グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

2022年04月

グリーンペイント寺沢です

東区丘珠住宅の続きになります。
色変え中塗り
外壁は下塗りシーラーと下地処理まで終わっていたので

色変え中塗り塗装です。
お客様指定の上塗り色
お客様がご指定された色で上塗りを行います。

こうすることにより下塗り、中塗り、上塗りを確実に塗装した証明になります。
タイル調仕上げの目地上塗り
丘珠住宅は一部タイル調サイディングが使用されているので

そちらは目地と凸部は色違いで仕上げます。

写真は目地色の上塗りで、こちらも中、上塗りの色は変えてあります。
凹凸色分け
タイル調仕上げはシーリング部の筆入れに時間が掛かります。
タイル調仕上げ
水切りに剥離が発生しています
アルミ製水切りの既存塗装が高圧水洗浄の水圧で剥がれました。

アルミは塗料の密着性が悪いので適合しない下塗りを塗ると

上の写真のように簡単に剥がれます。
接着力の強いプライマーを塗ります
既存塗装をリフティングさせない弱溶剤系の高密着プライマーを塗装します。
もう剥がれることはありません
アルミ製水切りは下地処理がとても大切です。
破風板の隙間
トタン破風板の角部に隙間が空いています。

この隙間から雨水が侵入し軒天井がボロボロになることが多いので

隙間のチェックは必須です。
シーリングで塞ぎます
シーリングで隙間を埋めます。
屋根下塗り錆止め塗装
屋根は劣化が進んでいたので全面に黒色錆止め塗装を行う。
トタン端部シーリング防水
トタン端部や立ち上がり根元のシーリング打ち換え作業です。
屋根はハイソリッド上塗り
ハイソリッドシリコン(高固形物塗料)による1回塗り仕上げです。

塗料中の揮発成分を減らし、耐久性に寄与する固形分の比率を高くすることで

1回塗りで通常塗料の2回塗りに相当する塗装膜厚を確保できる

優秀な屋根専用塗料です。

屋根2回塗り仕上げ料金の半額で同等の性能を持つということです。
シャッターに油
潤滑スプレーの油です
シャッターにはお客様がメンテナンスした潤滑スプレーの油にゴミがからまり

ギトギトした状態、この油分は乾燥しません。
油は溶剤でふき取ります
この油分は完全に除去しないと、塗膜剥離の原因になります。

油を除去するには油(溶剤)を使います。
アンチ5枚は90㌔ぐらいになります
全ての作業が完了し、最後の足場解体作業です。

石森君は体力と力が強い、アンチ1枚約18㎏×5枚=90㎏!

軽々と持ち上げてくれるそのパワーに感謝。
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この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!






















グリーンペイント寺沢です


グリーンペイントでは代表の寺沢が住宅塗替えを担当することが多く

屋根塗装や車庫、塀の塗装等を職長斉藤氏が担当しています。
東苗穂住宅
東苗穂住宅は10年前に当店へ屋根塗装工事をご依頼されたリピートの

お客様で、職長斉藤氏が担当した住宅塗替え工事になります。
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斉藤氏も、見積作成等忙しいのでブログ用の写真を用意してもらうのは難しく
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写真はこれだけになります。。。
※言い訳はいいわけありませんm(__)m
施工完了です

この度は再度グリーンペイントに工事ご依頼頂き

誠にありがとうございました!



グリーンペイント寺沢です

東区丘珠住宅の続きです。
極太のシーリングを撤去すると
極太のシーリングを撤去してみると、下地がボロボロに腐っています。
内の木部が腐っています
下地木材も腐っています。

腐食の原因はいろいろありそうですが、窓枠に下地木を密着させていることで

結露しやすくなり腐食したのが最大要因。

あれだけ太いシーリングだったので、シーリング断裂からの浸水腐食は

考えられないことから、室内側の湿度等も影響することがあるので

構造上の問題があるのかもしれません。
前回シールの三面接着跡
前回のシーリング施工ではボンドブレーカーを取り付けないでシーリング

施工したために、ハットジョイナーにシーリングが密着して

三面接着の状態になっていました。
三面接着しないようボンドブレーカーを貼ります
今回の施工では、目地底面のシーリングかすを除去してから

ボンドブレーカーを取付けて三面接着を防止しています。
高圧洗浄であいじゃくり周辺はボロボロになりました
外壁サイディングのあいじゃくり部位が、高圧水洗浄の水圧でボロボロに

