グリーンペイント スタッフのブログ

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タグ:ラジカル制御シリコン塗装

グリーンペイント寺沢です


5月下旬の工事は北区屯田住宅の続きです。

外壁、屋根共に下地処理まで完了しているので

外壁は下塗りを塗装、使用塗料はエポキシ樹脂微弾性フィラーを使用
エポキシ微弾性フィラー下塗り完了
屯田住宅は既存塗装がリシン仕上げなので、細かい珪砂により凹凸があり

塗料の使用量が通常塗膜の1.5倍以上使用します。
マクロ撮影
その分厚く塗膜が付きやすいのでひび割れ防止、耐久性向上が期待できます。
中塗り
外壁仕上げ色はかなりの黄色・・・

色には隠ぺい率という物があり、その色が下の色を隠すことの出来る割合?

とでも言いましょうか、その隠ぺい率が全色の中で最も低いのが

1位=黄色、2位=赤色、3位=白色となっていて黄色は恐ろしいほど隠ぺい率が悪い
上塗り
下地の色が透けたりしないかハラハラしながら上塗りを塗る

中塗りにセッティングした色が上塗りよりも濃い色だったので(;゚Д゚)
上塗り後マクロ
撥水型ラジカル制御シリコン塗料仕上げ
今回中・上塗りに使用した塗料は撥水型ラジカル制御艶消しシリコン塗料

完全艶消しですごい撥水性を持つチョーキングしにくいシリコン塗料^^撥水型塗料は蓮の葉の構造だそうで
こんな感じで撥水します
ちょうどお客様の庭に植えてあった蓮の葉系の植物?が水を弾いていたので

撮影したのですが、まさにこんな感じで水を弾くので汚れにくくなっています。
サイディング面上塗り
一色塗りつぶしだとべたッとして見える
続いてサイディング壁の上塗りですが凹凸模様のあるサイディングは

1色で塗装するとベタっとした感じになりますね~(*_*;
凹凸2色仕上げです
2色仕上げにするとガラッとイメージが変わりますね。
サイディング部の2色仕上げ
屋根は赤系色で仕上げなので赤錆色サビ止め塗料を塗ります
屋根赤錆色サビ止め塗装完了
止め釘が緩んでいます
棟トタンの止め釘が緩んでいる箇所があるので
釘を打ちなおします
ハンマーで叩いて打ち直ししてから
再度緩まないようシーリングで固定
釘穴防水と再度の釘緩み防止にシーリングで固着させます。
屋根用高耐久シーリング使用
屋根シーリングは屋根用の高耐久シーリングを使用しています。
2液混合型ハイソリッドシリコン仕上げ
2液混合型ハイソリッドシリコン塗料仕上げ、耐久性が期待できる塗料です。
バルコニー下も完了
バルコニースノコ下も、研磨→錆止め塗装→ハイソシリコンで仕上げています。
ハイソリッドシリコンの鏡面仕上げ^^
塗膜厚みを感じさせる仕上りです!
塗装完了後にてっすり根本を復旧
シリコンシーリングは油が出るので使用しません
手摺根本は塗装後に塗装用シーリングで接着します。
破風板は白色で仕上げ
水切りはアルミなので金属プライマーを下塗りに使用
破風、水切り共に白色仕上げ、見切り材として各色を引き立てますね。

水切りはアルミ製なので金属プライマーを塗装後に仕上げています。
施工完了
この度はグリーンペイントに工事ご依頼頂き誠にありがとうございました!!








グリーンペイント寺沢です


4月下旬は前回に引き続き、北区新琴似マンションの塗装工事です。

建物が大きいので、あんまり進んだ気がしない^^;
吹付け用の上部養生
Uカット処理した箇所の既存に合わせたパターン成型を行うのですが

とにかく、駐車場が近くて飛散事故が怖いので上部養生は必須です。
Uカット部の吹付けパターン形成
現在は住宅塗替えがメインになっているのでエンジンコンプレッサーを使用して

本格的に吹き付け作業をする機会が減りました。
手摺天場は高圧水洗浄でかなり剥がれた
新琴似マンションの塗装仕様は、下塗り→微弾性エポキシフィラー

中・上塗り→水性ラジカル制御シリコン塗装の3回塗り仕上げなのですが

塗装後に経年劣化で剥がれやすい個所はあらかじめ、さらに密着性が高い

カチオンエポキシシーラーを塗装しておきます。
密着性の高いシーラーを塗っておきます
出窓上の斜壁なんかも良く剥がれるので同様にシーラーを塗装しておきます。
出窓上の斜壁は要注意箇所です
シーラータッチアップ塗装後に下塗り微弾性エポキシフィラーを塗装します。
微弾性エポキシフィラー塗装
数年前まではモルタル、コンクリートの下塗りには微弾性フィラーが

主流だったと記憶しています。

あまり密着性が良い材料ではないなと当時から思っていましたが

とくだん、経年劣化で微弾性フィラーが剥がれたなどということもなかったのですが

現在の主流は密着性を向上させた微弾性エポキシフィラーが多くなったので

グリーンペイントでも採用しております。
通常微弾性フィラーより密着性に優れる
微弾性エポキシフィラーの乾燥を確認し、中塗りを塗装
上塗りと色違いで中塗り
最近の中・上塗り塗料は通常のシリコン樹脂だけではなく

付加価値、機能性を追加した商品が多くなってきており

ラジカル制御型という紫外線でチョーキング現象が発生しにくくなった

機能が付与されたりと通常塗料に添加される成分が多く

混合比率の調整などが昔に比べて難しくなってきているというよう話を

塗料メーカー営業の方から聞きました。
上塗りは指定色で塗装
耐久性は上がっているが、塗料がダレやすくなったり

数分放置しただけで容器に入っている塗料に皮がはってしまったりと
各階ごとに色違い帯が入る
単純に性能向上だけでは済まないようですね。

しかし、工事発注されるお客さまには良い商品が増えていることは確かです(^o^)/
軒天井はシーラー塗装後に仕上げ
軒天井は何かと剥離トラブルの多い箇所なので密着性の高い

カチオンエポキシシーラー塗装後に通気性の良い塗料を1回塗り仕上げで

透湿性、通気性確保を最優先にします。

こと、軒天井に限っては塗装膜の厚みはデメリットが大きくなります。
正面入り口上部の石目調はクリヤー仕上げ
正面玄関上には石目調の吹き付け仕上げ箇所があり

シリコンクリヤー3部艶を2回塗りで耐久性を回復させます。


・・・これだけ大きな工事だったのに足場解体後の

全景完了写真を撮り忘れてしまいました( ゚Д゚)

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