グリーンペイント寺沢です


花川住宅の続きです。
バルコニーの床タイルが剥がれています
1Fバルコニーの床に施工してある磁器タイルがあちこち剥がれています。

磁器タイルは防水性が高いのですが、経年劣化により目地セメントの

防水性が低くなり、目地から浸水するようになります。
タイル接着用セメントで
タイル接着用のセメントを使用します。
後で防水施工することになっています
この床面は防水機能をはたしていない可能性が高いので、今回の施工では

磁器タイルごと防水膜で覆う形で施工します。
手摺支柱に水が溜まっています
防水施工の前に手摺支柱が気になります。

このタイプの支柱は中が空洞になっており、外気温との温度差により

内部で結露した水分が溜まり、冬期間の凍結膨張で鉄が裂けたり

支柱内部底面から床コンクリートに浸水しモルタル爆裂に繋がったり

多くの問題を発生させます。
水を抜きます
↑ こんな感じで中に水が溜まっていることが多いです。
グラウト材を注入
底面から少し上に穴をあけ水を抜いてから、グラウト材を注入します。
穴からあふれ出るまで注入します
穴からあふれ出したらOKです。

このグラウト材が内部で固まることにより、新しい底面が出来上がり

水はたまることなくこの穴から排出される仕組みです。
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ガルバリウム波板を吹き付け工法で施工する場合もありますが

近隣への塗料飛散事故のリスクが大きく上がり、さらに吹き付け可能なまで

塗料を希釈する必要があることから、塗料耐久性を大きく下げてしまうので

グリーンペイントでは刷毛塗り仕上げを行っています。

無希釈では刷毛筋等が目立ち仕上がりも良くないので、美観と耐久性のバランスから

5%という低希釈で施工したので、耐久性はとても期待できると思います!



この度はグリーンペイントに工事ご依頼いただき

誠にありがとうございました!!