グリーンペイント スタッフのブログ

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2020年08月

グリーンペイント寺沢です


北丘珠住宅の続きになります。
外壁に隙間有り
端部からの浸水による金属腐食
メンテナンス期間をオーバーしてしまったことが起因と考えられる劣化です。
端部及び穴あき箇所の補修です
腐食箇所上方からの浸水が原因なので穴埋めの他に端部シーリングも行います。
中塗り後の上塗りになります
中塗り後の上塗り塗装です。
外壁施工完了
十分な膜厚が付きました
部分的に4回塗り仕上げとなり十分耐久性を確保できる塗膜厚を作れました。
木製破風板、既存塗膜が無くなるほど劣化しています
続いて木製破風板、既存塗装膜がほとんど剥がれ落ちてしまっている状態です。
弱溶剤浸透固着作用のあるシーラー1回目
下塗りには浸透固着作用が強い弱溶剤エポキシ樹脂浸透性シーラーを選択。
シーラー塗装2回目
シラー塗装2回目、古い木材は塗料を吸い込むので2回塗ります。
2液混合型シリコン塗装1回目
トップコートになる弱溶剤2液混合型シリコン塗料による1回目
隙間及び穴があります
鳥が空けた穴でしょうか?隙間も空いています。
シーリングで補修します
シーリングで塞いでおきます。
シリコン塗装2回目
シリコン上塗り2回目、1回目の塗料はほとんど木材に吸い込まれました。
シリコン塗装4回目
シリコン上塗り3回目、変化は少ないが多少膜厚が付いてきました。
シリコン塗装4回目
シリコン上塗り4回目、吸い込みは止まりました。
厚い塗膜が出来上がりました
シーラー塗装2回、上塗り4回、合計6回塗りによる塗装膜です。
浸水の恐れはないでしょう
木目等は埋まったので防水性は十分得られたと思います。
上屋根ダクトの状況
上屋根ダクト内部の状態です。
とても危険な状態と言えます
北丘珠住宅の上屋根へはタラップ梯子が無くオーナー様が確認するのは

難しい状態でした。
排水口が詰まる寸前です
排水口が詰まり、屋根上でオーバーフローする寸前です。
綺麗になりました
ダクト内に物を置くとゴミが溜まりやすくなるのでスノコは撤去しました。
赤さび色サビ止め塗装完了
屋根トタンの劣化もかなり進んでいて、サビが広範囲に発生していました。


赤錆色、錆止め塗装完了です。
屋根シーリング
トタン端部シーリング防水。
屋根塗装完了です
ハイソリッドシリコンの艶と膜厚感です
ハイソリッドシリコン塗料の上塗り塗装完了です。
足場解体前の窓クリーニングです
足場解体前の窓ガラスクリーニング。
施工完了です
施工完了です。


この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き

まことにありがとうございました!














グリーンペイント寺沢です


8月中旬は前田住宅と並行しながら東区北丘珠住宅を施工させて頂きました。
東区北丘珠住宅

足場仮設完了
足場仮設完了です。
軒天井際にサビが多発しています
外壁はスチールサイディングなのですが、経年劣化の影響からか

錆の発生が著しい状態です。
研磨処理します
軒天井際は雨水が当たらないのでサビの進行が早くなってしまいます。
研磨処理後です
サビが進行して凹凸状になっているので、研磨処理でフラットにしておきます。
ここまでサビが進行しているのは稀です
しっかり研磨します
サビが広範囲に発生しているところもあります。
屋根トタン見返しもサビが進行しています

屋根トタン見返しもかなりサビが進行しています。
ガシガシ削ります
目の粗い研磨材を使用してガシガシ削っていきます。
研磨完了です
研磨下地処理完了です。
端部や窓廻りにはシリコンシーリングが施工されてます
北丘珠住宅は金属サイディング端部にシリコンシーリングが施工されています。
関西ペイントシープラ使用
築年数30年以上の金属サイディングにはシリコンシーリングが使用されていることが

多く確実にシリコンシーリングを処理しないと施工後問題が噴出します。
外壁は塩ビシートが貼ってある
北丘珠住宅の築年数からでは珍しいのですが

金属サイディングの表面に塩化ビニルシートが貼ってあり

前田住宅と同様に塩ビシート用の下塗りプライマーを使用します。
塩ビシートプライマーを使用
ブリード現象を止めることが出来ます
このプライマーには塩ビシートの塗膜剥離やブリード抑制機能の他に

錆止め効果もあるのですが、上の写真の通り膜厚はそれほどつかないので

高い防錆効果は期待できないと判断しました。
サビの酷かったところは錆止めタッチアップ塗装
なのでサビ発生箇所及び発生予測箇所にエポキシ樹脂系の塗装膜厚が厚い

錆止め塗料をタッチアップ塗装しておきます。
グレー色サビ止めを使用
グレー色サビ止め塗料を使用しました。

続く

グリーンペイント寺沢です


8月中旬は手稲区前田住宅を施工させて頂きました。
手稲区前田住宅
前田住宅は4年前に屋根塗装工事を当店にご依頼頂いた

リピートのお客様になります。

再度工事依頼していただき誠にありがとうございます!
シーリング箇所をよく見ると
前田住宅は金属サイディングの端部に通常のシーリングを使用している

建物なのですが、部分的に施主様が施工されたシリコンシーリング

補修後があります。
部分的にシリコンシーリングが施工されてある
シリコンシーリングには変性シリコンシーリングが密着しないので

事前にシリコン処理してから通常のシーリング作業を行います。

シリコン箇所を見落とさないようマジックで印をつけておきます。
シーリング用プライマ―塗布
シーリング用プライマー塗布。
既存シーリングの3倍程度の幅、厚みを持たせました
外壁端部の段差が低いので限界がありますが

