グリーンペイント スタッフのブログ

仕事、趣味など、ちょっとしたことです。 以前のブログはこちら→http://green-p.biz/blog-ts

2023年10月

グリーンペイント寺沢です。


10月下旬は東区北35条付近住宅を施工させて頂きました。
東区北35条付近住宅
北35条住宅は2011年7月に当店で施工させて頂いたリピートの

お客様になります。

いつも工事ご依頼いただきありがとうございます!
12年3か月経過した外壁
さすがに南西面はチョーキングしていましたが、東面はこれぐらいの

艶が残っていました。

12年と3か月経過した状態としては優秀ではないかと思います。

ちなみに使用した塗料は弱溶剤2液ウレタン塗料でこの耐久性

やはり塗料は希釈率がとても大事ということですね。
ステンレスもサビます
12年前はステンレス製換気口は養生して塗装していませんでした。

ステンレス表層のクリヤー膜でしょうか?ハゲハゲになってます。

ここからさらに劣化すると各種サビが発生します。
金属プライマー塗布
外壁に付属しているステンレス、アルミ、樹脂などは塗装してしまうのが1番です。

しかし上記の役物はほとんどが通常塗料と相性が悪いので、密着専用の

プライマーは必須です。
外壁下塗りシーラー塗装
外壁下塗りは1液エポキシシーラーを使用しました。

この外壁はアルミ製サイディングだったので前回塗装時は剥離しないよう

下塗りはそれに対応できるものを使用しましたが、12年経過しても

しっかり密着しているので今回は汎用型のシーラーで十分対応できるのです。

なんでも高性能のものを使うのが良いわけではなく、高性能=高価ということも多く

オーバースペックになるようなものを使うということは、お客様が

その差額コストを支払うということなので
、「お客様にとってコスパが良いか」

そのような意識はいつまでも無くさないようにしたいと思っています。

続く。。。
















グリーンペイント寺沢です。


10月下旬は恵庭市黄金町住宅を並行して施工させて頂きました。
恵庭市
黄金町住宅の施主様は去年、屋根塗装を施工させていただいた

リピートのお客様になります。

いつも当店を選んでいただきありがとうございます。
シーリングプライマー塗布
窯業系サイディングなのでシーリング施工するのですが

劣化がそれほど進んでいなかったのでシーリングは増し打ち工法で対応します。
窓廻り増し打ちシーリング
増し打ち工法は、既存シーリングがそれほど劣化していない場合や

増し打ちのシーリングうちしろが確保できる場合なんかは

撤去打ち換えと比較して低コストで施工できるので、状況に合わせて

施工方法を選択します。
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職長斉藤氏が担当だったので写真はこれだけになりますm(__)m

いつもグリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!
























グリーンペイント寺沢です。


北区新琴似住宅の続きになります。
下塗りシーラー塗装
下塗りシーラー塗装です。

弱溶剤2液エポキシシーラーを選んだ理由はサビに対して防錆効果は弱くても

浸透固着効果は高いので使用しました。

サビ発生個所を固着させます
粘度の低い弱溶剤はどこまでも浸み込みます。

灯油をこぼしてしまった時のあれです、あっという間に隅々まで広がってしまう

表面張力が低い液体なのでその特性は活かすべきですね。

弱溶剤と比較して水の表面張力はかなり高くなり、さらに表面張力が高いのは

水銀だそうです。
サビ発生個所にはサビ止め塗装タッチアップ
同じくサビ止めです
サビ発生個所には白色サビ止め塗料でタッチアップ塗装しておきます。
中塗り塗装
中塗り塗装です。
上塗り塗装
上塗り塗装です。

スチールサイディングは薄い鋼板で断熱材を挟むような構造なので

硬い氷とかがぶつかるとすぐにへこんでしまう欠点があります。

写真の凹部もシーリング等で平たくすることは出来ますが、補修箇所が

妙に目立ち、さらにこれからも冬期間に凹部が増え続けることを考えると

あえて補修しないほうが良いと思います。
屋根下地処理研磨作業
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屋根研磨下地処理作業です。

トタン工場出荷の塗装膜がかなり風化しています。

この風化した塗装膜を下地処理なしでそのまま塗装すると、その後に

2回、3回と塗り重ねていく過程で、乾燥収縮時の引っ張り力に耐えられず

ゆっくり時間をかけてメリメリと剥がれてしまうわけです。


1回目の屋根塗装は特に下地処理が重要だと思います。
黒色サビ止め塗装完了
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黒色サビ止め塗装完了です。

勾配屋根では雪氷により塗装膜が剥がされることもあるので

トップコートが剥がれた際も目立ちにくいように、黒色のサビ止めを

使用しています。
2液シリコン塗装完了
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屋根シリコン塗装完了です。
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この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!


