グリーンペイント寺沢です


シーリング工事が終わり外壁の高圧水洗浄を行いました。

いつものごとくですが窯業系サイディングは劣化が進みやすく

経年劣化によりサイディング表面の既存塗装はチョーキングしているので

その表面の粉化物(チョーキング層)を除去するために強い圧力の

洗浄を行うと劣化しているサイディング表層も吹き飛んでしまう
※劣化して粉化しているサイディング表層を残して塗装すると数年で剥離しますので。
高圧洗浄後の外壁
劣化箇所はボロボロと欠けています
毎回、洗浄後にボロボロと欠けた窯業系サイディングを見ると思うのですが

「目視では見えないひび割れ?から雨水入っているんだな~」

雨だれ岩をも穿つでしょうか、10年という年月は建物をここまで劣化させる

そして札幌の冬は氷点下が続きます、マイナスな相乗効果が発生するようで
既存の穴周辺から劣化が進んでいるように見えます
塗装膜の薄い既存穴から浸水している
今回は洗浄後の窯業系サイディングの含水率を計測しました

外壁のみ洗浄で朝から洗浄作業を行い14時くらいに作業終了。

その日の夕方17:30くらいに外壁含水率を計測すると

17%とか17.4%、表層の劣化が進むと板材がかなりの水分を吸収するようです。
洗浄当日は17.4%高い数値です
次の日は朝から天気も良く湿度も低い秋晴れで

昨日の計測から24時間後の夕方17:30分に再度計測

2.1%~3.2%と急激に含水率が下がっていました。
洗浄から27.5時間後は2.1%急激に放湿したようです
窯業系サイディングは表層塗装膜が劣化し防水性が低くなると

雨により壁が濡れるたびに壁材が吸水し、壁の表層に含まれた水分は

急速に外気に放出されて、乾、湿を急激に繰り返している状態です。


それと共に冬期の凍結膨張も加わると窯業系サイディング板材に過酷な環境となります。

これ以上劣化が進行する前に表層の防水性復元が必要ですね。

グリーンペイントは窯業系サイディングの
塗装施工知識や経験が多く沢山の実績を持っています!

・問題が多い、直張り工法への対応策提案!
 ※そのまま塗装すると大変な問題が起きる可能性が高い、寒冷地は特に注意が必要です。
・劣化箇所を確実に取り除く手間をかけた高圧洗浄
・その劣化箇所を全て手作業で1つ1つ補修
・寒冷地の窯業系サイディングに合わせた確実な塗料選択

そのほか納得の資料、データを取り合わせて
見積りご提案させていただきます!

窯業系サイディングの塗替えをご検討の際には
是非グリーンペイントへお声掛けください!!

日が沈むのが早くなりましたね~