グリーンペイント 寺沢です


札幌市北区の住宅塗替え工事の続きで

足場仮設工事を終えて次の工程に入ります。


北区お客様邸は、見積り調査の段階で外壁サイディングの劣化が確認でき

特に窓下サイディングの劣化が進んでいて

サイディング板材の交換工事が必要と判断していました。


足場が架かり詳しく調査できるようになったので

打診と目視、劣化がどの深さまで進行しているかの確認を行い

合計12枚のサイディング板交換が必要となりました。


見積りでは10枚交換の予定だったのですが足場が架かり高いところまで

しっかり確認すると枚数が増えることが多々あります・・・
※今後に生かします、すみません^^;

交換枚数を施主様に報告して全箇所12枚分交換で同意を頂き作業に取り掛かります。


新築施工から18年経過し外装メンテナンスは1度も行っていない状態から

サイディング塗装面の防水性は失われ水を吸水しやすい状態になっています。

交換予定のサイディング

特に窓両サイドの下に深い劣化が発生していて、窓枠を伝って流れ落ちる

伝い水がこのような劣化の要因になっている物と考えられます。

窓下に深い劣化が

劣化サイディングの撤去は下地の垂木に規則的に打たれている釘を抜き

他の交換しないサイディングを傷つけないようにそっと外します

取り外しは慎重に

その際撤去したサイディングの原型を壊さないようにすることで

新規のサイディングをカット成型する際に【 型 】として使うことが出来

原型とピッタリに新規サイディングを成型することが出来ます。

外したサイディングで型取り

住宅塗替え工事ではほとんどがモルタル壁、ALC壁、窯業系サイディング壁

金属サイディング壁、この4つの種類の壁のどれかに当てはまり

そのうち窯業系サイディング壁の普及は大きいので

塗替え工事に付随する窯業系サイディングの部分的張替工事は

結構の頻度で発生します。


そんな事情もあり、数年前に知り合いのサイディング工事専門の職人さんに

作業に使う切断工具、寸法取り作業手順

カットも慣れたものです

板材撤去時の下地確認、タイベックシートの破れ、窓廻りの防水シート確認

垂木材の腐食はないか?通気工法はとられているか?

しっかり研修させてもらい10枚程度の部分補修張替はグリーンペイント

自社で施工できるようになっておりサイディング張替を外注に委託

するのと比較して工事金額を低く抑えることが出来ます。

複雑な形もピッタリです