グリーンペイント寺沢です
手稲区前田住宅の続きです。

既存の外壁色が濃色で、仕上げ色は明るい緑色になるので
シーラーは白色シーラーを使用。
悩みましたが上塗り指定色は蛍光緑に近い今まで経験したことのない色です。
唯一このタイプで経験しているといえば公共工事での消火栓塗装の
まっ黄色(純粋に黄色という意味)です。

まっ黄色は物凄く隠ぺい率が低く、黄色だけを何度塗り重ねても
下地の色が透けて見えるので一度白系の色を挟むことで透けるのを
防いでいた記憶がありました。
なのでこの指定色を見た瞬間に「これは一筋縄ではいかない」と予感しましたが
現実は想像の上をいくものです。

いつも使用しているラジカル制御型の水性シリコン塗料なのですが
比較的隠ぺい率が高く、今まで透けで苦しんだ経験が少なかったので
ちょっと苦戦する程度だろうと思っていたのが甘かった。

希釈率0%の無希釈塗料を使用、かつ当店で使用している最も目の細かい
マイクロファイバーローラーで回転を滑らせずに慎重に転がしても
まるで歯が立たないほどの透け具合でした。

結局、上塗りを2回塗って仕上げる方法に変更しました。
白色シーラー塗装後に同色2回塗りで仕上がったのだろうか?
既存の濃い紫色を思うとそれはそれで歯が立たなかったのでは?

白色シーラー→白系中塗り→ライトグリーン上塗り1回目→
ライトグリーン上塗り2回目でようやくここまで仕上がりました。
お客様から外壁色の注文を受けて塗料メーカーに色見本板の作成を依頼しました。
塗装完了後によくよくその色見本板を確認すると・・・
見本板のほうもしっかり透けていました、そしてその透け下地の色は白
見本板は下地白色ベースで中・上塗りと同色塗装しているはずなので
下地濃色紫の場合は中・上同色では紫色が透け出たものと思われます。
やはりこの方法で良かったんだと胸をなでおろし今後に教訓を生かします。

基礎鉄筋爆裂箇所を樹脂モルタルで補修しました。
モルタル養生期間を10日位あけた間に何度か雨が降りました。
雨跡から見てもこの基礎垂直面は大量の雨水が流れ落ちるようです。

吹付タイルのパターンが無くなった所はパターンを復旧します。

シーラー塗装後にひび割れ予防効果の高い微弾性フィラーを塗装。

中塗り塗装後に再度凹凸やひび割れの凹部が目立つ箇所を補修。

前回塗装は弱溶剤NAD艶消し塗料で仕上げたのですが、勾配屋根から
落ちてくる雨水、落雪量等の悪影響が大きいことが分かったので
耐久性に勝る、艶有りラジカル制御型の水性シリコン仕上げに変更しました。

建物裏側のバルコニー土間防水塗装。
シーラー塗装後に一度凹部やひび割れの補修は行っていますが
防水基材1回目塗装後に再度目立つひび割れ補修跡等を埋めていきます。

玄関土間と玄関扉枠の端末にシリコンシーリングが施工されてあります。
シリコンシーリングの特性からもこのような箇所に使用するのは難しく
防水性を期待することは出来ません。
写真のように密着もしていないことから、このような端末からも
降雨のたびに土間モルタル内に浸水を繰り返していたことが想像できます。
シリコンシーリングは撤去し、防水性の高い変性シリコンシーリングに打ち換え
防水性を高めます。


冬期間に凍結するような地域で歩行箇所等を防水処理するときに
雪や氷と防水塗膜の相性が悪いことをご存じでしょうか?
関東以南で多く使用されているウレタン防水やFRP防水などは
防滑剤(滑り止め)を入れないとツルツルピカピカの仕上がりになります。
元々ツルピカ系の仕上がりなので防滑剤を入れても滑りやすい。
寒い朝玄関土間に薄氷が張り、それが解けかけた時の床防水・・・
考えただけでも恐ろしいほど滑ります。
このポリマーセメント系の防水材は絶対大丈夫です。
なぜ大丈夫なのか? ⇒ それはトップコートが砂の塊のような状態
とても塗りにくい、樹脂に珪砂大量に混ぜたトップコートなので
防滑剤の塊のような状態、なのでモルタル表しの土間よりも滑りません。
冬期間の滑り止めも兼ねてこの防水施工は有効です。





