グリーンペイント寺沢です。
外構も整ってきて少しずつではありますが
N○K 特別番組 「大いなる大地、自然界へと還っていく建造物」?から
同じく特別番組 「過疎の村に響く復興の木槌」!?
ぐらいへの変化が表れてきております。^^;
前々から何とかしたい、みすぼらしいな~と思っていた
外装イメチェンにいよいよ挑戦です。
既存の外装は、昔懐かしの波板トタン亜鉛メッキ処理、無塗装品ですね
25年も経つとこんなにも錆びるものなのか
いや、逆に25年ノーメンテナンスでこれだけ持ったのは優秀か!?
そちらの方が注目ですね。
亜鉛メッキって耐久性高いです、しかし剥離のリスクがあるので
ペンキ屋は嫌う部材といえます。
ペンキ屋なんで本当は塗装できれいにしましょう~~と行きたいのですが
既存波板が・・・?波板なんで波打ってて当然なんですが・・・
波板とは違ううねりがあるんです、経年劣化でたわんだものなのか
それとも大工さんの腕が問題か?
これは塗装ではどうにもなりません・・・無理です。^^;
「無理な時は諦めが肝心!」。。。とはいきませんので塗ってだめなら、張りましょう!!
ここでまた余談なのですが
外装材を張るとは、はたしてどちらの貼るであろうか?
権威ある?YAHOO知恵袋の回答
カテゴリーマスターA氏から「云々カンヌン~~(長いので割愛^^;)垂直加工は張るで、水平加工は貼るということですよ」
B氏の意見「釘どめや固定は張る、糊や接着剤が貼るであります!」
じっくり時間をかけて読んだのですが、どれもごもっともな回答です。
建築業に携わり、張ると、貼るの明確な答えを持たないまま
現在に至っている私でした。^^;
さて、そろそろ本題に戻ります
カラー波板は昭和レトロ風になりそうなので却下!!
外装用ガルバリウム鋼板は値が張るので却下!!(←この場合も張るなんですね!)
木板材をよろい張り=塗装メンテナンスに
どんだけ~~ってくらい費用かかります! 却下!!
透明波板を外装に!?=全部丸見えは、ちょっと恥かしい・・・(*´ェ`*)
このような議論、試行錯誤を繰り返した末、ついにみつけました。
外とシンプルなのですが値段も手ごろその名も「角波板!!」
なんだよ~引っ張っておいて角波か、とは言わないでね(;^ω^)
オフホワイト角波板、見た目結構かっこいいです!
予算の都合があるので前面だけ張るのですがなんといってもコストが◎
ペンキ屋なのですが、グリーンペイントの職人さんたちは足場をかけるのがとにかく早い!
これは間違いなく自慢できるレベルだと思います。
※グリーンペイントでは塗り替えの際、自社の職人
自社の足場材を使用して足場を仮設しています。
凹凸のない平面ですが20分で足場仮設完了です!
角波板を張る際は、しっかりレベルを取り
縦のラインが曲がらないように気を付けます。
慎重に、開口部を金属切断用ディスクグラインダーでカット
波板をカットした際グラインダーの切子が角波板の上に残っていると
後で水分を含んだ時に点点と汚い錆び跡が出てきます。
意外と見落としがちなのですが、白色トタンでは特に入念な掃除は必須です。
また純白のオフホワイト仕上げということで、角波板のビス止めも
後々錆が出ないステンレスビスを使用しました。
こうして角波板を張り終えると、まるで別の建物のように見えます。
この倉庫は白と黒のコントラスト、モノトーン仕上げにしてみたかったので
完成イメージにどんどん近づいています。
※下の写真は破風塗装(黒色塗装)、窓枠塗装(バインダー後黒色塗装)
入り口扉交換等々行った後の写真で
それまでの工程をちょっとばかり端折っております。m(__)m