グリーンペイント寺沢です。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
北29条付近住宅の続きです。
前回は下塗りまで終わっていたので中塗りを塗っていきます。
上塗り塗装で元の色に戻すような感じになりました。
軒天井の下塗りシーラー塗装です。
写真でもわかるようにシーラーがすごいスピードで吸い込まれていきます。
軒天井は劣化が進行しやすいので、シーラーを塗装して吸い込みを止めておきます。
10年前に当店で屋根を塗装させて頂いたのですが、小さな塗膜剥離が
各所に発生していました。
剥離箇所は全て下地のトタン素地が出るような剥がれ方をしています。
北29条付近住宅は築年数40年以上ということから考えて3回くらいは
屋根塗装を施工しているはず、そのうちの1回が当店で工場出荷時の塗膜を入れて
4回分の塗膜があるのに、そのすべてが剥がれ下地の金属まで露出するということは
1回目の屋根塗装まで期間を空けすぎたことが原因で、最初の工場塗装が風化し
トタンへの密着性が低くなったところへ塗替えをしてしまい、塗り替え回数を
増やすことで塗料の乾燥収縮作用の引っ張り力に耐えきれなくなり、
塗膜剥離が発生する仕組みです。
このようなことから最初の塗装は10年位で塗装しておくこと。
これに尽きると思います。
しかし塗膜浮きが発生する状態ではあれ、10年間でそこまでひどい
サビに発展もしないようなので、かなり高額な工事になる屋根張替えや
塗装膜全面剥離まで行う必要があるか?
必ずこうしなければいけません等と言い切れる問題ではないので
当店としては事情説明をしたうえでの施主様の判断を尊重しています。
下屋根排水ダクトが逆勾配になっていて、排水口の逆側に最大で8cmくらい
水が溜まっています。
施主様から「充填材のようなもので勾配調整できないだろうか?」との
ご要望があったのですが、スタイロフォームで形成してシーリングで防水
という方法で勾配取りをしていたパターンは、どこかから水でも入ろうものなら
内部でメチャクチャにサビが進行するのを見てきました。
直接シーリング等で勾配を取るというのも8cm分を勾配均しすると
とんでもない量のシーリングを使用するのと、厚すぎで硬化不良や断裂発生の
リスクも大きいでしょう、ウレタン防水の基材なんかも同様に問題が起きます。
雨水が最大で8cm溜まる条件ならば、塗膜より防水膜のほうが良いはずです。
時期によっては自然乾燥もあり常時冠水しているわけでもないので、低コストで
メンテナンス性も良い防水仕上げで施工しました。
玄関木製扉は施主様がホームセンターで購入したニス等を塗装してあったのですが
バラバラと剥がれた状態になっていました。
木部用ニスは外部で使用すると耐候性が弱いのですぐダメになります。
塗装膜全面剥離後に木部用防腐保護塗料の2回塗りで仕上げました。
こちらも低コストでメンテナンス性の高い塗料なので
次回メンテナンス時にはとても安い工事金額で施工できます。
いつも当店に工事ご依頼してくださり誠にありがとうございます!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
北29条付近住宅の続きです。
前回は下塗りまで終わっていたので中塗りを塗っていきます。
上塗り塗装で元の色に戻すような感じになりました。
軒天井の下塗りシーラー塗装です。
写真でもわかるようにシーラーがすごいスピードで吸い込まれていきます。
軒天井は劣化が進行しやすいので、シーラーを塗装して吸い込みを止めておきます。
10年前に当店で屋根を塗装させて頂いたのですが、小さな塗膜剥離が
各所に発生していました。
剥離箇所は全て下地のトタン素地が出るような剥がれ方をしています。
北29条付近住宅は築年数40年以上ということから考えて3回くらいは
屋根塗装を施工しているはず、そのうちの1回が当店で工場出荷時の塗膜を入れて
4回分の塗膜があるのに、そのすべてが剥がれ下地の金属まで露出するということは
1回目の屋根塗装まで期間を空けすぎたことが原因で、最初の工場塗装が風化し
トタンへの密着性が低くなったところへ塗替えをしてしまい、塗り替え回数を
増やすことで塗料の乾燥収縮作用の引っ張り力に耐えきれなくなり、
塗膜剥離が発生する仕組みです。
このようなことから最初の塗装は10年位で塗装しておくこと。
これに尽きると思います。
しかし塗膜浮きが発生する状態ではあれ、10年間でそこまでひどい
サビに発展もしないようなので、かなり高額な工事になる屋根張替えや
塗装膜全面剥離まで行う必要があるか?
必ずこうしなければいけません等と言い切れる問題ではないので
当店としては事情説明をしたうえでの施主様の判断を尊重しています。
下屋根排水ダクトが逆勾配になっていて、排水口の逆側に最大で8cmくらい
水が溜まっています。
施主様から「充填材のようなもので勾配調整できないだろうか?」との
ご要望があったのですが、スタイロフォームで形成してシーリングで防水
という方法で勾配取りをしていたパターンは、どこかから水でも入ろうものなら
内部でメチャクチャにサビが進行するのを見てきました。
直接シーリング等で勾配を取るというのも8cm分を勾配均しすると
とんでもない量のシーリングを使用するのと、厚すぎで硬化不良や断裂発生の
リスクも大きいでしょう、ウレタン防水の基材なんかも同様に問題が起きます。
雨水が最大で8cm溜まる条件ならば、塗膜より防水膜のほうが良いはずです。
時期によっては自然乾燥もあり常時冠水しているわけでもないので、低コストで
メンテナンス性も良い防水仕上げで施工しました。
玄関木製扉は施主様がホームセンターで購入したニス等を塗装してあったのですが
バラバラと剥がれた状態になっていました。
木部用ニスは外部で使用すると耐候性が弱いのですぐダメになります。
塗装膜全面剥離後に木部用防腐保護塗料の2回塗りで仕上げました。
こちらも低コストでメンテナンス性の高い塗料なので
次回メンテナンス時にはとても安い工事金額で施工できます。
いつも当店に工事ご依頼してくださり誠にありがとうございます!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
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