グリーンペイント寺沢です


7月下旬は豊平区豊平アパートの続きです。

外壁の下塗りシーラー塗装まで終わっているので中塗り前に

サイディングの劣化箇所を補修していきます。
釘頭欠損(小)の補修
小欠損等は流動性のある塗料状の充填剤で補修できます⇩

サイディング板、押さえ釘頭周辺は小欠損が発生することが多いので

エポキシ樹脂の密着性が高い微弾性フィラーを刷り込みます。
微弾性フィラーを刷り込み
流動性があるので補修後に段差も出にくく使い勝手が良いですね。

大欠損の場合は固形に近い、パテタイプの補修材を使います。

こちらは流動性がないので補修跡が出ないよう気を使います。
コード留め具周りにシリコンシーリングがベタベタついている!
⇧ この写真は豊平APに張り巡らされている各種コード類

通常のアパートよりもコードの数が多い!^^;

そしてコードの留め具、そこに打ってあるビス・・・

電気工事士さんでしょうか?良い仕事をしている・・・

外壁にビス等で穴をあける際はシーリングなどを下穴に充填しておいて

そこにビスを打つと浸水を防ぐことが出来る!【 正解!+50点^^ 】

となるのですが惜しかった・・・

充填作業に塗装剥離を起こしシリコン油による汚染まで起こしてしまう

安価なシリコンシーリングをベタベタと周りにはみ出すほどに

塗りたくっていったので先程の評価から【 減点-80点 】

位の評価になってしまいました(*_*;
コード類はブリードするのでブリード止めを塗装
通常であればコードを仮外しして塗装後に復旧するのですが

シリコンがベタベタ付いているので復旧後にシリコン油が塗装膜を

汚すことも考えられ、コード類全部をシリコン止め+ブリード止め処理。

コード類は直接塗料を塗ると数年後にコードのビニールから滲み出してきた

可塑剤によって黒くマダラに変色してしまうので塗装には注意が必要です。
中塗り後に指定色で上塗り
ステンレス製換気口もクリヤー塗装膜が剥がれたり変色が進んでいるので

金属プライマー塗装後に外壁色で塗装。

上の写真は中塗り塗装後の、指定色上塗り塗装です。
真夏の屋根上は体感気温40℃を軽く超えます!
屋根の施工は初めに下地処理、研磨処理から始まります。

真夏の屋根上は高温になり、かつ、かがんでの作業はトタン表面の照り返しも

受けるので体感温度は40℃を軽く超えるような状態になります。
屋根下地処理研磨作業状況
大変な労力のかかる作業ですが、この下地処理作業は

施工後から10年~20年いやいや30年以上にわたって

屋根塗装の予後不良!になるか、ならないかを分かつとても重要な作業です。
※一番初めの屋根塗装は慎重に、その中でも下地処理が最も重要です!
トタン加工部のシーリングが切れている
漏水の可能性があるシール断裂です
トタン立ち上げ部の加工箇所はシーリングのみで防水処理されていることが

多い、シーリングの断裂➡トタン下への漏水へと直結する可能性が高い

トタン屋根の弱点とも呼べるような箇所です。
既存のシール箇所は全て新しくシール打設
このような大切な箇所は上塗り塗装前に屋根用の耐久性が高い

シーリングを厚く、幅広に施工しておきます。
2液シリコンハイソリッド塗料仕上げ
屋根の下地処理作業が完了後に2液ハイソリッドシリコン塗料で仕上げます。
排水ダクト周りのゴミ
屋根塗装時に清掃を行います
屋根塗装の際にはダクト排水口廻りに溜まっているゴミも清掃します。
行き帰りの創成川通りが激混み^^;