既存のシーリングと比較して3~4倍程度の厚みと幅を持たせた

シーリングを施工してあります。

期待対応年数15年を想定。
煙突天場
大きな隙間が空いています
幅20㎜位の隙間が煙突天場に出来ていました。

天場なので降雨の度に大量の水がサイディング内部に入っていたものと

思われますが、前田住宅はサイディング重ね張り工法なので

躯体本体の構造木柱等への影響は少なかったのではないかと。
シーリングで隙間を埋めました
モルタル部の浸透固着シーラーも含めて隙間等はシーリングで塞ぎました。

この後下塗りから中塗り、上塗りと3回塗装するので今後の劣化は心配ないでしょう。
シリコンシーリング処理
シリコン箇所の処理を行いました。
下塗りには塩ビ鋼板に密着するプライマーを選択
前田住宅のサイディングはスチールサイディングの表皮に

塩化ビニル樹脂のシートを貼り付けたもので、耐久性は高いのですが

紫外線によるシート劣化や傷等のシート隙間からサビが発生しやすい建材です。

また、塩ビシートに通常の塗料を塗装すると塗膜剥離や

ブリード現象が発生するので塩ビシートに対応したプライマーを選択します。
金属塗装なので弱溶剤塗料を選択しました
プライマーの選択が通常の金属サイディングと異なりますが

中塗り以降はいつもと同じ工程になります。
上塗り塗装
スチールサイディングなので相性的にも水性塗料は選択しないほうが良いです。

弱溶剤型の2液塗料を選択しました。
アルミ水切りもプライマー後に仕上げます
アルミ水切りには金属プライマー塗布後に仕上げ塗料を塗装します。
R0012821
R0012822
R0012820
雨の日に多くなる足場解体作業なので塗膜の撥水性も確認できます。
施工完了!
屋根塗装に引き続き、この度もグリーンペイントに工事ご依頼頂き

まことにありがとうございました!
R0012823



グリーンペイント寺沢です


北区屯田住宅の続きになります。
シリコンシーリング汚染跡
ステンレス製換気口の周りにはシリコンシーリングが使われていることが多く

未処理で塗装してしまうと、かろうじてくっついている状態なので

簡単にはがれてしまいます。
剥離防止処理
シリコンオイルはとてもしぶといので完全除去は難しい。

なのでシリコンにも密着性のあるプライマーを塗装することで

塗膜剥離の再発を防ぐことが出来ます。
劣化したステンレス換気口
ついでに換気口も塗装します。

ステンレスも経年劣化で写真のように黒ずんだり、錆びたりするので

金属プライマーを塗ってから塗装すると、剥離することも無く塗装出来ます。
カチオンシーラー塗装
浸透性と密着性能に優れたカチオンエポキシシーラーを下塗りに塗装。
欠損箇所にはしっかりシーラーをしみこませます
高圧水洗浄作業で吹き飛んだ欠損箇所やあいじゃくりなど

劣化が進みやすい所には浸透固着効果を最大限発揮するように

多めにシーラーを塗布しておきます。
シーラー塗装後の下地補修
あいじゃくりや欠損箇所を補修します
シーラー乾燥後はあいじゃくりと大き目の欠損を中心に補修します。
コーナーは弱いので補強しておきます
サイディングコーナー材は劣化しやすいので下塗り塗膜1層分を

増し塗して耐久性を上げます。 
中塗りです
ラジカル制御型水性シリコン塗装中塗りです。
中塗り後の小欠損
中塗り後の小欠損です。
上塗りで埋まらない小欠損を補修します
上塗り塗装の膜厚分で埋まりきらないような欠損を補修します。
上塗りです
お客様から指定された色での上塗り塗装です。
屋根下地処理後の錆止め塗装
屋根は研磨下地処理後の黒色サビ止め塗装完了。
トタン端部はシーリングを打ちなおします
トタン端部は屋根用高耐久シーリングで打ち直します。
屋根立上り
屋根トタンの立上り根元に違和感がある。
立上りにトタン欠損発見
良くわからないトタン噛み合わせになっています。

ハゼ部位のトタン長さが足りなかったのか?間違って切り取ったのか?

詳細は不明ですが、防水処理をしていないということは間違いありません。
厚めにシーリング防水しておきます
あの状態で雨漏りしていなかったとしたらトタン下の防水シートが活躍してくれて

奇跡的に長期にわたり漏水を防いでくれたようです。

屋根はちょっとした隙間からすぐ漏水する部位なので新築施工時の

職工の技能と知識、そして性格が建物寿命に大きく影響します。
バルコニースノコは外して塗装します
バルコニースノコを外し、高圧水洗浄作業後でゴミを洗い流してから塗装します。
屋根ハイソリッドシリコン塗装仕上げ
ハイソリッド(高固形分)2液混合型シリコン塗装仕上げです。

綺麗に隅々まで塗装するのに高い技術力が必要な塗料ですが

塗膜性能やランニングコストのとても高い塗料ですのでおすすめです。
カスケードガレージ
カスケードガレージも塗装します。
角部はサビが出やすいです
カスケードガレージは一枚の鋼板を折り曲げてあるので

その折り曲げ箇所は複雑な形状になり、それに伴いサビやすくもなります。
研磨処理後の錆止め塗装
なので折り曲げ箇所の入念な下地処理とサビ止め塗装。
ガレージ上場もサビやすいので全面錆止め塗装しておきます
ガレージ上場は水が溜まりやすくサビも発生しやすいので

上場全面にサビ止め塗装を下塗りします。


足場解体後の施工完了写真、ガレージ完了写真共に取り忘れましたm(__)m




この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き

まことにありがとうございました!!



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