グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

2022年05月

グリーンペイント寺沢です


西区琴似住宅の続きになります。
窓廻りのみシーリング打ち換え
琴似住宅の外壁はALCなのですが、目地シーリングの劣化は少なかったので

窓廻のみ撤去・打ち換えを行います。
南面の塗膜に細かいひび割れ
無数のひび割れが発生しています
南面の外壁塗膜には細かいひび割れが発生しています。

高圧水洗浄の水圧でも、ここまでしか剥がれなかったので密着性は

大丈夫だと思います。
シーラー塗装

ひび割れが埋まりました



















写真を撮り忘れましたが、シーラーで密着性を向上させてから

微弾性フィラーでひび割れを埋め戻しました。
部分的に断裂が発生しています
目地シーリングには少しですが表層の断裂が発生していました。
R0015418
部分的に補修します。
中塗り
中塗りはクリーム色で塗装。
上塗り塗装
お客様指定の上塗り色で仕上げます。
屋根黒色錆止め塗装
屋根は研磨下地処理後に黒色のサビ止め塗装。
ダクト内排水溝廻りのシーリング
ダクト内の排水溝廻のシーリング防水。
2液ハイソリッドシリコン塗装仕上げ
屋根専用2液混合型ハイソリッドシリコン塗装完了です。

1回塗の料金で2回塗り仕上げと同等の膜厚が確保できる

コストパフォーマンスに優れた塗料です!
ダクト内の塗装完了
ダクト内の塗装完了。

ダクト内は雨水や雪解け水が大量に集まるので、通常の屋根塗装よりも

はるかに厚い膜厚でダクト内を保護します。
施工後の窓ガラスクリーニング
施工後の窓ガラスクリーニング。
R0015449
R0015450
この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!







ありか?
何かが違う
ありではない?
こいつは蜘蛛!
ありに擬態する蜘蛛
施工中に気になる虫を発見、アリっぽいのだが何かが違う・・・

マクロ撮影するとはっきり確認できました。

アリと顔が全然違う!アリグモと呼ばれる蜘蛛だそうで

アリにそっくりなのでアリに紛れてアリを襲うのかと思いきや

アリに似せて外敵から襲われないようにする擬態。。。

蜘蛛の捕食者から逃れられるが、代わりにアリの捕食者に襲われるという・・・








グリーンペイント寺沢です


5月中旬は北区新琴似住宅と並行して西区琴似住宅を

施工させて頂きました。
西区琴似住宅
琴似住宅は敷地境界線が60cmあるかないかという狭い所があるので

ビケ足場を使用することにしました。
基礎高なので高さがあります
基礎高+大型住宅という条件からグリーンペイントが

保有しているビケ足場だけでは足場部材が足りなくなったので

玄関前は単管と足場板を併用する形になりました。
高圧水洗浄で換気口塗装が剥がれました
高圧水洗浄作業で換気口の既存塗装が剥がれました。

換気口の素材は密着性の高い専用プライマーを使用しないと

簡単に剥がれてしまいます。
手掛けで隅々まで研磨します
研磨下地処理
屋根下地処理研磨作業です。

いつものように研磨処理していますが、所々気になる塗膜剥がれがあります。
限界膜厚の兆候があります
この塗膜剥離は一番下の塗装膜から剥がれています。

たまに目にすることがあるのですが、この剥離は限界膜厚と関連があり

限界膜厚とは、素地に塗装膜が貼りついていられる付着力限界値のようなもので

塗料が乾燥硬化する際に、下地の塗装膜を引っ張り上げるような

力が発生するのですが、その力に既存塗膜の密着力が負けると

写真のような塗膜剥離が発生します。
所々兆候があります
原因は何パターンかあるのですが、最も有力なものでトタン出荷時の

塗装膜を放置する期間が長すぎ、密着性にまで影響が出るレベルまで

耐候性が低下した状態で、1回目の屋根塗替えを満足な下地処理作業無しで

塗替えしてしまうと1回目、2回目の塗替えまでは何とか付着力が持っても

3回目、4回目の塗替えともなると、引っ張る力がさらに大きくなり剥がれ始める。
トタン素地が出ています
これにはとても難しい判断を迫られます。

実際、全ての塗膜がメリメリと剥がれるわけではなく、部分的だったり

広範囲だったりまちまちですので、どこが剥がれるかわかりません。

当店では屋根トタンの塗装膜をすべて剝がすという作業を行ったことはありますが

電動工具使用パターン、剥離剤使用パターン、超高圧洗浄機使用パターン?

いずれの作業でも莫大な作業人工により高額な工賃となり、剥離粉塵や

薬剤のミスト等が飛散するので対象の屋根を飛散防止シート等で囲う必要もあり

そこまでコストをかけるのであれば、トタン張替えのほうが有効では?

