旬は北区篠路住宅を施工させて頂きました。
篠路住宅のお客様は2008年に当店で外壁・屋根塗装を施工させて頂いた
リピートのお客様になります。
偶然にも篠路住宅お客様の2軒隣が私の高校時代の友人宅で
学校帰りに友人宅に私が遊びに来ていたことを12年前の施工時に
お客さまと談笑していたことを懐かしく思い出しました。^^
高圧水洗浄作業、前回使用塗料は2液混合型弱溶剤ウレタン塗料でした。
12年経過でも大きな劣化も無く、平均的なチョーキングレベルで安心します。
シーリングの打替えも12年前に施工しましたが
それほど大きな劣化も無く、やはりシーリング上に塗装膜があると
大きく耐久性が上がりますね。
窓廻りの角部は縦、横方向の動きからか、ねじれによる塗膜割れが
数か所発生、シーリング自体は1ミリ程度の浅い割れのようです。
このような状態から増し打ちシーリング工法で十分耐久性を確保できると判断。
前回塗装時もそうだったのですが、サイディングコーナー材の劣化が進んでいて
高圧水洗浄で浮き塗膜を剥離し、浸透固着のシーラーを2回塗装して
仕上げたのですが、予後はあまり良い状態とはいえませんでした。
このタイプのコーナー材は基材自体が平材と比べて弱いようで
さらにサイディングの施工方法的にも、コーナーは通気工法をとることが出来ず
通気不良によるサイディング裏面の結露という問題も回避できないことから
窯業系コーナー材を新品の物に取り換えても同様になる可能性が高いので
実質的な解決案として金属製コーナー材を取り付ける工法を提案しました。
通気工法の抜本的解決にはなりませんが、コストと耐久性のバランスが
現時点では最も優れていると考えました。
非常に分かりずらい写真となってしまいましたが^^;
クリヤーの下塗りシーラー塗装です。
あいじゃくり部位の劣化が進んでいた箇所がありました。
補修材で劣化箇所を補修します。
ラジカル制御型水性シリコン塗料の中塗り。
お客様指定色での上塗りです。
中塗りの色がちょっと濃かったのは否めません。。。(;^ω^)
スズカファイン㈱のウォールバリヤ水性シリコン
ラジカル制御型のチョーキングしにくい特性を持ち、優秀なレベリング性能から
弱溶剤系塗料に匹敵する艶を水性塗料ながら持つ塗料です。
屋根の状態はすこぶる良い!
前回塗装では1液アルキドシリコン塗料を使用しましたが
このような実例からも、屋根塗装は下地処理方法(研磨下地処理必須!)と
メーカー規定上限値いっぱいまでの塗布量で塗装することで
現在の塗料性能比較では2液アクリルシリコンに劣るはずの
1液シリコン塗料で大きな劣化も無く屋根を保護するという事実が実証されます!
劣化が少ないことから、錆止め塗装はタッチアップ補修程度で十分対応できます。
結果として適切な施工を行うと ⇒ 次回施工時に軽度の施工で済む⇒
⇒ 軽度の施工とは工事コストの低下 ⇒ コスト低下分をお客様へ還元できる(^o^)/
屋根はハイソリッドシリコン塗料仕上げ、前回使用塗料より大幅に性能が
グレードアップしているので更なる高耐久が期待できます。
木製バルコニーはやはり木部ということで前回塗料がかなり無くなっている状態です。
木部に関しては、いたしかたなし、と言わざるをえない実状であります。
含浸型の木部保護塗料は含浸して作用する特性上、塗料粘度が低く塗膜による
保護効果が薄くなります。
造膜型の木部保護塗料は造膜出来ることから塗料粘度は高くなることで浸透性が低下
保護性能は高いのですが、水分を含みやすい木部の性質上塗膜剥離という
大きなリスクを抱えます。
どちらも一長一短ですが、造膜タイプの塗膜剥離リスクは甚大なダメージとなるので
保護効果の耐久性としてはあとう一歩というところです
現状では溶剤系含浸型木材保護塗料を使用するのがベストではないかと思います。
含浸型塗料の塗装において特に注意している点は
サッと塗っても色は付く?ということです
含浸型塗料1回目塗装後の2回目塗装。
含浸型塗料は木材への浸透と溶剤成分の蒸発により塗膜としては
ほとんど残らないので、これでもかというくらい浸み込ませるのを目的に
たっぷりと塗料をのせていきます。
同じ着色された状態であっても木材に浸透した塗料量が保護性能を左右します。
木材保護塗料塗装完了です。
外壁の一番下にはアルミ製の水切りが取り付けられています。
アルミも経年劣化が進むと白っぽくすすけてきますのでそろそろ塗装しておいた方が
良い状態、特にコーナーには樹脂製のコーナー材が取り付けられていることが多く
この樹脂パーツは欠損しやすい。
なので金属製のコーナー材をかぶせ工法で取付け
金属密着プライマーを塗装します。
アルミは塗料が剥がれやすいので専用プライマーを塗装後に
屋根と同色で塗装仕上げ。
淡い黄色の外壁と赤系のマルーン色の相性は良いと思います(^^♪
前回塗装が水色で寒色系から今回は暖色系で統一
とても良いイメチェンになったのではないでしょうか!
※全体完了写真を撮り忘れてしまいましたm(__)m
今回もグリーンペイントに工事ご発注下さり
誠にありがとうございました!!