グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

2022年06月

グリーンペイント寺沢です


東区北30条付近住宅
6月下旬は手稲区曙住宅と並行して、東区北30条付近住宅を

施工させて頂きました。

北30条住宅施主様は、今回施工させて頂く建物とは別の場所にあった

自宅住宅を塗替えさせてもらったリピートのお客様になります。

再度グリーンペイントに工事ご依頼くださりありがとうございます!
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外壁サイディングの劣化はほとんどない状態ですが、シーリングの劣化がひどい。

新築から10年程度の経過年数にしてはシーリングがボロボロすぎます。
ベタベタしていて硬化不良を起こしている
撤去したシーリングはべたつきが強く、油粘土のような触感から

2液混合型のシーリング材による硬化不良が、ここまでの劣化を進行させた

原因ではないかと思われます。
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サイディング面に残った既存シーリングを出来るだけ除去し

接着性を向上させるシーリングプライマーを塗布します。
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目地底面には3面接着しないようバッカー材を取付け、気泡を巻き

込まないようにシーリング材を打ち込みします。
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シーリング施工完了。

今回の施工では、シーリング施工後にその上に塗装膜が重なるので

実質的なシーリング材の耐久年数として15年以上の耐久性を

発揮してくれると思います。
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電気関係のBOX回りなどにはシリコンシーリングが使用されることが

多いのでシリコン密着用のプライマーを塗装。
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北30条住宅のサイディングがあまりにも劣化が少ないので施主様に

図面を確認させて頂いたところ、親水コートなるものが表層処理されてあり

下塗りが水性シーラーの場合は高い密着性が期待できないようなので

高い密着性を持つ弱溶剤系の2液エポキシ樹脂シーラーに変更しました。
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あいじゃくりの隙間埋め、数十年経過してくるとあいじゃくりから

ボロボロになることが多いので早めに塞いでおいたほうが良い。
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あいじゃくり、釘頭等の補修。
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中塗り塗装色替え後の上塗り塗装です。
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バルコニーウッドデッキの劣化箇所。
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かなり腐食が進行していました。

木材は一度腐食するとその木材を元に戻す方法は無いので

悪影響が広がる前に腐食箇所は大きめに除去してしまいます。
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木材補修専用のシーリング材です。

名前は「もくもく」ストレートな表現は好きです。

通常のシーリングより硬化後は固めの質感に仕上がり、軽歩行程度であれば

十分対応できる補修材です。
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木材補修は柔軟性のないパテ系の補修材より、木材特有の膨張収縮に

追従できるシーリング系補修材のほうが安心感が強い。
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ビス頭からも劣化が進みやすいので埋めておきます。

補修後に、含浸型の木材防腐塗料を2回塗り仕上げてあります。

積雪地域の場合このようなウッドデッキは冬期間ブルーシートなどで覆い

積雪に直接触れないようにすることで、寿命を大幅に伸ばすことが出来ます。


工事最終のほうで現場を抜けなければならなくなり、

写真はここまでになります。m(__)m


この度はグリーンペイントに再度工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!









グリーンペイント寺沢です


2012年6月施工
本日は、わたくし寺沢が屋根塗装工事に伺っています。

屋根塗装は、職長斉藤氏が担当することが多いのでこのような記事を書く

回数は少なくなります。

2012年6月に屋根塗装を施工させて頂いた北区屯田住宅の施主様が

10年1か月ぶりにリピートで工事ご依頼してくださいました。

本当にありがとうございます!
艶は無くなっていますがサビはありません
屋根の状況ですが、すこぶる良いと表現しても差し支えないと思います。

塗膜剥離、サビの発生は全くなく艶こそ無くなっていますが

10年経過した状態としては素晴らしい耐久性です。
擦ると下には艶がある
表面のチョーキング層をこすると下には艶のある塗膜があります。

車の塗装は着色塗装の上にクリアー層があり、10数年経過すると

いきなりクリアー層が剥がれ始めたりしますが、建築塗料は

塗装後3~5年位でチョーキングが始まり、太陽光、雨、雪、等の劣化要因を受け

チョーキングした樹脂が少しづつ削られていき、寿命を迎えます。

よって、チョーキング層下に艶のある塗膜があるということは

あと数年は防水効果が期待できるということでもあります。
あと2年ぐらいいけそうです
しかし、かといって放置期間が長くなると、防水機能が無くなった塗膜を

貫通して雨水がトタン素地まで到達してしまうとサビや塗膜剥離の

原因となるので8~10年位のサイクルで塗替えするのが好ましい。
シーリングも問題なし
シーリングも断裂等もなく良好です。
下地処理の研磨作業
塗装前にいつもの下地研磨処理を行います。
右が研磨後です
やはり、この下地研磨処理による好影響が大きいのではないかと思います。

