グリーンペイント寺沢です


3月中旬より始まったグリーンペイントの塗替え工事ですが

西区八軒住宅は職長斉藤氏が担当することになり

石狩市花川住宅は私が担当することとなりました。
花川住宅が始まります
花川住宅は急勾配屋根が何面にも分かれた形状をしており

よ~く考えてから足場を仮設していかないと作業途中で手・・手が届かない・・・

なんてことが起きそうな、ちょっと難しいところがありそうです。
何だか形状が気になります
一番の問題は建物正面側の一番右側の急勾配屋根とセットになっている外壁

微妙に高い!?遠巻きに見ても人の背丈よりもはるかに高い!

よくあるビケ足場を勾配屋根に仮設する方法で問題ないだろうと思っていたのですが

屋根上の壁高さがあるので通常のスパンで足場を仮設すると不安定姿勢で

墜落災害につながる可能性大ですΣ(゚Д゚)
ビケ足場をメインに組み上げて
思案した結果、屋根から大きく浮かせた細かいスパンの梯子状足場なるものを

仮設しました!これで最上部の破風板や軒天井も塗装可能です!
梯子状高浮かせ足場とでもなずけましょうか?
足場仮設が完了したので、まずは既存シーリングの撤去作業に取り掛かります

そこそこに劣化したシーリングではありましたが、カッターを入れて引き抜こうとすると

まず、ビチビチビチと聞き覚えのある音が
まるで樹木の年輪のようにシール撤去具合が分かります
限りなく薄いシーリングですね
前回塗装工事のシーリング増し打ち工法の薄いシーリングが音を立てて

剥がれていきます、それにしても薄い!感心するくらいに薄い施工です^^;
ビリビリビリと音を立てて薄皮が剥がれます
この薄いシーリングがビチビチ音を立てた瞬間に嫌な予感がしましたが

予感的中で目地底にはバッカーなるものはセットされておらず
物凄く残念な三面接着でした
しっかり三面接着されておりました、残念ながら窓廻りも(*_*;
窓廻りシールも漏れることなく三面接着^^;
シーリングの三面接着は早期断裂を誘発するので目地や窓廻りの

目地底には必ずシーリングと付着しないバッカー材を取り付けるようにと

決まっているのですが結局最後までバッカー材は一つも入っていませんでした😢

その他はブリードタイプのシーリングを使用していたのでシーリング補修跡?が

ハッキリとブリードしていた!?
※シーリングを使用した薄付けの外壁補修は正規の補修方法とはいえません。
外壁補修にシーリングを薄付けで使用している
玄関フード廻りのシリコンシーリングはシリコン処理無しでいきなり塗装したあったので

バリバリと剥がれていました。
シリコンシーリングには無処理で塗装したようです
こんな感じでとっかかりから前回施工の問題が噴出していますが

当初のシーリング撤去予定を1.5倍ほどオーバーしてなんとか

シーリング撤去が完了
何とか既存シーリング撤去完了です
目地底にはボンドブレーカー(バッカー材)を取り付けて
目地底にはボンドブレーカーを取り付けて
シーリング厚を確保出来るようシーリング均し作業は細心の注意をはらい

極力厚みを残せるようシーリングをえぐり取らないようフラットに仕上げます。
シーリング均しは厚みを極力確保する為にフラットに均します