グリーンペイント スタッフのブログ

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カテゴリ: 2024年 住宅塗装

グリーンペイント寺沢です。


北区篠路住宅の続きです。
剥離剤で剥がします
リムーバー塗装
既存の油性オリンピックステインは剥離剤を使用して剥がすことにしました。

しぶとい塗膜で、剥離剤を2回塗ってようやくふやけてきます。

油性オリンピックステイン癖が強すぎますね。(^^;
リムーバー2回塗りでようやく
剥がしずらい塗膜です
当初の施工といろいろ変わってきているので、施主様と協議のうえで

剥離範囲は【目立つところ、手間が少なくて済むところを優先で剥がす】

という範囲にしました。

窓枠のような複雑な形状だと、細かい出隅・入隅、小口まですべて剥がすと

上記剥離範囲の3~4倍の手間になってしまいます。

その手間はお客様の負担にもなるので、費用対効果を適切にわかりやすく

説明する義務が施工店にはあると思います。
剥離の後に高圧洗浄作業
かなり綺麗に除去できました
剥離剤には急激な乾燥防止用ワックスが入っていて密着不良の原因にも

なるものなので、高圧洗浄作業でワックス+木目に入った既存塗膜を出来る限り

除去します。
これならば密着性抜群です
理想的なレベルまで除去出来ました。

スウェーデンハウスの白色木部塗装が剥がれているのを、しょっちゅう見ますが

相当根深い問題があることが再確認できました。
木材保護塗料1回目
ようやく木部塗装を再開できます。

水性木部専用塗料は、防腐、防カビ、防虫、透湿性、弾性と木材に必要不可欠な

塗膜特性を備えた塗料で、ソリッドタイプは含浸型と比較して耐候性も高く

確実な下地さえ作ることが出来ると、最も木材に適した塗料だと思います。
両窓下に木材変色箇所
含水率の高そうな色です
木材含水率を計りながら木部塗装を進めましたが、窓枠両サイド下部の

含水率が数日置いても一向に下がりません。
塗装可能含水率
水性木部専用塗料が塗装できる含水率は18%以下となっているので

この数値は合格です。
物凄い含水率です
色が変色している箇所は54.7%という高い含水率で、数日放置しても

含水率が下がりません。

腐食した木繊維は水を含みやすく、深く含水する為、乾燥が極端に遅くります。
腐食箇所は除去します
腐った木材を復活させる術はないので除去します。
全て除去しました
水がしみている深いところまで除去しました。
除去した木部、腐ってますね
除去した木材ですが、ボソボソ?モシャモシャ?そんな表現が当てはまる

力を入れるとボロボロと崩れる状態でした。
シーリングで形成
削り落とした奥の含水率もチェックし、安全な含水率になった所で

シーリングを使用し元の形に形成します。
木材保護塗料2回目
木材保護塗料2回目塗装。
だいぶ厚みが付いてきました
毛羽を削り落とし塗り重ねるうちに、塗装膜厚も付いてきました。
塩ビ鋼板プライマー
窓枠の皿板トタンは塩ビ鋼板になっているので専用プライマーを塗装します。
縦方向あいじゃくり隙間s
あいじゃくりに空いている隙間です。
充填材で隙間を埋めました
南西面は特に動きがあるようなので、今後の塗膜割れ対策に黒色充填材を使用。
割れ、釘頭、凹部補修
外壁各所の割れ、釘頭隙間補修です。
中塗り塗装
外壁中塗り塗装です。
上塗り塗装
弱溶剤2液シリコン塗料3部艶で上塗り。
回転式の窓塗装
窓は回転式になっているので、足場を一部解体するとほとんど塗装出来ます。
出来る所まで塗装します
南西面の木部は灰色化が進んでいますね。
一部足場解体しながらの作業
窓をおさえているステーが回転と連動して動くので、ステーに隠れる

部位まで塗装出来ます。
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いつもグリーンペイントに工事ご依頼くださり

誠にありがとうございます!!













グリーンペイント寺沢です。


北区篠路住宅の続きになります。
高圧洗浄でかなり剥がれました
高圧洗浄で剥がれる所は剥がしたのですが、劣化の割に剥がれない所も

多かった印象でした。
頑丈にくっついている箇所もある
剥がれない所は全然剥がれません。
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窓両サイドの下部は木材が変色しているので腐食が進んでいるようです。
ディスクグラインダー研磨
いつもと違う妙な作業経過なので、念のためディスクグラインダーで研磨します。

旧塗膜に傷を付けて塗料足掛かり効果による密着性向上と、見逃した

浮き塗膜除去が目的です。

洗浄後ですが物凄い粉が発生してしまいました。。。
剥離箇所タッチアップ
既存塗膜が剥がれて木下地が出ている所に、水性木材保護専用塗料を

タッチアップ塗装します。
まるで密着しない!?
物凄いショックだったのですが、既存塗装に新しい塗料がまるで密着しません!?
この剥がれ方は異常です
ここまで密着しないのは初めて見ます。

まるでシリコンの上に塗装したかのようにまるで密着していません。

篠路住宅の木部は新築時に油性オリンピックステインのソリッド白が

使われており、当時のオリンピックステインは亜麻に油と顔料を混ぜたような

塗料成分になっていて、触るとクレヨンの表面のような触り心地?