汚れや付着物、表層の粉化したチョーキング層等の密着性に悪影響を及ぼす

物をほぼ完全に除去することが出来ます。

全ての職種に言えるのではないかと思いますが、下地処理が1番大切であると。
サビ止め下塗りは最小限で済みます
このようなグッドコンデションの屋根であれば、下塗りのサビ止め塗装も

最低限の施工で済むので、その減った労力はコストダウンに転嫁できます。

10年前の施工では、既存塗膜にサビが大量に発生していたので

屋根全面にサビ止め塗装を施工しなければならなく、今回の屋根塗装よりも

工事金額は高かったのです。

きちんとした施工を行うと、確実に建物を保護できるだけでなく、次回の

メンテナンスコストを下げることまで出来ます!
↑ これの逆もあるわけなので、業者選定が重要です。
2液ハイソリッドシリコン塗装
10年前の施工内容は、下地研磨処理作業後に下塗り全面サビ止め塗装

上塗りには2液混合型シリコン塗装1回塗り仕上げでした。

ここは意見の分かれる所なのですが、屋根トタンの上塗りを1回か2回か?

塗料メーカーの屋根塗料カタログにも、上塗り2回塗りを推奨していますが

上塗り1回塗り仕上げは1回塗りの料金であり、上塗り2回塗り料金は

単純に1回塗りの倍近くの料金となるのに、耐久年数は倍近くではない。

きちんとした下地処理を行うと上塗りは1回塗でも10年以上持つということは

数百件の施工データから確信を持っています。

札幌は寒冷積雪地域というのも問題で、屋根に凍結固着した雪氷が滑落する際に

発生する塗膜剥離や、4か月間近く雪の下で湿潤環境に晒される等々のことからも

やはり10年未満の周期で屋根メンテナンスを行ったほうが無難。


このような経緯から、札幌のトタン屋根塗装は入念な研磨下地処理を行い

必要に応じた範囲の下塗りサビ止め塗装、上塗りは希釈率と塗布量を厳守した

コストに優れる1回塗り仕上げというのが、施主様にとって最も

有益な屋根メンテナンスになるのではないかと考えています。













グリーンペイント寺沢です


手稲区曙住宅の続きになります。
増し打ちシーリング後のはみ出したブリード
シーリング増し打ち施工後なのですが、既存シーリングのブリード跡が

目立ちます。

このブリードの上に、そのまま通常塗料を塗装するとブリードが

再発することがあります。
ブリード抑止塗料
ブリードを抑止することが出来る下塗り材を塗装します。
外壁1回目の補修
ブリード抑止下塗り、あいじゃくり、釘頭の補修。
中塗り
中塗り塗装です。
上塗り
上塗り塗装、中塗りは黒色が強いベージュ色、上塗りで元の色に

戻した感じです。
屋根黒色サビ止め塗装
屋根黒色サビ止め塗装。
サビ穴は内部にシーリングを充填してあります
サビにより穴が開いていた箇所は、内部にシーリング材を大量に充填

させることで防水することが出来ます。
笠木重ね合わせ箇所もシーリング
笠木の重ね合わせ部位もシーリングで防水しておきます。

内部に浸水していた可能性もこれで防止することが出来ます。
(写真には取り忘れましたが立ち上がり箇所もシーリングしてありますm(__)m)
屋根ハイソリッドシリコン塗料仕上げ
ハイソリッドシリコン塗装完了。

1回塗の料金で2回塗り仕上げと同等の塗装膜厚が確保できる

コストパフォーマンスが高い塗料です。
施工完了
この度はごリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!




グリーンペイント寺沢です

手稲区曙住宅
6月中旬は西区八軒住宅と並行する形で、手稲区曙住宅を施工させて頂きました。

曙住宅施主様は当店の広告を見て工事ご依頼してくれた

新規のお客様になります。

当店を選んでいただきありがとうございます!
高圧水洗浄作業
高圧水洗浄作業、あいじゃくり等、粉化した外装材が吹き飛びました。
断裂は無いがブリードしています
ブリードがひどい
曙住宅の既存シーリングは断裂はほとんどないが、ブリードがひどい状態です。