という結論に至ります。

塗装工事の最大のメリットは工事金額の安さにあると私は考えています。

お客様が塗装工事を選択された上位の理由は、やはり塗装工事のコストが

メンテナンス工事種の中で一番安いということが大きく、その強みを生かして

【コスト安は維持しながらトタン屋根は保護する】ことが重要かと

琴似住宅の場合は一部、限界膜厚による剥離が発生するリスクはあるが

継続して安価な塗替えメンテナンスを続けることで屋根トタンに発生する

生涯ランニングコストを最も効率よく使うことが出来ると思います。

もちろん、塗膜剥離が発生した場合はその都度無料メンテナンスで補修

させて頂きますのでご安心ください!
ダクト内部の浮き
これはスノーダクト屋根のダクト内部の写真です。
補修跡に再発しています
ダクト内部には耐水性を高くするために、塩ビ鋼板が使用されています。

塩ビ鋼板は20~30年位経過すると、塩ビシートの可塑剤が減っていき

それに伴い柔軟性が失われ、シートに亀裂が発生します。

上の写真は塩ビシートに発生した亀裂を、シリコンシーリングで補修した跡です。

シリコンシーリングは耐候性は高いのですが、柔軟性は低いので

断裂が発生しやすいのでこのような補修には向いていません。
塩ビシートに割れが発生
浮きが広範囲に進行しています
塩ビシートの隙間から入り込んだ水は、シートの影響で乾燥が遅れ

シート下の金属をとても速い期間で腐食させ、穴が開くこともあります。
シートの浮きを除去
塩ビシートの寿命でしょうか?
浮き上がったシートは電動工具で除去します。

その際、金属に発生しているサビも除去しておきます。
塩ビ鋼板専用プライマーを塗装します
塗装膜により塩ビ鋼板を腐食から保護するのですが、塩化ビニルシートは

塗料との相性が悪く、通常の下塗り材やプライマーでは密着不良や

シート中の可塑剤が滲み出して塗装表面がべたついたりします。

塩ビシートに塗装可能な専用プライマーを下塗りします。


続く。。。

















グリーンペイント寺沢です

5月上旬は東区北40条付近住宅と並行して

北区新琴似住宅を施工させて頂きました。
北区新琴似住宅
新琴似住宅は当社ホームページから施工ブログをお読みくださり

工事ご依頼くださった新規のお客様になります。
足場仮設完了
とても詳しくブログを読んでくれて、うれしかったです!

ありがとうございます!
軒天井の塗膜剥がれ
かなり剥がれています
既存の軒天井の状態なのですが、塗膜剥離が全体に発生しています。
高圧洗浄作業
高圧水洗浄作業、外壁、軒天井、破風板、各所剥がれました。
軒天井各所剥がれました
ほとんど既存塗膜が残っていない
軒天井基材もボロボロに剥がれるほどの劣化です。

2Fの垂直に立ち上がった軒天井は風向きにより雨水が直撃するので

既存塗装のように軒天井専用塗料では塗料性能が低すぎます。
木製破風板も同様です
放置しておくと腐敗が進みます
木製破風板は既存塗装膜の防水性が低下、あるいは無い状態で

塗膜を貫通して降雨のたびに木材に浸水していた状態です。

その結果塗膜下で木材の腐敗が進み、高圧水の水圧で表層の腐敗した

木材が吹き飛びました。
破風板が割れています
屋根上に積もった雪荷重の影響か破風板が割れている箇所もあります。
ビスで固定します
ロングビスで数か所止めてからシーリングで端部防水します。
破風板、軒天井の取り合いに大きな隙間
軒天井と破風板の取り合いには大きな隙間が空いています。

垂直箇所なので雨水が侵入する可能性が高く、数十年のあいだ

浸水が繰り返されたのではないかと思います。

このような隙間もシーリングを使用し、防水していきます。
屋根トタンの収まりが変です
屋根トタンの取り合い箇所の納め方がおかしい。

お客様に確認したところ、前まで裏に住んでいた大工さん?に

屋根板金工事を依頼したとの事でした。
屋根トタンに大きな隙間がある
このような取り付け方は写真のようにシーリングが断裂すると必ず

漏水に繋がるので、この納めの上に水切りを取付けて

2段のシーリング防水にする必要があります。
トタン内部にも充填しておきます
今回の工事では建物の築年数、今後の建物自体の耐久年数等を考慮に入れて

新規水切りトタンの取り付けは行わない方向で施主様と打合せを行いました。

そのような経緯から、断裂箇所はトタンを一時的にめくり、その隙間に

シーリング材を充填し、表層シーリングと合わせて防水性を高める

工法にしてあります。
通気不良軒天を改善します
新琴似住宅の軒天井塗膜の剥がれは経年劣化以外にも理由があり

軒天井にほとんど有孔ボードが使用されていないことから

屋根裏の熱気と湿気を放出することが出来ず、塗装膜剥離が発生しています。
有孔ボードを取付けます
新規軒天井の取り合いはシーリングを使用
平ボードを数か所取り外し、有孔ボードに交換します。

