グリーンペイント寺沢です。
北区篠路住宅の続きになります。

高圧洗浄で剥がれる所は剥がしたのですが、劣化の割に剥がれない所も
多かった印象でした。

剥がれない所は全然剥がれません。

窓両サイドの下部は木材が変色しているので腐食が進んでいるようです。

いつもと違う妙な作業経過なので、念のためディスクグラインダーで研磨します。
旧塗膜に傷を付けて塗料足掛かり効果による密着性向上と、見逃した
浮き塗膜除去が目的です。
洗浄後ですが物凄い粉が発生してしまいました。。。

既存塗膜が剥がれて木下地が出ている所に、水性木材保護専用塗料を
タッチアップ塗装します。

物凄いショックだったのですが、既存塗装に新しい塗料がまるで密着しません!?

ここまで密着しないのは初めて見ます。
まるでシリコンの上に塗装したかのようにまるで密着していません。
篠路住宅の木部は新築時に油性オリンピックステインのソリッド白が
使われており、当時のオリンピックステインは亜麻に油と顔料を混ぜたような
塗料成分になっていて、触るとクレヨンの表面のような触り心地?
ツルツルしていて爪を立てると削れるが、粘りのようなものがあって木材に
食い込んでいるようにも見える・・・

絶望的に問題性が高い既存塗膜です。
上の写真は車庫の既存塗膜なのですが、車庫は16年前も当社で塗装しておらず
施主様がホームセンター購入の水性木材専用塗料を塗装していたそうです。
下地に油性オリンピックステインがある限り、何度塗っても剥がれてくる
そして撥水性は無いので降雨、降雪のたびに木材に水分は浸み込んでいく

スウェーデンハウスメンテナンス部門でも、早期に油性オリンピックステインの
仕様を止め、別の塗料にシフトしていて現在は窓廻りやコーナー木部は
現地塗装の無い、樹脂製の部材に変更しているようです。。。
とにかく既存塗膜を除去しないと、根本的な解決は無いということは
はっきりしました。

木部の問題に取り掛かっている間に、他の箇所も作業を進めていきます。
外壁下塗りシーラー塗装です。

篠路住宅の仕上げ色彩はかなり特濃色になるので、発色性に難点がある
水性塗料は避けて弱溶剤系2液シリコン塗料を使用します。
なので外壁、軒天井共に同じ弱溶剤系の下塗りシーラーを塗装します。


横張トタンはトタンかみ合わせ箇所の隙間下地処理が肝心です。
劣化は軽度ですが、ディスクグラインダーを使用しガッチリ研磨していきます。

ほとんど除去できたと思います!

下塗りサビ止め塗装です。
このサビ止めもトタンかみ合わせの奥まで塗装する必要があります。

屋根下塗りサビ止め塗装完了です。
その日に写真を撮り忘れ、次の日の朝に撮影したので朝露が写っていますm(__)m
続く。。。
北区篠路住宅の続きになります。

高圧洗浄で剥がれる所は剥がしたのですが、劣化の割に剥がれない所も
多かった印象でした。

剥がれない所は全然剥がれません。

窓両サイドの下部は木材が変色しているので腐食が進んでいるようです。

いつもと違う妙な作業経過なので、念のためディスクグラインダーで研磨します。
旧塗膜に傷を付けて塗料足掛かり効果による密着性向上と、見逃した
浮き塗膜除去が目的です。
洗浄後ですが物凄い粉が発生してしまいました。。。

既存塗膜が剥がれて木下地が出ている所に、水性木材保護専用塗料を
タッチアップ塗装します。

物凄いショックだったのですが、既存塗装に新しい塗料がまるで密着しません!?

ここまで密着しないのは初めて見ます。
まるでシリコンの上に塗装したかのようにまるで密着していません。
篠路住宅の木部は新築時に油性オリンピックステインのソリッド白が
使われており、当時のオリンピックステインは亜麻に油と顔料を混ぜたような
塗料成分になっていて、触るとクレヨンの表面のような触り心地?
ツルツルしていて爪を立てると削れるが、粘りのようなものがあって木材に
食い込んでいるようにも見える・・・

絶望的に問題性が高い既存塗膜です。
上の写真は車庫の既存塗膜なのですが、車庫は16年前も当社で塗装しておらず
施主様がホームセンター購入の水性木材専用塗料を塗装していたそうです。
下地に油性オリンピックステインがある限り、何度塗っても剥がれてくる
そして撥水性は無いので降雨、降雪のたびに木材に水分は浸み込んでいく

スウェーデンハウスメンテナンス部門でも、早期に油性オリンピックステインの
仕様を止め、別の塗料にシフトしていて現在は窓廻りやコーナー木部は
現地塗装の無い、樹脂製の部材に変更しているようです。。。
とにかく既存塗膜を除去しないと、根本的な解決は無いということは
はっきりしました。

木部の問題に取り掛かっている間に、他の箇所も作業を進めていきます。
外壁下塗りシーラー塗装です。

篠路住宅の仕上げ色彩はかなり特濃色になるので、発色性に難点がある
水性塗料は避けて弱溶剤系2液シリコン塗料を使用します。
なので外壁、軒天井共に同じ弱溶剤系の下塗りシーラーを塗装します。


横張トタンはトタンかみ合わせ箇所の隙間下地処理が肝心です。
劣化は軽度ですが、ディスクグラインダーを使用しガッチリ研磨していきます。

ほとんど除去できたと思います!

下塗りサビ止め塗装です。
このサビ止めもトタンかみ合わせの奥まで塗装する必要があります。

屋根下塗りサビ止め塗装完了です。
その日に写真を撮り忘れ、次の日の朝に撮影したので朝露が写っていますm(__)m
続く。。。
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