グリーンペイント寺沢です


手稲区新発寒住宅の続きです。

既存屋根の塗膜状態はとても悪く、前回塗装した屋根塗膜が

バラバラ剥がれている状態で、剥離面積が広すぎることから

電動工具での研磨を行いました。
屋根全面ディスクグラインダー研磨
電動工具を使用しても浮き塗膜の除去が限界で、既存塗装膜全てを剥離するには

莫大な労力とコストが発生する
ので
、そのような施工には屋根張替え工事を

お勧めするのですが、施主様との打ち合わせで

平均的塗装工事の範疇での対応ということで、浮き塗膜除去を行います。
こんな感じで研磨していきます
ディスクグラインダー研磨完了
研磨後には黒色サビ止め塗装→トタン端部シーリング施工→
屋根トタン端部シーリング
ハイソリッドシリコン塗装で完了です。
ハイソリッドシリコン仕上げ
塗膜が厚いと反射率が高くなります^^
新発寒住宅はスノーダクト屋根で、ダクトには木製スノコが設置されてあり
屋根木製ダクトカバー
そのスノコを移動すると、ダクト内部にはゴミが大量に溜まっていました
ダクト内にはこんなゴミまで
排水口が詰まりかけていた
木製スノコが設置されているとよくある事なのですが

雨による流水の勢いがスノコで阻害され、ダクト内へ徐々にゴミが溜まります

屋根塗装の際には必ずこのようなゴミも掃除しております
ダクト内清掃
水洗いで洗浄
前回屋根塗装時に、ダクト内部の塩ビ鋼板を通常の屋根塗装で施工してあり

通常使用される塗替え用塗料では、塩ビ鋼板への塗料密着性が良くないのに

そのまま塗装したようで、塗装膜剥離も発生しています。

ここまで清掃してあれば安心です
ダクト内部は、塩ビ鋼板専用のプライマーを使用しないとこのような

剥離が発生するので、今回は正規の塩ビ鋼板塗装手順で施工しました。


外壁施工はクラックへの刷り込み工法から
外壁クラック刷込み補修
密着性を強化したエポキシ樹脂が配合された微弾性フィラー下塗り
下塗り微弾性フィラー塗装
色違い中塗り→指定色の水性シリコン塗料仕上げです。
色違い中塗り後の指定色上塗り
築年数30年以上の外壁モルタル住宅は、唐草と外壁モルタルの隙間が

大きく空き
、そこからの浸水もあるので、今回の施工ではしっかり

隙間を埋めています

唐草下の隙間もしっかり埋めてあります
最後に木製破風塗装の施工紹介なのですが、毎回毎回思います・・・

外部木製品の塗装になると、入り込みすぎてしまう自分。。。(;^ω^)

スライドショー的にご覧ください←長くてすみません自己満足の世界にどっぷりです^^
木製破風施工前
研磨作業
浸透性シーラー塗装1回目
シーラー1回目完了
シーラー2回目
シーラー2回完了 表層が固着されました
シリコン塗装1回目
シリコン塗装1回目完了
1回目完了 合計3回塗装
シリコン2回目
シリコン2回目完了
シリコン2回目 合計4回塗装
シリコン3回目
シリコン3回目完了
シリコン3回目 合計5回塗装
満足するまで辞められないことって、ありますよね。。。(;^ω^)

思ったより時間がかかって焦ったり、夢中になって時間を忘れたり

達成感を得られる時間は、幸せな時間だと思う今日この頃でした!


そんな感じで施工完了です!

この度は、グリーンペイントに工事ご依頼頂き

誠にありがとうございました!!

施工完了です