新しく取り付けた有効ボードの取り合い箇所はシーリングで対応します。

これにより屋根裏の換気が改善されて、建物の通気健全化と

軒天井塗装膜剥離の予防が期待できます。
反対側の軒天井は破風板とフラット?
反対側の軒天井はさらに問題が多く、前回のリフォーム工事で

大工さんに軒天井板をコンパネ板に交換してもらったとの話を伺っております。
これでは雨水が軒天井に流れ込みます
軒天井と破風板の下部がフラットになっています。

このような状態では破風板が水を切ることが出来ず、軒天井側に

雨水が流れ込み劣化が加速してしまいます。

どうして軒天井板のレベルをこの位置にしたのかは不明です。
破風の下側を延長します
幅を4cmにカットした塗装コンパネを破風板下部に取り付けます。

こうすることにより破風板が雨水を切ることが出来て

軒天井の劣化を防止できます。
こちらは穴あけで通気確保
こちら側の軒天井は全てコンパネになっているので、有孔ボードに

交換することが難しく、コストが高くなることから

コンパネ板にドリルで穴をあけることで通気確保します。
煙突に大きな亀裂が発生しています
屋根上に大きく飛び出している煙突の劣化が進行し

下屋下の煙突部位に大きなひび割れと欠損が発生しています。

屋根上煙突部のモルタルが劣化し、そこから浸水した

雨水によりここまで劣化が進行した物と思われます。
樹脂モルタルで補修します
樹脂モルタルでひび割れ欠損を補修し、元の形に成型します。


続く























グリーンペイント寺沢です

5月上旬は東区北40条付近住宅を施工させて頂きました。
東区北40条付近住宅
北40条付近住宅は当店の広告を見て工事依頼いただいた

新規のお客様になります。
足場仮設完了
新築から数えて今回が初の住宅メンテナンスになります。

初回メンテナンスは責任重大と思っております。
既存シーリングはボロボロに
外壁はガルバリウム鋼板なのでまだ塗装は必要ありません。

今回はシーリング打ち換え、屋根塗装、駐車場鉄骨塗装となります。
とても細いシーリングです
既存シーリングは細く、薄く施工されてボロボロに劣化しています。

シーリングの耐久性は厚みと幅が重要です。
ガルバリウム外壁のシーリング
R0015256
去年施工したガルバリウム外壁のシーリングと比較して

今回は凹凸幅が広いのでとても楽に感じます。
シーリング施工完了
R0015287
R0015288
シーリング施工後に降雨があり若干シーリング上にゴミが乗っていますm(__)m
鉄骨も塗装
駐車場の鉄骨はサビが広がっています。

さび落とし後に黒色錆止めでタッチアップ錆止め塗装。
サビ発生個所は黒色錆止め
タッチアップ錆止めの後に全面さび止め
次に赤錆色錆止めを鉄骨全面に塗装します。

錆止めは2回塗るとサビの再発を防ぐことが出来ます。
ガルバリウムトタンに雪止め
屋根もガルバリウム鋼板を使用しているのですが、雪止めは通常の

スチール製です。

異種の金属が接触しているとガルバリウムでも、もらい錆が発生します。
異種金属によるサビ
雪止めはサビが進行していたので撤去しました。
サビをしっかり落とします
サビ発生個所は念入りにサビを落とします。
密着プライマーを塗装
ガルバリウムに密着することが出来るプライマーを塗布。
錆の酷い所にタッチアップ錆止め
サビ発生個所にサビ止め塗装タッチアップ
新しく雪止めを取付ける
新規の雪止めを取付けます。

写真は昨日の作業と今日の作業で前後したことでおかしな構成になっていますm(__)m

雪止め取り付け後に雪止め金具にも錆止め塗装してあります。
トタン端末のシーリング
トタン端末シーリング。
トタン端部のハゼに隙間がありました
トタン端部のハゼ立ち上がりに隙間が空いていたのでシーリング充填します。

この部位は板金工の技術力が低いと隙間が出来るので注意が必要です。
屋根ハイソリッドシリコン塗装仕上げ
ハイソリッドシリコン塗料で仕上げました。

ガルバリウム鋼板への塗装は塗装膜剥離のリスクが高くなり

ガルバリウムの影響から既存塗装が剥がれているケースは何回も見ていますが

グリーンペイント施工のガルバリウム塗装では過去10年位の経過年数で

剥離した施工物件は1件もないので確実な塗装をお約束します。
施工完了
施工完了、駐車場鉄骨は既存は真っ赤でしたが、原色系の顔料は

耐久性に劣ることを説明し、屋根用のハイソリッドシリコンで

赤系のマルーン色で仕上げることにしました。

耐久性のことを考えると間違いなくこちらのほうが良い選択になります。

この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!























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