グリーンペイント スタッフのブログ

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2022年03月

グリーンペイント寺沢です

手稲区前田住宅の続きです。
高圧水洗浄作業
高圧水洗浄作業は全作業の中で最も大事な作業だと思います。
洗浄後に出てきた欠損
けっこう傷んでます
洗浄作業前は目視出来なかった劣化箇所です。

表層劣化から徐々に基材に浸水して内部で粉化していきます。

高圧水の水圧でなければ除去できないので、特に時間をかけるべき

作業です。
基礎の塗装はかなり剥がれました
基礎の既存塗膜も密着性が低下し簡単に剥離する状況でした。

この浮き塗膜も高圧洗浄でなければ完全に除去することは出来ません。
既存シーリングの状態
十数年でここまで劣化しました
前田住宅は、前回のリフォーム工事でサイディングを施工したそうですが

施工後13年位経過とお聞きしましたが、このシーリング劣化具合から

シーリング工の施工技術が低かった可能性が高いです。
シーリング打ち換え写真を撮り忘れましたm(__)m
今年初の塗替え工事だったのでシーリング施工の写真を撮り忘れてしまいました。
m(__)m言い訳はいいわけありません
2液混合型エポキシ樹脂シーラー塗装
前田住宅は珍しいサイディング柄だったことから念のため施主様に

前回の施工見積りを見せていただき確認すると、やはり

表層に特殊コーティングされたサイディングでした。

特殊コーティングは光触媒や無機、フッ素等があり、すべて塗料密着性が

低下するので注意が必要です。

しかし、特殊コーティングの割には13年でこの劣化では特殊コーティングの

意味があるのかどうか。。。

そのようなことが分かったので、下塗りは密着性が高い2液混合型の

エポキシ樹脂シーラーに変更しました。
欠損箇所補修
欠損劣化箇所は雨風の影響を受けやすい建物上部に集中する傾向が強い。
コーナー材の繋ぎ合わせ部位は劣化しやすい
サイディングコーナー材はサイディング材を張り合わせる形で形成する

タイプを使用しています。

一体型は強いのですが、張り合わせ型は張り合わせ箇所から劣化しやすいので

劣化箇所を確実に洗浄作業で除去しておかなければなりません。
補修材を充填します
外壁補修材をボロボロになった個所に充填していきます。


続く














グリーンペイント寺沢です


2022年1、2月はほんとうに雪が多かった。。。
雪
グリーンペイント会社前はこんなに雪が残っています。
ユキ
記憶に残っている冬の中でも、今年の雪が最大だったと思います。

今年の2月の写真です。
IMG_0583
最大で4メートルくらいの雪山が出来ました!
IMG_0580
屋根越しに向こうが見渡せるとは・・・
IMG_0581
今年の札幌は大変でした、が

除雪の仕事が沢山あり忙しかったのは感謝です!
今年は雪が多かった
ことし1番の仕事は手稲区前田住宅。

新規のお客様です!工事をご依頼して頂き誠にありがとうございます!
手稲前田住宅
屋根上にも雪が残っていますね
雪割りしておきました
R0015055
1週間前に雪割りしたので、足場仮設箇所には雪はほとんどありません。
足場仮設完了
足場仮設完了です。

今年も頑張ります!


















グリーンペイント寺沢です


グリーンペイント倉庫シャッターの開閉が、しぶく重くなってきたので
前々からどうにかしないといけないと考えていたのですが
どうも気乗りしませんでした・・・

なぜ?気乗りしないのか、それはシャッターという建築部材が建築業界内でも
特殊な立ち位置?と私的に感じているからなのです。
【窓】や【外装材】や【柱材】など一般的な建築部材のように
大型ホームセンターや問屋に行けば、各種メーカーの部材も部品も
手に入れることが出来るものと違い、シャッターはほとんどが大手3社が
製造したもので、この大手3社を経由しないと部品すら手に入らないような
業界というイメージを私は強く持っています。

窓とか外装材も大手数社しか作っていないのでは?
と、思われるでしょうが何が違うのか?
LIXI〇製の窓で例えると、窓本体が色々な所で入手可能、沢山のサッシ屋さんが
施工可能となっているのですが、シャッターは限られたところからしか入手できず
限られた業者が施工できるような仕組みを、その業界が構築済みという違いがある。
(重量物+構造上の問題もあるとは思いますが)
ざっくりと、このような感じだろうなーと予想していたので
シャッターの不備が発生するのは本当に避けたかった。。。

避けたいからと問題を放置し続けるわけにもいかず
ホームページでシャッター工事を検索すると、たくさん施工業者が出てくるので
検索上位数社にとりあえず電話してみます。
【住宅=個人のお客さん】のシャッター工事は積極的にやりたいけど
【会社や倉庫等=業者、組織】のシャッター工事は
あまりやりたくない、そのような兆候が各社にあるように感じました。
なぜ?会社関係のシャッターは後回しなのか?この時点でなんとなく
私が抱いていたシャッター業界へのイメージが確信に変わり始めます。

何社かに施工手順、工期や金額等、どんな感じになるのか尋ねると
何かがおかしい?ひとつ前に聞いた会社と内容がそっくりで金額だけ多少違う
そして予定工期が各社似通っている?これが続きます、1社、2社ではない!