NB(ノンブリード)タイプではないシーリング材を使用すると

シーリング内の可塑剤が表面に浮き上がり、ベタベタの可塑剤にゴミや

汚れが付着し、黒い筋状の跡が浮き出てきます。
劣化箇所は除去します
サイディング取り合いなどには多少、細かい断裂が発生しているので

それらはカッターで除去しておきます。
増し打ちシーリングのうちしろ厚み
既存シーリングの断裂が少ないことから、曙住宅のシーリングは

増し打ち工法を選択しました。

増し打ち工法は既存シーリングの撤去作業がない分、コストは安くなります。

しかし、既存シーリングの上に施工するので、シーリング厚を確保できない

ような場合はほとんど意味のない施工になることがあるので注意が必要です。

曙住宅の場合、前回の施工シーリングがおもいきり、しごき均ししてありました。

この場合、そこそこの均し厚みが取れたので増し打ち工法でも

ある程度の耐久性は確保できるものと思います。
下塗りシーラー塗装
水性カチオン系エポキシ樹脂シーラー塗装。
あいじゃくり欠損
あいじゃくりの欠損箇所はシーラーで浸透固着させます。
補修材を充填します
釘頭やあいじゃくり欠損を補修しておきます。
屋根下地処理研磨作業
曙住宅の屋根トタン既存塗膜は、経年劣化からか?それとも前回塗装時の

塗料を希釈しすぎたせいからか?ほとんど塗膜がない状態です。
研磨作業前
サビも各所に多数発生しています。
研磨作業後
研磨作業でサビを落とします。
屋根トタンに穴が開いています
上屋根の研磨作業をしていると、各所に穴が開いていました。
大きな腐食穴です
この穴は内部から腐食しています
このサビのパターンは内部か外部か難しい判断です。

外部からサビが進行して穴が開くパターンと比較して

内部からサビが進行する場合では局所的に劣化が進行する場合が多い。
勾配を辿ると立ち上がりに
そして、内部サビには必ず水上に浸水箇所があります・・・が

立ち上がり箇所のシーリングが無くなっている
笠木トタンの重ね合わせ箇所の隙間が大きいい
穴あき箇所の水上にあたる、笠木重ね合わせ箇所の隙間が他と比較して

大きい・・・怪しくはあるのですが・・・
屋根トタンに穴が開いています
↑の写真から見てもわかるとおり、浸水箇所から穴あき箇所までの距離があり

その途中での同様のサビ穴がないことからして、外部の要因から

サビが局所的に急速に進行してサビ穴が開いたものと推測します


続く




グリーンペイント寺沢です


西区八軒住宅の続きになります。
軒天井の劣化が激しい
軒天井の劣化がひどく進行しています。
シーラー塗装
八軒住宅は築年数が40年以上経過していると思われますが

メンテナンスは途中1回くらいしかされてないのではないかと

思われる箇所が多数あります。

そのような経緯から軒天井塗装の劣化も進んでおり

高圧水洗浄作業で浮き塗膜、粉化塗膜を確実に除去し

浸透固着作用の強いシーラーを下塗りに使用します。
微弾性フィラー塗装
既存塗膜はモルタル壁にヘッドカット吹き付け仕上げで劣化が進んでいます。

微弾性フィラーで塗膜厚を確保し耐久性を向上させます。
外壁中塗り
中塗り塗装
屋根との取り合いに隙間が出来ています
屋根との取り合いに隙間が発生しています。

この隙間はモルタル壁下に入り込んでいるトタンを腐食させて

雨漏りの原因になることがあります。
補修材で埋めます
隙間に補修材を充填します。
外壁上塗り
上塗り塗装です。

中塗りと色相の差が大きいので上塗り塗料の希釈率を下げる必要が

あります。

希釈率を下げると耐候性が向上するので品質の高い塗装になります。
屋根折り返しに隙間
屋根の折り返し部位に隙間が発生しています。

本来はトタン加工時にシーリングを充填しておかなければいけませんが

メンテナンス周期を長くしすぎた影響で詰め込んだシーリングが削れ落ちたか?

または、初めから何も防水処理していなかったという、板金工の知識・能力不足か?

はっきり原因を特定するのは難しい。
隙間にシーリングを充填
折り返し全箇所が同じような状態でした。

この状態では降雨のたびにトタン裏に浸水していたと考えられます。

シーリングを隙間に充填します。
屋根のハゼ付近
氷割りの際に出来た穴でしょうか?
こちらは、ハゼの近くに空いていた穴です。

冬期間の屋根の雪下ろしの際に出来てしまった穴ではないかと

思われます。
シーリングを充填しておきます
このような穴は放置期間が長いほど悪影響が大きくなるので

メンテナンス作業時に間違いなく見つけ出す必要があります。

このような小さな穴を発見しやすくするためにも、かがんだ

低姿勢で作業することで立った姿勢と比較して数倍発見率を

上げることが出来ます。
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この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!














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