なりました。

洗浄圧で吹き飛んだ箇所は、サイディング基材が長年の浸水で粉化した

状態になっていたので、未処理で塗装すると後々問題が起こります。

粉化まで劣化が進行した建築部材は、どのような浸透固着作用のある

下塗りシーラー材を用いても固着させることは出来ません。

それはチョークにマニキュアを塗るのと似ていて、ちょっとした

衝撃で剥がれてしまうということです。
充填材が密着していないようです
また、あいじゃくり部位に充填されていた補修材が密着していない要因として、

前回工事での高圧洗浄処理を丁寧に行わなかった粉化表面へ、

下塗りシーラー塗装前に充填したことが考えられます。

粉化したところへ粘度の高い充填剤をそのまま施工するとこうなります。。。
下塗りシーラー塗装
高圧水洗浄作業で劣化部位を確実に除去し、密着性に優れた下塗り

シーラー塗装を行ってから下地処理作業という順番になります。
劣化箇所が吹き飛んだあいじゃくり
充填材で形成します
あいじゃくりの隙間を充填します。
サイディングコーナーの隙間
同様に充填しておきます
サイディングコーナー隙間も劣化しやすいので同様に充填します。
あいじゃくり隙間埋め、釘頭補修

屋根下地研磨処理
外壁作業と並行して、屋根の下地処理作業も進めます。

屋根の下地研磨作業は丘珠住宅で約1,5人工必要になる作業です。

屋根への高圧水洗浄作業の場合では0.2~0.3人工程度で終わります。

作業労力では約5倍、しかし、その5倍の労力に見合うだけの

効果があるのがトタン屋根への手掛け研磨下地処理作業です。
右が研磨後、左が研磨前
屋根表面に付着したごみ、汚れ、藻類、チョーキング層を削り落とし

サビや旧塗膜剥離も除去することが出来、さらに塗料の足掛かり

となる理想的な細かい傷を大量につけることで塗膜密着性も大幅に

向上するので5倍の労力をかける価値があります。

ようやくここまで小さくなりました




















グリーンペイント寺沢です


4月上旬は手稲区前田住宅と並行して東区丘珠住宅を

施工させて頂きました。
東区丘珠付近住宅
丘珠住宅は新規で工事依頼して頂いたお客様になります。

丘珠住宅はサイズが大きい、通常サイズの1.5倍位あると思います。
サイディングが各所ボロボロです
高圧洗浄作業の後に、劣化サイディングが多数あるので取り外してみると
通気層は大丈夫ですね
通気層は問題ないのですが
木材が腐っています
かなり水が入っていたようで下地の木材が腐食しています。
腐食が激しかった場所
水の侵入経路をたどっていくと
何かがある
目視で確認できるような穴がある?
この穴からの浸水でした
珍しいパターンですがこのシーリングの穴から浸水していました。

丘珠住宅は前回の塗装工事後に張り替えたと思われる

若干色の違うサイディングが各所にあり、どうしてこんなに手直し

したのだろうか?と疑問に思っていましたが、この穴を見て不吉な予感がします。
新しい木材を取り付ける
新しく下地木材を取り付けます。

取付けの際は通気を確保できるよう、取り付け木材に隙間を作ります。

特に窓廻りは、下地木材を窓枠にピッタリつけると結露で腐食します。
サイディングのカット
採寸してサイディングをカットしていきます。

いつもこの作業を行うと感じるのですが、どうも私は採寸や切断作業は

好きではないようで、それを思うと改めて塗装工として生計を立てられることに

感謝しつつ作業を続けていきます。。。
※樹脂モルタル⇒なめらかな質感が大好き セメント⇒砂っぽくてザラツキがあるがギリギリOK   
 コンクリート⇒砂利がゴロゴロ入っている時点で拒否反応が出る
 同じ建築部材ですが好みは偏るものですね|д゚)
サイディング張り付け
採寸⇒カット⇒張り付け⇒シーリングという流れです。
窓下水切り跡の欠損
怪しい施工が続きます。。。
上部だけシールした跡がある
両側面にシール跡はない
前回の施工業者は、窓下伝い水防止水切りの端末シーリングを