もしかするとホームページにシャッター工事をうたっている業者には
直接施工できる職工はいないようで下請け?を使う仕組みに見えます。
(全てでは無いと思いますが)
HPにはシャッター専門店です!と思わせる表記が並び、施工記録まで載せているのに
その会社は受注と集金業務のみを受け持っている!?

検索上位からあたっていき、何社も確認しましたが同じ回答が続くので
その中でも比較的対応の良かった業者に施工依頼することにしました。

見積りではGP倉庫の大型シャッター2枚の調整費として7万円
高いな?とは思いましたが、どこに取り合ってもそれ以下の悪条件と
高金額だったので仕方がありません。

施工約束の日、倉庫で朝から待っていましたが職工が到着したのは10時過ぎ
挨拶なしで作業準備を始めそうな勢いなので
こちらから「○○シャッターさん?」と確認すると
「○○シャッター?」「ああ~、はいはいそうですよ」という対応
このパターンになる確率が高いことは覚悟していましたが、実現してしまったので
それならばとことん内情を知りたくなりました。

その若い職工さんに缶コーヒーを渡し、彼の派手にカスタマイズされた
仕事車の話でもしながら、打ち解けてくるといろいろ教えてくれました。
どうやら彼は、私が発注した○○シャッターとは無縁の大手シャッターメーカー
3社のどれかに所属する、1人親方のシャッター工であることが発覚しました!
恐ろしいことに○○シャッターの下請けですらなかったのです・・・
調べられる限り、どこに仕事を頼んでも大手に所属するシャッター工が派遣される
システム?各社、施工工期が同じだったということかもしれません。
覚悟していた私の推測を軽々と飛び越していきます。。。(あくまで推測です)

作業内容の説明もなく、もくもくと作業は進み約40分で大型シャッター
2枚の調整作業は完了しました。
さすがにシャッターロールのシャフトをいじる作業は職工ならではの作業ですが
レール部分に潤滑油をスプレーしたりするのは誰でも出来る作業に見え、
シャッター表側のレールにスプレーしたので、シャッター表側のレール際が
幅20cm位にわたりべったりと油がにじんでいます。
きっと数か月後、その油にゴミが絡み真っ黒に変色するのだろうなーなどと
考えているうちに作業は終了しました。

7万円の内訳予測ですが、職工の彼は朝1番で、1軒分作業を終わらせてから
グリーンペイントに来ていたようで、今回の作業時間から1日に4件程度を
こなしているとした場合、今回の彼の取り分は7、8000円位か?そんな所でしょう
○○シャッターは見積りのみ行い30000円、大手シャッターのどれかが
32000円という配分を予想しました。

それにしても納得のいかない内訳です・・・
こんな形になるのでシャッターのメンテナンスは嫌でした。
わたしが知っている建築業界は、このようなことが大量に溢れている
施主であるお客様はこんなこと、かけらも望んでいなくても。
なぜ?自分の会社で施工できないのに、あたかも自社で施工しているかのように
宣伝し、何の役にたったのかもわからない仲介料や権利費?をむさぼるのか?

1回の工事で高い利益を出し、お客様の納得や満足という感情に関与せず
リピートや紹介という営業形態を無視して進み続ける様は
まるでイナゴの群れのようで、食べることに夢中で
その行為により先も後も無くなっていくことに気が付かない。。。

仕事には質があり、下位から【高金額で低品質】⇒【低金額で低品質】⇒
【高金額で高品質】⇒【低金額で高品質】という4種類があると私は考えています。
今回のシャッター工事は最下層の【高金額で低品質】に分類されるものです。

グリーンペイントが施工している塗装は、塗料メーカー、施工会社多数あり
その多数入り乱れた中で切磋琢磨し、競合他社としのぎを削る
仕事の質はそのようにして高品質なものになると信じています。
このような低い満足感しか提供できない会社にリピートは勿論無い|д゚)


最後までお読みくださりありがとうございました!

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