最後まで読んでいただきありがとうございます!
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グリーンペイント寺沢です。


10月中旬は北区新琴似住宅を施工させて頂きました。
北区新琴似住宅
新琴似住宅は、お隣様が当店で外壁施工させて頂いたご紹介のお客様になります。

この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただきありがとうございます!
変わった施工
シーリング打ち換え作業があるので、作業がやりにくい面格子を外していると

これは。。。見たことがありません。
シリコンシーリングで架台?
なんでだろ~~なんでだろ~~♪ というフレーズが頭からはなれない。。。|д゚)

これはきっと、押戸の開口幅を確保するために面格子を浮かせたかった

引き戸用の面格子なんですね、きっと

そんな面格子を押戸に取り付けたいので長いビスを使って無理やり

取付けたけど。。。「さすがに不格好すぎない?これ?」

「オオっ!いいこと思いついた!!丁度明日シール屋さん来るから大丈夫だ!」

シール屋「無理言うなよ~~この納めはないだろうよ~~知らんぞ」※心の声

こんな感じで空想してみました・・・
下屋と壁の収まりもおかしい?
ここにもありました、明らかにおかしい収まりです。
この隙間から水が入るはずです
壁と屋根金物の取り合いにシーリングされてません。

単純に考えると室内に雨漏りするだろうと思いますが、施主様からは

雨漏りの話は伺っていないので、はたしてどうなっているのか?

築年数から外壁金属サイディングは後で張ったものだと思います。

なので下地のモルタル壁内部に屋根端部は埋め込まれているはず!

だから大丈夫なのか!と思いもしたが。。。この屋根張替えたか?重ね張りか?

ややこしくなってくるので、この取り合いは念のためシーリングしておきます。
シーリングマスキングテープ
既存のシーリングは撤去して新たにシーリングを施工します。
シーリングプライマー
シーリングプライマー塗布。
サビ発生個所のケレン
外壁スチールサイディング、軒天井との取り合いにはサビが大量に

発生しています。

このサビ凸部を除去しないで塗装すると、2~3年でサビが再発します。


続く。。。




グリーンペイント寺沢です。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。


北29条付近住宅の続きです。
中塗り塗装
前回は下塗りまで終わっていたので中塗りを塗っていきます。
上塗り塗装
上塗り塗装で元の色に戻すような感じになりました。
軒天井の下塗り
軒天井の下塗りシーラー塗装です。

写真でもわかるようにシーラーがすごいスピードで吸い込まれていきます。

軒天井は劣化が進行しやすいので、シーラーを塗装して吸い込みを止めておきます。
屋根サビ止めタッチアップ塗装
10年前に当店で屋根を塗装させて頂いたのですが、小さな塗膜剥離が

各所に発生していました。

剥離箇所は全て下地のトタン素地が出るような剥がれ方をしています。

北29条付近住宅は築年数40年以上ということから考えて3回くらいは

屋根塗装を施工しているはず、そのうちの1回が当店で工場出荷時の塗膜を入れて

4回分の塗膜があるのに、そのすべてが剥がれ下地の金属まで露出するということは

1回目の屋根塗装まで期間を空けすぎたことが原因で、最初の工場塗装が風化し

トタンへの密着性が低くなったところへ塗替えをしてしまい、塗り替え回数を

増やすことで塗料の乾燥収縮作用の引っ張り力に耐えきれなくなり、

塗膜剥離が発生する仕組みです。

屋根塗装完了
このようなことから最初の塗装は10年位で塗装しておくこと。

これに尽きると思います。


しかし塗膜浮きが発生する状態ではあれ、10年間でそこまでひどい

サビに発展もしないようなので、かなり高額な工事になる屋根張替えや

塗装膜全面剥離まで行う必要があるか?

必ずこうしなければいけません等と言い切れる問題ではないので

当店としては事情説明をしたうえでの施主様の判断を尊重しています。
塩ビシート用のプライマーを塗装
下屋根排水ダクトが逆勾配になっていて、排水口の逆側に最大で8cmくらい

水が溜まっています。

施主様から「充填材のようなもので勾配調整できないだろうか?」との

ご要望があったのですが、スタイロフォームで形成してシーリングで防水

という方法で勾配取りをしていたパターンは、どこかから水でも入ろうものなら

内部でメチャクチャにサビが進行するのを見てきました。

直接シーリング等で勾配を取るというのも8cm分を勾配均しすると

とんでもない量のシーリングを使用するのと、厚すぎで硬化不良や断裂発生の

リスクも大きいでしょう、ウレタン防水の基材なんかも同様に問題が起きます。
ダクト内を防水しました
雨水が最大で8cm溜まる条件ならば、塗膜より防水膜のほうが良いはずです。

時期によっては自然乾燥もあり常時冠水しているわけでもないので、低コストで

メンテナンス性も良い防水仕上げで施工しました。

玄関扉の既存塗膜を剥離
玄関木製扉は施主様がホームセンターで購入したニス等を塗装してあったのですが

バラバラと剥がれた状態になっていました。

木部用ニスは外部で使用すると耐候性が弱いのですぐダメになります。

塗装膜全面剥離後に木部用防腐保護塗料の2回塗りで仕上げました。

こちらも低コストでメンテナンス性の高い塗料なので

次回メンテナンス時にはとても安い工事金額で施工できます。



いつも当店に工事ご依頼してくださり誠にありがとうございます!
最後まで読んでくれてありがとうございます!

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