スタッフNです

大きな倉庫の塗り替えの続きです
通常、足場の2段目、3段目にはあまり上がらないので、足がガクガクしそうになりながらも
下を見ないようにしてのぼって撮影です!
いくつあったのでしょうか、大量の釘頭










釘頭に黒色サビ止め屋根同様に壁面のサビも落とし、サビ止めです。
黒色のサビ止めを塗っている箇所は釘が打ってあるところです。釘が打ってあるところは錆びやすいためすべての箇所に塗布しました。かなりの数です。










白色錆止め釘頭すべてにサビ止めをいれたら今度は
白色のサビ止めを塗っていますね。
きれいに塗布されています。


さて、ここでちょっと想像してみてください。
黒の塗料の上に白っぽい塗料を上から塗ると、どうでしょうか。






「え?どうって、何色を塗ってもいいんじゃない?」  <はい、何色でも問題ありませんが。。。>

「黒色が透けて見えるんじゃない?」  <はい、その通りです!>

ササ~っとテキトーに塗った場合、黒色が透けて見えます。テキトーに刷毛をすべらせるとカスレやすく、
下の色が透けて見えますよね。そうすると当然のことながら見栄えが悪いですね!お客様には納得していただけません。もちろん、作業員も納得はできません。

ではなぜわざわざ別の色で塗装するのでしょうか。
当社では敢えて別色塗装をしています。それは前述の通り、カスレた場合それを発見しやすくするためです。
似たような色での塗装では、きちんと塗布されているかわかりづらいのです。
何よりもお客様の目で見てわかるようでなければいけません。

当社では別色を塗布する際に1度で下の色を隠蔽(いんぺい)します。そして、この技術がなかなかのものなのです。薄いシャバシャバした塗料は塗りやすいですが、濃い塗料はそうはいきません。技術が必要な作業を当社の作業員はできるのです!

隠蔽とは隠すという意味で、隠蔽率とは下地の色を上から塗装してどれくらい隠れるかの率、というような使い方をする言葉です。ちょっとわかりづらいですね
例えば黒は隠蔽率が高いです。ほとんどの色を隠すことができます。反対に白は隠蔽率が低い色です。他にも黄色や赤色も低い色です。白色は下の色を隠すのが大変な色です。ぶ厚く塗らないといけませんが、あまりにもたっぷりと塗料を付けるとダラダラと垂れてきますから、ちょうどよい加減が必要です。これは技が必要です。

きちんと隠蔽しているかお客様に見ていただいてもすぐにわかるように隠蔽率の低い塗料を使っているということがお分かりいただけましたでしょうか。こういう訳で、別色塗装にしているのです。

手間はかかっていますが、工事代金は跳ね上げていません!!
せっかくの塗り替えですからほんの数年でサビが再発生、なんてことがないように下地処理に時間をかけています。

期待の新人さん!広い面はローラー塗りです。

あれ、これはもしかして?

そうです、当社には女性作業員がいます!細かい作業が得意な社員です。
「塗装してどんどんきれいになって、出来上がっていく過程が楽しい」
だそうです。期待の新人さんです^^





本当に大きい倉庫ですこうして見ると、端まで遠いですね~!大きい倉庫だということがわかります。こちら側は日陰になるので作業しやすいですが、反対側は・・・

私がブログを書くと暑いだの、高いだのばっかりですね、そろそろ怒られそうです(^_^;)







屋根上からつどーむ見えた!屋根のてっぺんは見晴らしがよく、玉ねぎ畑をぐるっと見下ろせました。天気は快晴!奥にはつどーむも見えます。
高いところに上るのが少々苦手な私ですが、頑張って上ってきました(汗・・・
天気も良かったのでただでさえ屋根上は暑いのですが、違う汗もかいていたかも・・・(あっ、また)






今後も、下を見ないように
「大丈夫、足場は崩れない!ちゃんとつかまっていれば大丈夫!」
と、自分に言い聞かせて作業風景写真をアップしていこうと思います(汗!