いつもグリーンペイントに工事ご依頼いただき
誠にありがとうございます!
手稲区前田住宅の続きです。

既存の外壁色が濃色で、仕上げ色は明るい緑色になるので
シーラーは白色シーラーを使用。
悩みましたが上塗り指定色は蛍光緑に近い今まで経験したことのない色です。
唯一このタイプで経験しているといえば公共工事での消火栓塗装の
まっ黄色(純粋に黄色という意味)です。

まっ黄色は物凄く隠ぺい率が低く、黄色だけを何度塗り重ねても
下地の色が透けて見えるので一度白系の色を挟むことで透けるのを
防いでいた記憶がありました。
なのでこの指定色を見た瞬間に「これは一筋縄ではいかない」と予感しましたが
現実は想像の上をいくものです。

いつも使用しているラジカル制御型の水性シリコン塗料なのですが
比較的隠ぺい率が高く、今まで透けで苦しんだ経験が少なかったので
ちょっと苦戦する程度だろうと思っていたのが甘かった。

希釈率0%の無希釈塗料を使用、かつ当店で使用している最も目の細かい
マイクロファイバーローラーで回転を滑らせずに慎重に転がしても
まるで歯が立たないほどの透け具合でした。

結局、上塗りを2回塗って仕上げる方法に変更しました。
白色シーラー塗装後に同色2回塗りで仕上がったのだろうか?
既存の濃い紫色を思うとそれはそれで歯が立たなかったのでは?

白色シーラー→白系中塗り→ライトグリーン上塗り1回目→
ライトグリーン上塗り2回目でようやくここまで仕上がりました。
お客様から外壁色の注文を受けて塗料メーカーに色見本板の作成を依頼しました。
塗装完了後によくよくその色見本板を確認すると・・・
見本板のほうもしっかり透けていました、そしてその透け下地の色は白
見本板は下地白色ベースで中・上塗りと同色塗装しているはずなので
下地濃色紫の場合は中・上同色では紫色が透け出たものと思われます。
やはりこの方法で良かったんだと胸をなでおろし今後に教訓を生かします。

基礎鉄筋爆裂箇所を樹脂モルタルで補修しました。
モルタル養生期間を10日位あけた間に何度か雨が降りました。
雨跡から見てもこの基礎垂直面は大量の雨水が流れ落ちるようです。

吹付タイルのパターンが無くなった所はパターンを復旧します。

シーラー塗装後にひび割れ予防効果の高い微弾性フィラーを塗装。

中塗り塗装後に再度凹凸やひび割れの凹部が目立つ箇所を補修。

前回塗装は弱溶剤NAD艶消し塗料で仕上げたのですが、勾配屋根から
落ちてくる雨水、落雪量等の悪影響が大きいことが分かったので
耐久性に勝る、艶有りラジカル制御型の水性シリコン仕上げに変更しました。

建物裏側のバルコニー土間防水塗装。
シーラー塗装後に一度凹部やひび割れの補修は行っていますが
防水基材1回目塗装後に再度目立つひび割れ補修跡等を埋めていきます。

玄関土間と玄関扉枠の端末にシリコンシーリングが施工されてあります。
シリコンシーリングの特性からもこのような箇所に使用するのは難しく
防水性を期待することは出来ません。
写真のように密着もしていないことから、このような端末からも
降雨のたびに土間モルタル内に浸水を繰り返していたことが想像できます。
シリコンシーリングは撤去し、防水性の高い変性シリコンシーリングに打ち換え
防水性を高めます。


冬期間に凍結するような地域で歩行箇所等を防水処理するときに
雪や氷と防水塗膜の相性が悪いことをご存じでしょうか?
関東以南で多く使用されているウレタン防水やFRP防水などは
防滑剤(滑り止め)を入れないとツルツルピカピカの仕上がりになります。
元々ツルピカ系の仕上がりなので防滑剤を入れても滑りやすい。
寒い朝玄関土間に薄氷が張り、それが解けかけた時の床防水・・・
考えただけでも恐ろしいほど滑ります。
このポリマーセメント系の防水材は絶対大丈夫です。
なぜ大丈夫なのか? ⇒ それはトップコートが砂の塊のような状態
とても塗りにくい、樹脂に珪砂大量に混ぜたトップコートなので
防滑剤の塊のような状態、なのでモルタル表しの土間よりも滑りません。
冬期間の滑り止めも兼ねてこの防水施工は有効です。





いつもグリーンペイントに工事ご依頼いただき
誠にありがとうございます!