グリーンペイント スタッフのブログ

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2022年11月

グリーンペイント寺沢です


11月中旬は北区拓北住宅を施工させて頂きました。

拓北住宅は2007年8月に当店で住宅塗替えを施工させて頂いた

リピートのお客様になります。

再度当店へ工事ご依頼いただき誠にありがとうございます!
シーラー塗装
職長斉藤氏が先に乗り込んでいたので写真がほとんどありませんm(__)m

15年という長いメンテナンス周期の影響からか、外壁は塗膜が剥がれた

箇所が多かったです。

11月中旬になると気温が低くなるので水性塗料は使用せず

弱溶剤系塗料を使用します。

弱溶剤系エポキシ樹脂シーラー塗装。
中塗り塗装
中・上塗りは弱溶剤系の2液シリコン塗装です。

東西南と比較して北面の劣化がほとんどないことから、やはり塗替え周期は

最長で12年、出来れば10年周期ぐらいがベストだと思います。
下地補修
中塗り後に欠損箇所の補修を行います。

15年前当店は、あいじゃくりの充填は行っていなかったので

それに起因する劣化も見られます。
R0016322
煙突はボロボロです
煙突の劣化は進行していました。

煙突として使用しているものは特に劣化しやすく、冬期間の暖房による

モルタルの過熱膨張と寒気による収縮が交互に繰り返されるので

亀裂が入りやすく、外壁などと比較しても劣化が進行しやすい箇所です。
煙突塗装
ポリマーセメントで形成してから通常塗装よりも2工程分多く

厚い塗膜を形成して仕上げます。
基礎下塗り
基礎の下塗りシーラー塗装です。
屋根サビ止め塗装
パラペットサビ止め塗装
屋根の状態は良く、塗膜剥がれや広範囲のサビなどは発生していませんでした。
R0016324
この時期は夜露が多く白化しやすいので塗装のタイミングが難しくなります。
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この度は、再度グリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!


















グリーンペイント寺沢です


北区屯田住宅の続きになります。
シーラー塗装
下塗りシーラー塗装です。
中塗り塗装
中塗りです。

養生作業の関係で下から塗る作業になり、こんな感じになってます。
上塗り塗装
凹凸の凹部仕上げ色、通常塗装の上塗りになります。
凸部色変え塗装
凸部のみ色を変えます。

このサイディング模様は目地が深く、2色仕上げをやりやすいパターンなので

時間のかかる筆入れ作業は少なくそれほど時間はかかりませんでした。
シーリングで塞いである
屋根ダクト内部にはシーリングが施工されてありました。

前回当店で屋根施工したときは、築20年位だったと思うので

ダクト塗装は行っていませんでした。
中に水が入っています
前回から15年の間に、ダクト内のシーリング作業のみ別業者が

施工したようです。

ダクト内は屋根全ての水が集まる箇所なので、中途半端な施工は

極端な劣化を発生させます。
ディスクグラインダー研磨
既存シーリングの撤去も兼ねてディスクグラインダーを使用します。
鋼板がボロボロになっています
見たことがないほどの劣化まで進行していました。

中途半端な施工 = サビを完全に除去もしないで密着性が通常性能位の
シーリングを打っただけ、その上に塗膜コーティングもなしで
ダクト内という環境で10年間も防水機能を維持できるなどと安易に
予想することは、無責任で低品質なことから中途半端な施工としています。
腐食しきって無くなっています
中途半端に浸水するようなシーリングを打たなければ、15年という

長いメンテナンス周期であってもここまでの劣化は発生しなかったと思います。

間違いなくやらないほうが良かった作業です。


施主様と写真を見ながら状況説明をさせて頂き、通常であればダクト交換が

必要な状態であることを踏まえたうえで、今回の工事予算との兼ね合いから

最低限の追加金額で塗装工事範囲内での最高の成果を上げてほしいとの

ご要望なので全力を尽くして10年間漏水しないことを目標に施工を行います。
シーリングを穴に充填します
密着性の高いプライマーを塗装し、穴あき箇所の鋼板裏側へ

2cm程度は充填できるように念入りにシーリングします。
極厚の膜厚で仕上げてあります
穴あき箇所のシーリングは3回に分けて施工し、完全防水できたと思います。

見たことがないほどの劣化だったので塗装コーティングも

合計で9回塗りになるほど膜厚を付けて仕上げました。
R0016303
グリーンペイントで足場仮設に使用するトラック、実は15回くらい塗替えしてます。

その異常ともいえる塗り替え回数で実感していますが

サビが発生するか?しないか?この差は塗装膜厚がものを言います

基材までの障壁が多くなるほど水分は到達できなくなり

結果サビは発生しない。

勿論、入念な下地処理と端末防水アリでの話です。
剥離箇所のプライマー
塗膜剥離箇所のプライマー塗装です。

人為的に作られた限界膜厚によって問題が発生するようになった塗膜です。

問題があるので全て剥離します!というのは実に明快で根治にもなりますが

お金が沢山必要になります。

そのお金を支払うのは施主様であり施工業者ではありません。

なので施工業者側としては施工後のクレーム防止、利益率の確保から

ノーリスクを提示するのが一般的ではないかと思います。
黒色サビ止め塗装
話は変わりますが昔、私が所有していた5万円で購入した軽自動車が動かなくなり

修理工場へもっていくとオルタネーター交換で8万円といわれ

ディーラーではさらに高額でした。

ネットで調べるとオルタネーター内部のカーボンを交換すると治ることもある

という記事を見つけ、ディーラーでカーボンを500円位で購入し

なんとかオルタネーターを分解し、交換すると治ってしまいました。

どうして修理工場もディーラーもオルタネーター全交換ではなくて、カーボン交換を

打診しないのだろう?と商売の闇に触れた記憶があります。
R0016308
限界膜厚になってしまったので仕方ありません。

その現状の中で最善とは?施主様のニーズにより最善はその都度違い

固定された最善という概念はないのではないかと考えています。

施工後、数年たつと限界膜厚に耐えられなくなった箇所は所々剥がれると

思いますが、入念な下地研磨と強いプライマーのおかげで前ほど

剥がれないとも思います。

剥がれたらグリーンペイントがチャチャっと直します。

ものの数十分程度で直せるのですから問題ではないと考えてます。

このような話を施主様と十分話し合い相互理解を深めていけば

発生してしまった問題とも、高額コストを掛けずに長く無理なく

付き合っていけるものではないかなと思います。


予算の参考として
【屋根平面トタン+ダクト交換工事と比較して、今回の塗装対応では
 ざっくりで20(張替え)対1(塗装)くらいの予算で施工できているので
 費用対効果は高いと評価しています。】
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R0016311
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いつもグリーンペイントに工事ご依頼頂き

誠にありがとうございます!














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