ツルツルしていて爪を立てると削れるが、粘りのようなものがあって木材に

食い込んでいるようにも見える・・・
車庫の剥離
絶望的に問題性が高い既存塗膜です。

上の写真は車庫の既存塗膜なのですが、車庫は16年前も当社で塗装しておらず

施主様がホームセンター購入の水性木材専用塗料を塗装していたそうです。

下地に油性オリンピックステインがある限り、何度塗っても剥がれてくる

そして撥水性は無いので降雨、降雪のたびに木材に水分は浸み込んでいく
剥がれています
スウェーデンハウスメンテナンス部門でも、早期に油性オリンピックステインの

仕様を止め、別の塗料にシフトしていて現在は窓廻りやコーナー木部は

現地塗装の無い、樹脂製の部材に変更しているようです。。。

とにかく既存塗膜を除去しないと、根本的な解決は無いということは

はっきりしました。
外壁下塗りシーラー塗装
木部の問題に取り掛かっている間に、他の箇所も作業を進めていきます。

外壁下塗りシーラー塗装です。
軒天井下塗りシーラー塗装
篠路住宅の仕上げ色彩はかなり特濃色になるので、発色性に難点がある

水性塗料は避けて弱溶剤系2液シリコン塗料を使用します。

なので外壁、軒天井共に同じ弱溶剤系の下塗りシーラーを塗装します。
屋根下地処理
横張りトタンすき間の研磨
横張トタンはトタンかみ合わせ箇所の隙間下地処理が肝心です。

劣化は軽度ですが、ディスクグラインダーを使用しガッチリ研磨していきます。
ゴミ、サビ全て除去出来ました
ほとんど除去できたと思います!
屋根サビ止め塗装
下塗りサビ止め塗装です。

このサビ止めもトタンかみ合わせの奥まで塗装する必要があります。
サビ止め塗装完了
屋根下塗りサビ止め塗装完了です。

その日に写真を撮り忘れ、次の日の朝に撮影したので朝露が写っていますm(__)m


続く。。。

















グリーンペイント寺沢です。


10中旬は職長斉藤氏が担当する手稲区前田住宅を施工させて頂きました。
手稲区前田住宅
前田住宅施主様は2015年10月に自宅屋根塗装、2016年5月に

所有されている賃貸物件屋根塗装を施工させて頂いたリピートのお客様になります。

今回前田住宅の施工内容は、屋根、パラペット屋根、軒天井一部張替え後塗装

外壁の塗装はナシという施工でした。

足場仮設して外壁を塗装しないのはロスではないか?と考えてしまいますが

そこは施主様の計画や事情というものがあると思いますので

グリーンペイントではどのようなご要望にも合わせれるようにしています。


いつも当店に工事ご依頼いただき誠にありがとうございます!!

グリーンペイント寺沢です。


10月下旬は北区篠路住宅を施工させて頂きました。
北区篠路住宅
篠路住宅の施主様は2008年5月に屋根・壁塗装、2015年6月に屋根塗装を

施工させて頂いたリピートのお客様になります。

いつもありがとうございます!!
足場仮設完了
足場仮設完了です。
既存木部の状態が悪い
塗膜が剥がれています
かなり剥がれています
篠路住宅はスウェーデンハウス施工の住宅で木部が各所にあります。

前回の外壁、木部塗装から16年5ヵ月経過しており、その間に施主様が

塗装した跡もありましたがかなり劣化が進行したようです。

スウェーデンハウス初期型の白色木部塗装は警戒していましたが

塗膜の剥がれ方に不安をおぼえます。
外壁は若干の艶が残っています
チョーキングしています
前回は弱溶剤2液ウレタン塗装だったのですが、変色とチョーキングは

発生していますが経年から考えて状態は良いほうだと思います。
高圧洗浄作業
塗膜剥離にはいつも通りに高圧洗浄で剥がせるだけ剥がす

この方法でほとんどの場合うまくいくのですが・・・


続く。。。

グリーンペイント寺沢です。


北区新琴似住宅の続きになります。
手摺サビ止め塗装
手摺鉄部は既存塗膜を剥がした後に、亜鉛メッキに対応できるプライマーを

塗装して下塗りサビ止め塗装となっています。
バルコニー床トタンサビ止め塗装
2Fバルコニーの床トタンはガルバリウムなので、ガルバリウム対応の

プライマー塗装後に黒色サビ止め塗装です。

亜鉛メッキもガルバリウムもどちらも通常塗装では簡単に剥がれます。

なので適合するプライマーを塗装する必要があります。
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シーリングをはじめ他にもたくさんの工程があったのですが

すっかり写真を撮り忘れてしまいました。m(__)m
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いつもグリーンペイントをご指名してくださり

誠にありがとうございます!!

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