グリーンペイント寺沢です


北区太平住宅の続きです。

太平住宅はサイディングの張替え枚数が、当初の見積りよりも多くなり

7月中旬近くまで作業が続きました。

外壁はサイディング張替と、シーリング施工が完了しているので

下塗りシーラー塗装、多少臭いがしますが弱溶剤浸透性シーラーを使用しています。

寒冷積雪地域では特に、窯業系サイディングは基材の劣化が進みやすいので

浸透力に勝る、弱溶剤系のシーラーはとても有効です。

シーラー塗装完了
シーラー乾燥後→色違いで中塗り塗装→指定色上塗りと施工します。
色違い中塗り
太平住宅の屋根は、半面が普通に立つことが出来る緩やかな勾配で

もう片面は、ロープ無しでは滑り落ちてしまうような急勾配屋根になっていて

ロープ + 落下防止ロリップを併用して塗装していきます。

前回塗装から年数が経過していて、多少のサビも見られるので

屋根は全面に黒色サビ止め塗装を施工しました。
屋根黒色サビ止め完了
太平住宅の屋根には、北海道の住宅には珍しい

屋根裏の熱気を逃がす換気棟が付いています!

グリーンペイントは関東での塗装経験も多く、この換気棟は関東の住宅に

よく使用されている物で、札幌では初めて見ました。

この換気棟はトタン製で、折り曲げたり加工してあり

それにより、大量の繋ぎ合わせ箇所があり、沢山のシーリング防水が必要でした^^;
トタン端部のシーリング施工
防水箇所は全て新しくシーリングを打ち替えます
このような急勾配屋根を塗装するときは2種類の施工方法があり


1つは足場を仮設する方法

急勾配屋根に1足足場を取付け、吸盤状の壁あてパーツを屋根に当てて

足場自体を屋根から浮かすことで、屋根上に足場があるので塗装作業者の

体にかかる負担は少ないが、屋根塗装後に

屋根足場解体後 → 壁あて未塗装部位は別途サビ止め→

上塗りを塗らなければならず

足場費用 + 別途壁あて部位の塗装と、そのかかった費用は

工賃に反映され、結果として工事金額が高くなる傾向があります。



もう一つの方法

ロープにぶら下がる形で塗装する工法は、落下事故につながる可能性がある

危険が伴う作業
になるので、グリーンペイントでは落下防止ロリップを取り付け

手を離しても落ちることのない、安全対策を施してから施工しています


このような形で安全上はクリヤーできても、ロープへ分散できる荷重分は軽くなりますが

作業中の足と、足裏にはとても大きな荷重がかかり続けるハードな労働になります。
急勾配屋根施工状況
足袋がずれてくるほどに!?
↑当社、社員石森君の足袋の状態!→ここまでなるのか?いえ、決してやらせではありません^^;

マリンスポーツのジェットスキーをやっているような状態に近く

足に力を入れてバランスを取らないと、足を後ろ方向に持っていかれる。。。

丁度、ジェットスキーでバランスを崩し、転んだ状態になってもそのまま

ロープを離せずに、体ごと引っ張られてしまう状態のようなイメージ。←我ながらくどい^^;
↑ジェットスキーやったことないんですけどあくまでもイメージということで(;^ω^)


ロープ屋根塗装は屋根足場費用も無く、塗装ロスも出ないので

工事金額を大きく抑えることが出来ます!!



グリーンペイントでは工事金額を極力抑えた

高品質な屋根塗装を施工しています!

屋根塗装をご検討中のお客様、是非グリーンペイントへ

お電話お待ちしておりま~す!!^^