グリーンペイント寺沢です
北区屯田住宅と並行して北区篠路住宅の施工に取り掛かります。
篠路住宅は外壁が樹脂サイディングでコーナーと窓枠が木部
こだわりが感じられるつくりになっています。
樹脂サイディングは塗装できないので木部塗装がメインになります。
木部塗装、好きですね、夢中になりすぎてほとんど予算オーバーして
赤字になりますが。。。
樹脂サイディングが汚れていたのでクリーニングしておきます。
窓枠木部ですがかなり劣化が進行しています。
木部の劣化原因である浸水箇所を予測します。
ジーっと数分間木部を見つめて劣化経緯を空想します
予想浸水箇所が数か所イメージ出来ました。
このような劣化が進行している場合、既存塗装膜の防水性はほとんど
期待出来ない状態で、降雨や降雪のたびに塗膜を透過して木材に浸水している
その結果塗膜下の木材は毎回水分に晒され、中途半端に塗膜があるせいで
乾燥蒸発が阻害され、長時間水分の影響を受けることで
灰色化⇒木材組織の損壊が進みボソボソな状態となり塗装が付着しないので
高圧水を利用して既存塗装膜と損壊した木材表層を吹き飛ばします。
劣化塗膜と組織の損壊した木材表層のみ吹き飛びます。
健全な塗膜は高圧水ぐらいでは剥がれないので見分けが付けやすい。
この作業はとても時間が掛かり、高圧水洗浄作業だけで12時間位です。
バルコニー木部は凄まじい腐食をしています。
ここでも浸水箇所を想像しながら要注意ポイントを記憶していきます。
建物各所の木部は腐食している箇所もあり、そのような箇所は
新しい木材に交換するので腐食箇所は取り外していきます。
ステンレスビスも使用されていましたが所々通常のユニクロビスも
使用されていて、長年の腐食によりここまで細くなっていました。
このような構造のバルコニー、屋根がなく積雪して湿潤している時間が
長い状態、セランガンバツ位の高密度な難腐食性の木材でも危ないような環境に
通常のSPF材に多少の防腐塗料処理で床材に使用するとは・・・相当問題ありますね。
木材突合せ箇所がしっかり腐っています。
突合せ箇所は木材断面=小口となりとても浸水しやすい箇所ですが
防水処理なしで塗膜コーティングだけとは。
腐食が広がっているので念のため長めにカットします。
窓枠木部固定用の下地材まで腐食が廻っています。
下地材も交換が必要です。
腐食箇所はこのようにカッターの刃が根元まで簡単に刺さります。
続く
北区屯田住宅と並行して北区篠路住宅の施工に取り掛かります。
篠路住宅は外壁が樹脂サイディングでコーナーと窓枠が木部
こだわりが感じられるつくりになっています。
樹脂サイディングは塗装できないので木部塗装がメインになります。
木部塗装、好きですね、夢中になりすぎてほとんど予算オーバーして
赤字になりますが。。。
樹脂サイディングが汚れていたのでクリーニングしておきます。
窓枠木部ですがかなり劣化が進行しています。
木部の劣化原因である浸水箇所を予測します。
ジーっと数分間木部を見つめて劣化経緯を空想します
予想浸水箇所が数か所イメージ出来ました。
このような劣化が進行している場合、既存塗装膜の防水性はほとんど
期待出来ない状態で、降雨や降雪のたびに塗膜を透過して木材に浸水している
その結果塗膜下の木材は毎回水分に晒され、中途半端に塗膜があるせいで
乾燥蒸発が阻害され、長時間水分の影響を受けることで
灰色化⇒木材組織の損壊が進みボソボソな状態となり塗装が付着しないので
高圧水を利用して既存塗装膜と損壊した木材表層を吹き飛ばします。
劣化塗膜と組織の損壊した木材表層のみ吹き飛びます。
健全な塗膜は高圧水ぐらいでは剥がれないので見分けが付けやすい。
この作業はとても時間が掛かり、高圧水洗浄作業だけで12時間位です。
バルコニー木部は凄まじい腐食をしています。
ここでも浸水箇所を想像しながら要注意ポイントを記憶していきます。
建物各所の木部は腐食している箇所もあり、そのような箇所は
新しい木材に交換するので腐食箇所は取り外していきます。
ステンレスビスも使用されていましたが所々通常のユニクロビスも
使用されていて、長年の腐食によりここまで細くなっていました。
このような構造のバルコニー、屋根がなく積雪して湿潤している時間が
長い状態、セランガンバツ位の高密度な難腐食性の木材でも危ないような環境に
通常のSPF材に多少の防腐塗料処理で床材に使用するとは・・・相当問題ありますね。
木材突合せ箇所がしっかり腐っています。
突合せ箇所は木材断面=小口となりとても浸水しやすい箇所ですが
防水処理なしで塗膜コーティングだけとは。
腐食が広がっているので念のため長めにカットします。
窓枠木部固定用の下地材まで腐食が廻っています。
下地材も交換が必要です。
腐食箇所はこのようにカッターの刃が根元まで簡単に刺さります。
続く