上だけ施工して左右はシーリングしていません。

その結果、上の写真のように水切り両サイドから浸水し、あそこまでの劣化に

繋がるとは、想像の上を行きます。
増し打ちシールがめくれています
増し打ちシーリングも気泡が入ってこんな感じ
丸バッカーが大きすぎてシール厚が足りなくなっています
無理やりサイズ違いの丸バッカー入れたのでシーリングが薄すぎ。
増し打ちシールが簡単に剥がれる

既存シーリングの粉化物やブリードをふき取らないで増し打ちしたので

密着不良+増し打ちシール薄すぎで施工の意味がない。
破風裏の通気層を塞いである!?
ここまでさんざん既存の施工にダメだししましたが・・・

ついに、ラストの締めを飾るのにふさわしい問題行為
通気層を復活させます
破風板の裏側にある、通気用メッシュをシーリングで塞いでいます!
通常の通気層です
こっちが通常の通気層です。

屋根裏通気、外壁サイディングの通気層等、重要な役割を果たすものです。

どうして通気層を塞ぐという暴挙に出たのか?。。。


続く




















グリーンペイント寺沢です。

手稲区前田住宅の続きになります。
中塗り後の上塗り
中塗りにベージュ系を塗装後の上塗りです。

前田住宅の既存サイディングは表層コーティングされていたので

密着性の高い弱溶剤2液エポキシシーラーに変更し

中・上塗りも弱溶剤系の2液シリコン塗料を使いました。屋根研磨下地処理作業後の黒色錆止め塗装
屋根は研磨下地処理後に黒色錆止め塗装。

変わった形状の屋根で、幅広の横張トタンに立ち上がりの小さい

雪止めが付いていて、数か所トタンを折り曲げて排水する構造です。

この形のトタンは今までで数回しか見たことがありません。

雪止めは3cm程度しか立ち上がっていないのですが

この雪止めで、十分な雪止め効果があることに驚きます。
2液ハイソリッドシリコン塗装
上塗りは2液ハイソリッドシリコン塗料を使用。

1回塗で通常屋根塗料の2回塗りの厚みが付く優れた塗料です。

きちんとした下地処理を行い、錆止め下塗り+ハイソリッド2液シリコン塗料

この組み合わせだと耐用年数12年はいけると思います。
風除室内も塗装します
風除室内の塗装です。

伸縮梯子がMAX6mまで伸びるのでほとんどの風除室に対応できます。

5mを超えるとかなりたわむので、油断はできません。
基礎下塗りシーラー塗装
基礎のシーラー塗装、基礎は地面の湿気を受けやすいので

塗膜剥離が発生しやすい箇所です。

高圧水洗浄作業で浮き塗膜を完全に除去しておかなければ

強力な密着力を持つシーラーを塗装しても数年で剥離します。
基礎中塗り後のひび割れ補修
中塗り塗装後に再度凹部や細かいひび割れを補修します。
車庫上のモルタル劣化
大きく欠損しています
車庫上のモルタル天場です。

防塵塗料?と思われる緑色の塗装が施工されてありましたが

防水膜ではなく、塗膜なので見事に浸水を繰り返し

深さのある欠損が多数発生しています。
ポリマーセメントで補修します

樹脂モルタル⇒ポリマーセメントは通常のセメントに樹脂と繊維質を

混ぜたモルタルで、通常セメントと比較して密着性と耐久性が

高くなっています。

外部の床に使用しても剥離しづらい安定性の高い建材なので好んで使っています。
施工完了
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サイディング柄の木目を生かすように3分艶消し塗料を選択しました。

直射日光を受けると、そこそこ光りますが
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日陰では落ち着いた底艶が出て木目調とマッチしていると思います。
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車庫上はポリマーセメント系防水材で仕上げました。

こちらの防水材も【外部】【床面】【寒冷地】という悪条件でも

確実な安定性を発揮してくれる防水材なので安心です。



この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き

誠にありがとうございました!







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